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2012年11月

中央環状品川線と山手通りの整備(12-11-29)

山手通りの地下を走る中央環状線の、大橋ジャンクションから大井ジャンクションまでの品川は来年度の開通予定で工事が進んでいる。ただし、大井方向に入ることができる出入口は品川線にはなく、新宿線の甲州街道に近い初台南出入口となる。したがって、渋谷や中目黒から羽田やアクアラインへの近道にはならない。中央環状線が全線開通すると、新宿駅が東京のバスターミナルとして重要な役割を果たすようになるのだろう。新宿駅からなら、羽田空港、国際展示場、千葉県全域へのバスによるアクセスが良くなる。
このエリアについては、中央環状線全線開通による利便性の向上はほとんどないのだろうが、中央環状線の工事が終わることで、山手通りの整備がされることが期待できる。現在工事で塞がれている車線部分は、歩道の拡幅となるはずだ。松涛2丁目交差点かの栄通りが来年春には両側通行となることとあいまって、中目黒駅と東急本店を結ぶ道として山手通りが注目されるようになってもおかしくない。10年以上もの間工事中だった松見坂付近の山手通りも、あと3年もすれば見ちがえるようになっているのかもしれない。

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池尻大橋というターミナル(12-11-27)

東名高速を走り新宿に向かう長距離の路線バスの本数がどれだけあるのかは分からない。分かる範囲では小田急箱根高速バスの箱根線が30分ごとに運行し、三島エクスプレスが平日4往復、休日6往復運行しているということだ。
これらの路線では池尻大橋もバス停として利用されている。池尻大橋は田園都市線・半蔵門線に連絡するターミナルということにもなっている。
バスは東名高速を走って首都高の池尻出口から246に入って、池尻大橋駅の出入口にあるバス停を通り、大坂橋の手前で山手通りに降り新宿へと向かう。池尻大橋で地下鉄に乗り換える利用者が少なくないことは、バス内での連絡アナウンスで分かる。だから、このバス路線を利用する人たちにとって、池尻大橋は東京の入り口となるはずなのだ。
池尻大橋が東京の入り口の一つというのは突飛なことではあろう。それでも大橋ジャンクションの屋上庭園と組み合わせ、そのような演出をすれば、あながち冗談ともいえないのではないか。

クロスエアタワー
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246を跨ぐ歩道橋「オーパスブリッジ」から
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大坂橋の手前で山手通りへ
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新宿方面へ向かう工事中の山手通り
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大坂橋下にレストラン(12-11-22)

山手通りは中目黒から氷川神社にぶつかる道と分かれるところまでは賑わいがあるのだが、そこから大坂橋をくぐってしまうと、打って変わって商店がなく人通りも少なる。その先、松見坂交差点と松濤2丁目交差点には何軒かの飲食店があるものの、大坂橋の下は完全な空白地帯。そんな場所にヨーロピアン料理とストリートライブを楽しむ店ということで、「MIRANDA BLUE」が11月17日にオープンした。歩道からヨーロピアンスタイルのインテリアを見ることができる。路上ライブのように投げ銭ベースで演奏するミュージシャンを店では募集していて、ライブが始まれば、外からも演奏している様子は見えるはずだ。

80席ものゆったりとして客席があるけれど、周辺に人通りがないこともあって、今のところランチタイムの客はまだまだというところ。山手通りの工事が終わると歩道が拡張され、景観もよくなるるのだろうが、しばらくは窮屈な環境だ。池尻大橋駅から徒歩6分ということだが、渋谷からバスだと大橋で降り、246の歩道橋を渡ってということになる。淡島通りを通る路線で松見坂下のバス停も便利かも知れない。
来春には、大橋ジャンクションの上に開園する空中庭園とセットで紹介されることにもなりそうだ。

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「アパホテル渋谷道玄坂上」がオープン(12-11-21)

