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東京の夏祭り(12-8-26)

8月最後の週末は、浅草サンバカーニバル、高円寺阿波踊り、原宿表参道元気祭スーパーよさこい、といった観客動員数で1日50万人規模のものが開催された。全国から出演者が集まるイベントである。
浅草サンバカーニバルは1981年から、スーパーよさこいは2001年から、一番古い高円寺阿波踊りでも1957年に「高円寺ばか踊り」としてスタートしたというもの。いずれも商店街振興を目的としてはじめたもので、さまざまな幸運が重なって今日の東京でも際立った賑わいとなっているが、伝統的な祭りとは違ったものだ。いわば大型の路上ライブであり、集客力のある楽しいものであることは確かだ。しかも、日ごろの練習成果を発表する場として一流の舞台ともなっている。ただ、もうこれ以上観客が増えても困るというレベルになっているのかもしれない。
一方で伝統的な祭りは神輿の渡御。今夜は大橋氷川神社に向かって国道246号線を神輿が通った。担ぎ手も阿波踊りの連のような専門チームの助けを得ているようだ。祭りも時代から逃れられない。

高円寺阿波踊りの様子
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大橋氷川神社前に到着した神輿
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