さまざまな飲食店 (12-9-5)
食事をする店の紹介はテレビ番組の定番としてある。制作費が安くて視聴率が取れるからなのだろうが、それだけ関心の高いことは確かだ。雑誌の特集でも同様で、そうした飲食店情報から人気店に客が集中することにもなるのだろう。ミシュランの星がついた店を食べ歩くことを趣味とする人もいるようだ。
食事をする店といっても300円程度からの店から5万円以上まで、その範囲は幅広い。その料理も味付けも千差万別で、人により好みは違うから自分にあった店を探すのは難しいはず。そもそもわざわざ時間をかけて食べに行くほどの店があるのかどうか。
しかし、仕事などで、さまざまな街に行く必要があれば、そこで好みの店を知っておきたいもの。渋谷もそんな街の一つだろう。そこで気に入った店があれば、食事をするならその店で、ということでよいのではないか。多くの店を知りたい人は、一度行った店を再訪する機会は減る。新しい店だと失望することもあるかも知れない。
渋谷WESTというエリアの中で、さまざまなシチュエーションに最もふさわしい飲食店はどこか。キーワード検索で選び出す仕組みはあるのだが、それが適切なのかどうか。特に個人営業の小さな店を選び出すことは難しい。
例えば「パブリック松涛」という喫茶店があるのだが、パーティ会場としても使われている。食事メニューがなくて常連客にだけ季節の食材による料理が提供されるのだ。駒場東大前商店街の「イーグル」という喫茶店でも事前にアレンジすれば特別の高級焼肉が食べられる。しかし、これもPRはしていない。
そんな情報が伝わるサイトを「渋谷WEST」は目指していく。店の情報は食べログやホームページで公開されているのだからそれを適切に伝えるというわけだ。機械的にはできない作業である。
パブリック松涛の料理の例
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