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渋谷駅の再開発事業(12-9-28)

渋谷駅の再開発事業の内容が8月31日に発表された「渋谷駅街区開発事業の環境影響評価の着手について」という東急電鉄、JR東日本、東京メトロの3社によるお知らせで明らかになった。発表されて一ヶ月になるが、インターネットメディアである「渋谷経済新聞」が取り上げたことしか気づいていない。

工事予定期間は平成25年度から平成39年度まで。高さ約230メートルで地上43階地下6階の東棟、高さ約61メートルで地上10階地下2階の中央棟、高さ約76メートルで地上12階、地下6階の西棟の3棟からなり、全体で事務所約107千㎡、店舗約155千㎡というスペースができる。事務所は東棟だけで、西棟、中央棟は店舗と駐車場という構成だ。
当初は2棟の超高層ビルが計画されていたようだが、さすがにスペースを埋め切れないと判断したのかコンパクトになっている。

供用開始予定は東棟が2020年、西棟・中央棟は2027年としている。混雑した現在の駅機能を止めることなく工事をするのだから大変なことである。15年後の環境が現在と変わらないとの仮定の上での計画なのだろうが、不安要因は多い。まず2027年までに東京に大地震が起きない確率はどのくらいなのか。買い物客が渋谷に来るのか。オフィス需要はそれだけあるのか、などなど。

環境影響評価の対象は「大気汚染」「騒音・振動」「日影」「電波障害」「風環境」「景観」の6項目。経済的な面での影響は対象とはならない。

特に心配なのは、15年に渡る工事期間中、渋谷駅が使いにくく来街者が減ること。15年後の素晴らしさをいくらアピールしたところで、それまでの15年がどうなるのか心配しない方がおかしい。

この計画での責任ある立場の人たちは50歳以上のはず。完成した時点で責任ある立場に留まる人はどれだけいるのか。誰か15年後の明るい渋谷について自信をもって語ってほしい。

東口のタクシー乗り場。こんな状態がこれから15年も続く。
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東横神社は半年後どこにいく。
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東横店東館屋上の海賊船もあと半年で沈没。
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