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2012年4月

渋谷特集(12-4-29)

26日のヒカリエの開店のニュースは、テレビでもいろいろと取り上げられた。雑誌でも『Hanako』の最新号と『散歩の達人』5月号が渋谷特集を組んでいる。

『Hanako』には「渋谷から新しい東京がはじまる」とのコピーの元に、「渋谷ヒカリエのすべて!」の案内と「渋谷スモールワールド」として、「神泉・神山・松涛」「神南・宇田川町」「桜丘」「道玄坂・円山町・マークシティ裏」「イースト渋谷」の5つのエリアごとに飲食店の紹介がある。それらの飲食店が『Hanako』好みであることはいうまでもない。

渋谷からは切り離されているが、代官山の蔦谷書店とTサイトの詳細な紹介があり、そこには「周囲の環境をシェアすることは今の時代性に合うし、訪れる人に優しい場になると思いました」との、ここを開発したプロデューサーのことばが記されている。代官山蔦屋書店に限らず、周囲の環境をどれだけシェアしているかでその街の魅力が決まるといってもよいだろう。渋谷でどれだけ周囲の環境をシェアできているか、という視点で見ると、オトナの渋谷が若者の渋谷に埋もれていしまっているのが現状の姿ではないか。

『散歩の達人』が特集で「なつかしい、渋い、そして新しい」渋谷のオトナ好みの店を取材して掲載し、『日経おとなのOFF』5月号でも「名曲喫茶ライオン」の紹介がある。それでも、これまでの渋谷のイメージの中で、それらがどれだけオトナ層の関心をひきつけることができるのだろうか。そんな中で、働くオトナの女性を顧客イメージとする渋谷ヒカリエが、渋谷のオトナイメージを強化することになれば、渋谷を敬遠する年齢層が帰って来ることにもなることが期待できる。

それにしても、渋谷をひとことでくくってしまうのではなく、エリアごとにイメージを形成し、環境をシェアしていくことが必要なことは確かだ。こうした渋谷特集の周辺にあたる「渋谷WEST」のイメージ作りを、しっかりとしていこう。

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多言語による渋谷の紹介(12-4-28)

松涛郵便局前交差点にある『サラヴァ東京』で、25日から29日まで、多言語劇団『空(うつぼ)』による合計7回の公演が行なわれている。『ワラ』という公演のタイトルの意味は確認していないが、「Shibuyaの街が、今のShibuyaになる前から、今のShibuyaになるまでの話」という内容だ。取材したさまざまな渋谷の人たちの言葉を10人の出演者が一人ずつ語るというドキュメンタリー・パフォーマンス。事前にどんなものかを知らずにいたのだが、雑誌の渋谷特集より遥かに深い内容の渋谷ガイドとなっていた。
ハチ公からはじまり、明石康(元国連事務次長)、中林啓治(記憶のなかの街渋谷の著者)、東直彦(建築家)、三上寛(歌手)、銀亭、道頓堀劇場主、名曲喫茶ライオンの主人などの言葉として出演者が客席に語りかけるのだ。それもフランス、イギリス、アメリカ、ドイツ、韓国、イランといったさまざまな国から来た人たちが、日本語とそれぞれの国の言葉をミックスして語るという多言語公演。それが似合うのは、新宿でも六本木でもない渋谷だというわけだろう。
会場の『サラヴァ東京』の紹介にはこうある。「ヨーロッパ最古のインディレーベルSARAVHAが渋谷にライブハウスを開きました 徒党を組まず、ジャンルにとらわれず、一期一会を大切にしてきたその精神を引き継ぎ、世界で最もホットな都市=トウキョウ:渋谷から文化の発信をはじます」と。その店の場所はBunkamuraの隣。道頓堀劇場と名曲喫茶ライオンが近く、そこから始まるランブリングストリート周辺こそが多文化の共生する場であることが公演では示唆されていたようだ。
『サラヴァ東京』がオープンして1年3ヶ月になるが、シャンソンをベースとしながら個性豊かなパフォーマンスが充実してきている。天井桟敷やジャンジャンが目立った時代と比べ、渋谷はより賑やかになっているが、その時代の文化は必ずしも継承できていなかったのではないか。
これからは、多文化・多言語共生を伴う新しい文化の形成拠点として、このエリアがより広範囲の人たちに知られるようになってほしい。

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渋谷ヒカリエが開業(12-4-26)