道玄坂が246に合流する道玄坂上交差点にアパホテル渋谷道玄坂上が今日オープンした。客室は173室で、道路に面した1階と2階には朝7時から営業の「Samurai Cafe」がホテルのレストラン・バーとして用意されている。宿泊客の朝食スペースとして必要ということからか、全体の客席数は100席と多い。
渋谷ガーデンタワーができたことにより、このエリアのビジネス関係の来街者は増えているのだろうが、見ているところ、この近辺の既存店での客足が増えている気配は感じられない。
その一方で、元気のいい新設店も何軒かある。外から中の様子が見え、価格が手頃で、料理が個性ある手作り、ということが共通する特徴か。
いずれにしても、アパホテルが駅前スクランブル交差点から500メートル離れたこのエリアへの関心を集めることを期待したい。

道路から少し入ったホテルの入り口
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1階はカウンター席の「Samurai Cafe」
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神泉仲通に新しくできた居酒屋「楽椿」の入り口にある掲示
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渋谷の裏町(12-11-16)

渋谷センター街のメイン通りとなるバスケットストリートをどこまでも歩いていくと、繁華街らしからぬ光景となる。Bunkamuraのオーチャードホール正面からだと、神山町へ行く通りを渡った奥の裏通りにあたるところだ。車の通ることも少なく、建物の景色はどことなくもの悲しさを感じさせる。
そんな所に個性的な小さな店が何軒も並んでいる。昼間と夜とでは違うのだろうが、新宿のゴールデン街の雰囲気を感じさせるエリアだ。
その通りに面したいくつもの小さな飲食店が入居するビルに「熱帯音楽酒場ロスバルバドス」があることをツイッターで知った。昼間から営業している店で、「アラブ・アフリカ料理を、ワインやラム酒と楽しんでいただくお店」ということ。「パリ18区~20区、移民街の雰囲気を奥渋谷で感じてください」と店のホームページにはある。そういわれると、店の前の通りもパリ郊外の観光客のいかないエリアの街並みのようにも見えてくる。
神泉駅の周辺とはまた違う、個性的な空間がそこに広がっていて、NHKで仕事をした帰りに、番組を制作するさまざまなスタッフが立ち寄るのかも知れない。
渋谷は個人経営の店が多い裏町が面白いのだ。

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動き出す道玄坂上(12-11-14)

道玄坂上交番から神泉町交差点までのエリアは静かなビジネス街で、特に休日は若者で賑わう渋谷の街とは違う街といってよいほど。商店街としては渋谷道玄坂商店街の一部をであり、「渋谷道玄坂公式サイト」で公式紹介されていることになるが、飲食店でそのサイトに名があるのは割烹料理の「勝味」とカレーの「カイラス」の2店だけ。

商店街の公式サイトにはなくとも、食べログで見つけることはできるのだろうが、商店街としてこのエリアを売り出そうということにはなっていない。道玄坂商店会の街はずれのようでもあった。

このエリアに、11月11名古屋の飲食業者によるイタリアン食堂と称する「ドラエモン」がオープンした。11月21日には金沢で誕生して全国展開をするアパホテルが営業を開始する。ホテルの部屋数は173室で、1・2階は「Samurai Cafe」というレストラン・バーだ。共にビジネス街スタイルの店の様子で、規模もこの辺りとしては大きい。

神泉町交差点にこの春できた渋谷ガーデンタワーのイベントスペースが活発に利用されるようになれば、このエリアの飲食店利用者は増える。神泉駅からも近いので、何らかのきっかけから突然街が変わっていた、ということになりそうでもある。

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神泉の新しい飲食店(12-11-9)

神泉駅の構内にワインバーの「バルTANA」 が11月1日にオープンした。以前はマクドナルドが入っていたスペースで、高い天井を活かしたオシャレな空間を演出する、このあたりのイメージを一新するような雰囲気である。
神泉駅は場所が分かりにくく、また渋谷駅からも徒歩圏であるためか、その利用者は限られるようなのだが、これからはもっと注目されてよい。特にこのあたりで仕事をする人たちや、仕事で訪問する人たちが夜のひとときを楽しむ場所として魅力的な店が増えている。
神泉仲通にも、大衆酒場ののれんをかけた「楽椿(らくちん)」がオープンした。「カフェブリュ」もワインバーといえるし、下町の雰囲気でありながら、老舗ではなく新しい店が目立つ界隈だ。渋谷マークシティから旧山手通りに抜ける道ともなっている。渋谷の喧騒から離れた大人の空間といっても良いエリアとして、これからますます人を集めそうな気配になってきた。

