静かなクリスマスイブ(12-12-24)
クリスマスはいうまでもなくキリスト教の行事であり、日本では長い間西洋文化の象徴として、あこがれをもって親しむ日であったようだ。また、クリスマスイブにはどこの商店街でもクリスマスソングが鳴り響いていた記憶がある。歳末大売出しとセットだったかもしれない。
しかし、1980年代のバブル期をピークとして、クリスマスに対する意識の変化が見られるようになったといってよいだろう。サンタクロースがプレゼントを持ってくる日、ということについては変わりがないものの、お正月に備える時期として、クリスマスの位置づけが軽くなったのか。クリスマス・デコレーションも夜のイルミネーションが目立つようになってツリーの数は減った。クリスマスケーキは小型化して売場も少なくなっている。
代官山蔦屋書店に向かう旧山手通りには、クリスマスイブらしさはないといってよいほどだった。蔦屋書店のガラスには「12月24日クリスマスイブ。欧米諸国では、家族と過ごす日という習慣になっている」と書かれていて、早く帰れといわんばかり。店内にクリスマスソングのCDは積まれていたが、流れる音楽にクリスマス色はない。
24日の午後5時と8時に降誕ミサのある旧山手通りのカトリック教会ですらクリスマスらしさは控え目だった。
蔦屋書店の入り口に書かれたメッセージ
蔦屋書店隣のアロハテーブルのクリスマスツリー
聖ドミニコ カトリック渋谷教会入り口
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