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2012年7月

代々木公園の夏祭り(12-7-29)

28日(土)と29日(日)の代々木公園イベント広場は、ネパールフェスティバルとタイ・ミャンマー・カンボジアフェスタ。会場は一体となっていて、全体でアジアン・フェスタとでもいう雰囲気だ。アフリカの店も出ていて、どこの国かと聞いたらカメルーンと。それらの国々から日本に滞在している人たちが集まってきているようで国際色豊かなイベントとなっている。

お祭りというと地域の団体が運営するものが多いのだが、代々木公園イベント広場で開催されるものには地域色がないものがほとんど。一年中週末には何かのイベントをやっているものの、それぞれに脈絡がなく広報もバラバラだから知る機会がなかなかないのかもしれない。出店の種類の多さという点で、この会場でのイベントはいつも楽しいのだが。

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動き出したソーシャル・ビジネス(2012.7.26)

松涛の喫茶店「パブリック松涛」でも商品を販売しているミエ・プロジェクトのDuco Delgorge社長がソーシャルビジネスの必要性についてYouTubeで語っている。デューコさんと呼んでいる社長はオランダ国籍のチェコ生まれ、オーストラリアに家があり松涛でビジネスをしているという国際人だ。

また、アフリカをベースに世界で仕事をしてきた日本人もいて、最近ソーシャルビジネスをやってきたと意識するようになったという。今月出版された佐藤芳之氏の著書『アフリカの奇跡』にそのことが書かれている。個人で活動する2人の国際人がソーシャル・ビジネス志向していることは興味深い。

佐藤芳之氏はケニアでマカデミアナッツの会社を創設し、従業員4千人の規模にまで成長させたが、株主に配当することなく、利益は再投資と従業員還元に回した。日本人を含む従業員には、「自分の職能が見つかった人は、どんどん独立して、自分で仕事をしなさい」ということで会社から出してきた。最後は創業者自身が自らの意思で会社を出ることになった。

佐藤氏の著書には以下のような氏の哲学がちりばめられている。

社会を開発するとに天井を設けておくこと。そうしないと欲望のおもむくまま、際限なしにどこまでも行ってしまう。そうしているうちに土台が腐ってすべてが崩壊してしまう。アフリカでいわれる格言に「心配とは想像力の誤用である」というのがある。心配のベクトルを社会に向け、「社会の心配を除くためなら、この会社なんか潰れてもいいのだ」といえるような経営者が出てこないと、資本主義は継続できない。

かつて一緒に働いてくれた仲間たちの消息は今も知っているが、彼らといったん別れてからは私的な付き合いはない。一杯飲みに行こうと声をかけることも、かけられることもない。

理想の会社の姿とは、きちんと自立した人間が、あるときはAという場所に集合体をつくって事を為し、終われば別れて、今度はBという場所で別の集合体をつくって、というふうに離合集散を繰り返しながら、常にその場で、新しい価値を創造していくというものだと思う。

資本を集中して支配するのではなく、分散させる。出た芽がそれぞれに伸びていくような会社のほうがいい。

志は高く清くもって、目線、すなわち日々の生活態度、財産などは低くする。みんながキラキラした破片になり、それが集まってひとつになり、国とか社会になって大きく輝けばいい。

グローバルなソーシャルビジネスを志向する人たちのネットワークができるとどんなことになるのか。インターネットはそんなネットワークを築くに違いない。


デューコさんのスピーチ

佐藤さんの本

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自衛隊演習拒否の新聞記事への対応(12-7-24)