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東大駒場見本市(12-11-3)

東大駒場キャンパス内の駒場博物館で、「東大駒場見本市」と題する展示が行なわれている。駒場キャンパスは大学院総合文化研究科・教養学部と大学院数理科学研究科・理学部数学科のある駒場Ⅰキャンパスと生産技術研究所と先端科学技術センターのある駒場Ⅱキャンパスからなる。これら4つの機関は管理もそれぞれ独立しているのだが、今回初めて、東大駒場地区全体が一同に会する形で、その社会連携事情を紹介をすることにしたという。

社会連携事業として年間を通じて実施しているのが「高校生のための金曜特別講座」で、その10周年を記念してのイベントという位置づけだ。「高校生のための金曜特別講座」は、駒場にある都立国際高校のPTAからの要望によりスタートしたそうだが、全国の高校にもインターネットで配信され、高校生でなくても出席できるので、幅広い分野の研究成果をわかりやすく社会に紹介する場となっている。
その他に12の活動の紹介があり、駒場キャンパスから社会に発信されていることの全貌がわかる貴重な機会といえよう。

それとは別に、駒場キャンパスの歴史の紹介もあり、1935年に本郷にあった旧制第一高等学校が駒場に移転するにあたり、学生が銃剣をかついで徒歩で駒場まで行進する映像が興味深い。御茶ノ水、皇居を経て駒場までの東京の景色は、歴史資料としての価値もありそうだ。畑の多い駒場キャンパス前を井の頭線が1両編成で走っているのも見える。1935年、1945年、1955年、1965年、と10年ごとに駒場は大きく変わった。しかし、その後の1975年、1985年、1995年、2005年、2015年と10年ごとに区切って見るとどうだろう。駒場東大前駅のほか、街並みも大きな変化は認めがたい。
ただ、キャンパスの中は、駒場Ⅱキャンパスの中味が変わり、駒場Ⅰキャンパスでも女子学生と外国人学生、それに大学院生が増えたということになるのだろう。

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目黒天空公園を考える(12-11-1)

日本国内にはさまざまな公園があり、その立地密度と管理の良さという点では世界に誇れるものだろう。その数ある公園の中でも、大橋ジャンクションの上に来年3月開園予定の「目黒天空公園」はユニークな存在となるに違いない。
とはいえ、構造物の屋上にある公園ということや、弧を描く坂の歩行路だけという珍しさの他、そこで時間を過ごす楽しさという点で、地上の公園並の価値があるのかとの疑問を禁じえない。マンションの住民のための公園ということならともかく、一般の目黒区民の公園としては、公園の機能のひとつとされる防災拠点にもなり得まい。
「目黒川周辺の原風景をモデルとした自然再生空間を創出し、地域の緑や目黒川の自然と連携するエコロジカル・ネットワーク」「日本全国や世界に日本文化を発信できるよう、四季折々の自然や和の文化が楽しめる回遊式の公園とします」と目黒天空公園はアピールしているのだが、これはボタニックガーデンのミニチュア版をイメージしているのだろう。

公園とボタニックガーデン(植物園)は区別したい。新宿御苑、浜離宮、白金台の自然教育園などはボタニックガーデンで、代々木公園や新宿中央公園などが都市公園となるのか。
ボタニックガーデンで検索すると、日本では、群馬県太田市にある「アンディ&ウィリアムスボタニックガーデン」が見つかる。歌手のアンディ・ウィリアムスとは無関係で、アンディとウィリアムスという名のイギリス人が設計した英国式の庭園なのだ。それほど知られていないようだが、ホームセンターのジョイフル本田が運営していて、企業ショールームということで成り立つのだろう。公共交通機関だけでは訪れることが難しいが、巨大な駐車場がある。

目黒天空公園は、そのユニークさにもかかわらず区民公園規模ということでか、観光バスの駐車は想定外という。ボタニックガーデン仕様の区民公園で、しかも入り口がエレベーターを上がったところにあるという世界でもほとんど例のなさそうなスタイルの公園が、少なくともその設計思想を維持し、発展させるためには、それなりの管理体制が必要となろう。今のところは住民主体ということで地域社会頼みとなっている。

以下の写真はアンディ&ウィリアムスボタニックガーデン
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