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目黒区駒場と東大駒場キャンパス(12-9-22)

何年か前のことだが、目黒区立大橋図書館で目黒区資料を並べている書棚に『駒場の歴史』と題する本があって手にとって見たところ、内容が東京大学教養学部の歴史でがっかりした経験がある。駒場は目黒区駒場であること以上に東大の駒場として知られているらしい。駒場が目黒区であることを知る人はそうでない人より少ないようなのだが、自由が丘が目黒区ということを知らない人もいるのでそんなものなのかもしれない。

いずれにしても、東大駒場キャンパスは、面積でも、そこに関わる人の数からしても、目黒区駒場よりも大きな存在であることは認めなくてはなるまい。駒場キャンパスには東大の学部入学者全員が最初の2年間を過ごすのだが、毎年の入学者の数は3000人。一方、今年の東大全体での外国人留学生数は2936人だから、学部過程の1学年の学生数とほぼ同数の外国人留学生がいることになる。その内訳は中国が1067人で3分の1強、韓国が605人で2割だから両国だけで過半数、アジア全体では2419人となって82%に達する。
駒場キャンパスの留学生の数は分からないが、滞在施設の留学生を含めるとかなりの数に上るのだろう。その出身国の比率は上記とそれほど変わらないはずだ。

国際交流というと、かつては欧米社会との交流というイメージが強かったが、いまやアジアの人たちとの交流が主体にならざるを得ない。国際化ということもアジア諸国とのつながりを深めることになるのだが、複雑な問題をはらんでいることは否めない。東京大学では国際化を一層推進する方針のようであり、駒場キャンパスもその傾向が進むはずだ。しかし、目黒区駒場としては、そんな国際化を好むことにはならないような気がする。それでよいのか、どうしたらよいのか、課題として考えておきたい。

東大の国別留学生数

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