「陸上自衛隊による統合防災演習の新聞記事について」と題するインターネットでの防災ニュースが24日の夕方渋谷区から配信されている。内容は以下のとおりだ。

「7月23日付産経新聞朝刊の陸上自衛隊第一師団統合防災演習の記事において、自衛隊の区役所立ち入りを拒否し、職員が立ち会わなかった区の一つとして渋谷区が掲載されています。
本区が要請を拒否した事実はなく、また立ち会わなかった事実もありません。
本区では自衛隊の要請に基づき、17日早朝に実施の通信訓練について、自衛隊員の区防災センターでの受け入れ、区職員の立会いを行っています。また16日夜間の参集訓練では、同様の協力を行う予定でしたが、自衛隊側の訓練計画変更により、区防災センターへの立ち入り及び待機が行われなかったものです。
産経新聞に対し、本区として、上記事実を伝えているにもかかわらず、事実に基づかない誤った報道が一方的にされたことについて、厳重に抗議をしているところです。」

問題の記事が出たのは産経新聞の23日の朝刊。産経の読者でもない限り気がつかないわけだが、フェイスブックでそのニュースが駆け巡った。目黒区では区民から40件を越す抗議があったという。
自衛隊員の立ち入りを拒否したと問題視された11区は、千代田、中央、港、新宿、目黒、世田谷、渋谷、中野、杉並、豊島、北の各区。防災担当職員が立ち会わなかったのは、千代田、中央、港、墨田、世田谷、渋谷、中野の7区とか。この報道では、立ち入り拒否をして防災担当職員が立ち会った区が7区あることになる。墨田区は立ち入り拒否はしなかったけれど、防災担当職員が立ち会わなかったということで、これだけは少なくともつじつまが合いそうだ。

港、中野、豊島の各区は23日中に産経新聞社に抗議したそうだが、目黒区もホームページで報道は事実ではないとし、訂正記事の掲載を要求している。産経新聞社はいくつもの区から抗議を受けることになるわけだ。区のバックには区民がいる。新聞社としての責任をどのような形で示すことができるのか、関心を持ってよいだろう。
ちなみに問題となった以下の産経新聞の無記名記事はWEBからは削除されたようだ。

追記:7月25日の産経新聞に「おわび」記事がでた。「11区で実施されなかったのは待機(宿泊)訓練でした。通信訓練については自衛隊の立入りを認め実施されていました。・・・関係者におわびします。」というもの。これだと区が拒否したから待機訓練を実施しなかったかのようにも取れる。これについては見解の相違ということにされるのだろう。

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音楽の街(12-7-23)

渋谷は音楽の街という。7月18日に『東急シアターオーブ』がオープンしたけれど、それで何かが変わったようでもない。一口に音楽といってもそのジャンルはさまざま。人によって、また世代によって趣向が違い、音楽全般に関心がある人はそれほど多くはあるまい。クラシックでもジャズでもロックでも歌謡曲でもすべて聴きたいという人はあまりいないのではないか。

かつて渋谷にはジャズ喫茶が多かったというが、現在はロック系統のライブハウスが目立つ。オーチャードホール、渋谷公会堂、NHKホールも音楽の殿堂だ。それでも、音楽を楽しむ場所は渋谷という街ではなく、その中の特定の演奏会場ということなのかも知れない。

今、日本でどんなジャンルの音楽に人気があるのかはわからない。テレビで人気のある音楽が全体を代表しているとは思えない。一方で、音楽を音だけで楽しむ時代から、演奏会場やDVDで視覚も含めて鑑賞する時代になっているようでもある。聴く音楽から見る音楽になるとはいえないか。更に、音楽を楽しむ場所は演奏会場だけではなく、その周辺にも雰囲気があるべきではないかとも思う。ニューヨーク、パリ、ウィーンなどの音楽と関係の深いエリアにはそんな雰囲気がありそうだ。

東京近辺で大観衆を集めるのは、さいたまスーパーアリーナ、横浜アリーナ、そして都心では日本武道館。いわゆるコンサートホールではない。聴衆は立ったまま体をゆすったり、ペンライトや旗を振ることになる。サッカー場もコンサート会場だ。人気あるアーティストはコンサートホールでは席の数が足りないし、そもそも立って聴くには椅子がじゃまになる。

そんな中での音楽の街渋谷。必ずしもメジャーではないアーティストと常時接することのできる場ではある。演奏会場だけではなく、街全体がそんな雰囲気をかもし出せるかどうか。とはいえ、東京で、いや、日本でといってよいだろう、渋谷の他に音楽の街といえそうな街は思い浮かばない。

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静かな学園(12-7-21)

首相官邸を囲む反原発デモに政府与党の元首相が参加し、オスプレイの配置では米軍が日本上空で飛行訓練をしていることに関心が集まる。尖閣諸島への東京都の上陸申請で中国との関係が難しい。これまで目をそらされていた現実がつきつけられているということか。大津のいじめ問題でも教育委員会や教職員のありかた一般が問われている。原発・安保・中国・教育と一時代前であれば学園を賑やかにする燃料で充満しているともいえるだろう。

しかし、現在の東大駒場キャンパスで見られる昔ながらのメッセージは写真のものだけ。演説する場面にぶつかることもない。正門前で一時、演説というか売り込みをしていたのは、その名も「時代錯誤社」。内容は「教員教務逆評定」などを掲載する雑誌の紹介であった。
http://koukasha.net/gyaku/index.php

学生の政治活動が過去に世の中を動かし、何らかの成果をもたらしたことがあったのか。安保・原発・成田などでデモが多かった時代がある。それが内ゲバと呼ばれる抗争により、負の部分の記憶に残る。駒場キャンパス内でも数名の殺害事件があった。その疑問に正面から取り組むことは、当事者が生きているうちは難しいと聞いたこともあるけれど、そんな当事者が政権中枢にもいるし、17日の代々木公園での集会にも60年安保時代から知られている顔があった。もう半世紀も昔からのオピニオン・リーダーだ。

現在の学生の意思表示はデモではなくネット上での書き込みなのではないか。学園は静かでも、サイバー空間上では質の高い意見交換が行われているはず。意見を表明するとそれに反対する意見も書き込まれるから、煽りがあっても慣れていて案外冷静なのではないか。ネット上での動画を含む情報公開はデモ以上の政治的効果をもたらすといってよい。キャンパス内でうるさいのが「時代錯誤社」とすれば、静かなのは当然なのかもしれない。

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駒場のイングリッシュガーデン(12-7-19)

イングリッシュガーデンというのは、バラのアーチがを中心に、自然の植生かのように見せる庭といってもよいのか。庭師の手を借りない手作りの庭ということでもあるのだろう。
写真は4~5年前から手作りで少しずつ作られて来た植栽。一部に廃材も利用したりして、いつの間にかイングリッシュガーデンと呼べるようになってきた。今の時期、花盛りというわけではないが、来年の春にはツルバラの2つのアーチが見事な花を見せてくれそうだ。
渋谷の繁華街から歩いて10分余りのところなのだが、公園ではないのでその場所は明らかにせず、秘密の花園ということにしておこう。
ここからちょっと離れた大橋では、大橋グリーンクラブが目黒川の暗渠の上などで花を育てているし、駒場バラ会は駒場の4箇所でバラ花壇の管理をしている。こうした花と緑のボランティア活動がこれからあちこちで増えていくことになってほしい。

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代々木公園の集会(12-7-16)

代々木公園のサッカー場を中心として「さようなら原発10万人集会」が開催された。朝からヘリコプターが飛んで、会場の様子を撮影していたのでニュースにはなるだろう。メディアによって扱いの差が議論を呼ぶことにもなるはず。主催者発表では参加者数17万人というのだが、相当割り引いた数字が実態ではないか。確かにサッカー場に多くの人が集まってはいたものの、大規模な野球場やサッカー場の観客数と較べて、主催者発表の数になるのかは疑問である。
参加者の年齢層が高いのもここで毎週開催されているイベントとは違っていた。男女比率はほぼ7:3程度の比率で男性が多く、60代男性が主役といってもよいのではないか。
挨拶した人たちも、瀬戸内寂聴さんの90歳、大江健三郎さんの77歳などと高齢者の活躍が目立ち、ツイッターで集まるといわれていた若い人たちより、ノボリの下に参加した組織の人ばかりが目についた。首相官邸デモで話題になった白い風船もなかった。
どのような評価がされるか、なのだが、Yahoo!みんなの政治にも<「反原発デモ」をどう見る>とある。さまざまな見方ができて、報道がどこ部分を切るかによって受け止め方も違ってくるだろう。自分の目で見、自分の頭で考えることの重要さを改めて感じた。
この代々木公園、今月は21・22日はブラジルフェスティバル、25・26日はOkinawaまつり、28・29日はネパールフェスティバルとタイ・ミャンマー・カンボジアフェスタと続く。

http://tigerfestival.blogspot.jp/

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松見坂のロックバー(12-7-10)

松見坂下のバス停そばにあるロックバー「リン-エンドルフィン」に行ってみた。このブログに書いたことなどすっかり忘れていたのだが、店の人から、開店した時に誰かブログで書いた人がいるといわれ、そういえば書いたかなあ、といったところ、隣にいた客がフェイスブックでその写真の紹介があったとiPadで見せられた。これは違うといってしまったが、帰ってから改めて検索して見ると間違いなくこのブログに掲載した写真。わずか1年前のことなのだが、人間の記憶というものはいいかげんなものだ。いや私の記憶力の問題か。
http://shibuya-west.cocolog-nifty.com/blog/2011/07/11-7-25-4fde.html

それはともかく、重い扉の入り口でどんな店なのかがわからない夜の8時に開店するバー「LiN ENDORPHIN」。以前旧山手通りに面したビルの地下にあった「ENDORPHINⅡ」のスタッフが開店した店とは知っていたが、夜の行動は限られているため、訪問していなかった。たまたま時間があったので、以前ここにあったスナック「花」の時代と同じ重い深紅のドアーを開けた。

まず驚いたのは店の照明。油の火とローソクの灯り。そしてLEDと思われるカウンターの上の小さな光がすべて。バーは暗いのが当たり前ではあるが、それにしても暗い方だろう。そしてカウンターの前のレコードの数。聞かなかったけど1000枚は下らないだろう。神泉にあった「エンドルフィンⅡ」のものを譲ってもらったとか。

ロックバーというのは音楽にこだわりのある人が行くところとのようだから敷居が高いのではないかと思っていたのだが、結構カラオケスナックの「花」時代の客もいるらしい。午後8時の開店で朝の5時までという営業時間のせいか、松見坂の飲食店の人たちが閉店後に来るそうだ。

それでも2つのターンテーブルにレコードを乗せ、途中で切り替えながら曲を聞かせるテクニックを見せるのはこの店のこだわりだろうか。しかし、それを演ずるのは坂本冬美似の店主なのだから、演歌ファンでも抵抗はないはず。知人に会うのがいやだから駒場では飲まない、と電車に乗って下北沢や中目黒に行く人もいるけれど、歩いて帰れる範囲で飲むのに越したことはあるまい。

歩いて帰れなくとも、店の前には帰りのタクシーが行列をなして渋谷方向に向かっているから、ちょっと遠方からでも安心して飲めるというもの。隣には立ち呑み感覚で食事のできる「Bar松見坂」ができたし、松見坂はもっと注目されてよい。

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松見坂の道路工事(12-7-9)

淡島通りの松見坂で道路工事が始まった。平成25年1月までの期間で、排水設備の整備と勾配を緩和するものとある。山手通りとの急勾配の交差点は見ていて危なっかしいのだが、説明図によると交差点の工事はないようだ。それでも交差点を渡ってから更に下り、空川の暗渠の橋を渡ってから坂を上がるという勾配が緩和されることになるのか。中央分離帯は削られて、その分車道の幅が広がるらしい。松見坂は高速で坂道の歩道を下る自転車が危険なのだが、自転車専用道ができるとの説明はない。

いずれにしても、工事による自動車交通への影響は避けられまいが、これからの半年でどのような工事が行われるのか興味深い。山手通りから文化村通りに抜ける栄通りの工事が来年3月までなので、ほぼ並行して進められることになる。中央分離帯の緑がどんな形になるのかは気がかりだが、最終的にどのようにするのか注目していきたい。

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代官山蔦屋書店の夏(12-7-5)

代官山蔦屋書店に久しぶりに行ってきた。木々の緑が憩いの空間を演出していたものの、2年前、ここにひまわりガーデンのあったことは夢のようでもある。木曜日の午後というのに客は多いようで、飲食スペースは満席に近かった。カフェ・レストランのアイビー・プレイスの入り口には空席待ち人が10名近くいたほどだ。一方で、2階のCDとDVDのレンタルのスペースは他ではできない余裕の場ともいえようか。

そんなニーズを反映してか、書店2号館のガーデン側を一部飲食スペースにするよう準備をしていた。わざわざここまで来て、本やCDを見るだけで帰るというわけにはいくまい。特に目立ったのは女性の2人連れ。おしゃべりを楽しむ場として人気が出ているはず。宣伝はしないという方針なのだそうだが、開店の頃には活発だったツイッターでのメッセージも気がつかないほどになっている。

東横線が副都心線とつながる来年の3月からは西武池袋線や東上線の沿線からも気軽に来られるようになるのかも知れない。代官山蔦屋書店は毎年変身していくことになりそうでもある。その玄関となる旧山手通りはこれから一層注目を浴びることにもなるのだろう。表参道とも違うどこにもない場所になってほしい。

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神泉仲通りのカフェ・レストラン(12-7-4)

神泉仲通りの「TAKANO COFFEE」のあったスペースにカフェ・レストラン「CAFE BLEU」がオープンした。外観のデザインが斬新なので気にしていたところ、神泉町交差点にある人気立ち呑みバー「BUCHI」の姉妹店。検索で出てくるマークシティ・ウェストの「ル・カフェ・ブルー」とは無関係のようだ。
朝、昼、夕方、夜の4種類のメニューがあるのが特徴ともいえる。キッチン前のカウンター席と、合い席用らしい大きなテーブル席に4人用のスペースがいくつか。神泉仲通りの坂道と、向かいの花屋を眺めることのできるロケーションは魅力的だ。料理も「BUCHI」テイストなのだろうか、昼メニューの時間は満席状態。すぐそばにある人気の居酒屋「開花屋」に加えて、神泉駅に近いこのエリアへの集客力が高まるだろう。

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松涛と田園調布(12-7-2)

松涛と田園調布は東京の代表的高級住宅地。松涛の最寄り駅が渋谷や神泉で高級住宅地とは無縁なのに対して、田園調布は駅自体が高級住宅地にふさわしい。その駅周辺がどんなものなのかは、ホームが地下にあるので降りて見ないと分からない。通過する東横線や目黒線の電車からは見えないようになっているのだ。駅の地下化が完成したのは1995年。それ以来、田園調布の街並みが隠れてしまったともいえそうだ。

高級感のある街並みとしては、表参道、銀座、丸の内がある。六本木ヒルズや東京ミッドタウンもそんな雰囲気のある場所だ。雑然とした渋谷とつながる松涛や南平台には店がなく、住宅だけが立派ということに対して、田園調布は駅から街を演出する。飲食店だけではなく、証券会社や銀行も小規模ながら普通とは違う。

こんな街だから住み心地が良いと思う人がある一方で、もっと違った雰囲気の方がよい、との人もいるだろう。松涛近辺ならば、両方の趣向を満足させるといってもよさそうだ。

田園調布駅の改札口前からの眺め
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モニュメントのような旧駅舎
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