渋谷ヒカリエが開業した。いかに魅力的な商業施設なのかを伝えるメディアは多いからここでは触れない。

公共スペースとして注目したいことは、渋谷駅から青山通りの上まで、宮益坂の坂道を登らずにいけるということ。青山学院などの関係者にとってはありがたいはず。開店日の今日、正面入り口は混雑をしていたけれど、裏口のエスカレーターは利用者がいなくて止まっていた。いずれは知られるようになり、人の流れも出てくるのだろうが、その分宮益坂の人通りが減ることにもなりそうだ。宮益坂で営業する店には影響が出るかもしれない。

ほとんど知られていないのが8階奥にある「渋谷区防災センター」と「渋谷区サービスセンター」。6月4日から利用できるようになるとフロアーガイドにはある。渋谷区はこれを積極的にPRする姿勢がないとも聞いた。渋谷マークシティにある「クリエーション・スクエア渋谷」同様、高層建築の高度規制の関係で、公共スペースを確保したということだ。いずれにせよ、非常事態になった場合、渋谷区の防災拠点になるらしい。

商業施設を運営する立場からすれば、公共施設についてアピールすることはないだろうし、渋谷区はイベント案内に見られるように、広報そのものに対して積極的ではないようだ。渋谷区民のための公共施設と、より幅広いエリアを対象にアピールする商業施設としてのヒカリエ。そんな視点から取材するマスメディアはないのだろうか。

開店まもない青山方面出入口
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渋谷区防災センターと区民サービスセンター
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ヒカリエの特徴ともいえる展望フロア
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地域社会の総会(12-4-25)

先日の目黒区の区長選挙での投票率の低さを新聞が指摘している。しかし、新聞にあるそんな記事を読む人なら、投票に行っている可能性が高いだろう。
東京の自治体の首長や議員に対する日頃からの関心は一般的に乏しい。その原因のひとつとして、自治体情報が自治体の広報に限られることにあるとはいえないか。

東京都内で地域に根ざした新聞で、キオスクやコンビニなどで販売されているものはない。ネット上では全国の地方紙を一覧できるのだが、それによると、東京近辺では、埼玉新聞、千葉日報、稲毛新聞、神奈川新聞などの名前が見られ、東京新聞もそこに含まれる。しかし東京新聞が地域に根ざした新聞とはいいがたいし、行政区域ごとの年間購読ベースの月刊新聞などがあるとしても、一般の目に触れることはない。議員の区政報告などに優れたものもあっても、それを目にする人は限られる。

そもそも行政機関が住民に対して自治体への関心をもつよう促すことでよいのだろうか。住民の行政機能へのニーズがまずあるはずなのだ。そのために地域社会には伝統的ともいえる町会組織があり、行政機関と住民を仲介する機能も持つ。しかし、新たに転入してきた人たちの関心は乏しい。町会長の名前を知る住民の比率はどのくらいなのだろう。ましてや近隣の町会のこととなると町会の名前すら知らない人がほとんどだ。

5月はそんな地域社会の総会シーズン。駒場町会の総会は5月7日、駒場住区住民会議は5月19日に開催される。駒場の近隣の町会として、目黒区では氷川台町会、上八北町会があり、渋谷区では松涛町会、神泉町会がある。目黒区の3町会は合同防災訓練という形で連携が進められているが、渋谷区の町会との間では交流すらないといってもよい。渋谷区での町会相互の交流も乏しいようだ。

そうした町会・行政区域の壁を越えて情報交換ができるのがインターネット。インターネットでの情報をきっかけに、リアルの場での交流が実現し、その結果として地域行政に対する関心が生まれてくることを期待したい。また、その積み上げなしに、「選挙に行こう!」と何十年も繰り返し叫んでいることには、むなしさすら禁じえないのである。

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緑の散歩道(12-4-22)

昨年12月5日に開店した代官山蔦屋書店は、ようやく緑が映えるようになり、賑わいも増してきている。蔦屋書店ができるまでは、その正面にあるカフェ・ミケランジェロが一部で知られていたものの、代官山のはずれという場所だった。それが、今では幅広く知られるようになって来たのだろう。開店当初は閑散としていた駐車場も、今日の日曜日の午前中、かなり埋まっていて、カフェで朝食をとっている人も多かった。
これからは散歩が楽しい季節で、ここからだと代官山駅より神泉駅に向かう道の方が心地良い。途中にある西郷山公園は八重桜が今満開で、高台からの眺望が広がる。首都高が上を走る国道246との交差点の渋谷ガーデンタワーも外側の工事は終わったようで、6月1日にオープンすると、建物の周囲が緑の散歩道となる。
地上24階の高層ビルにどんな会社がいつ入居するのは明らかではないが、イベントホールの「ベルサール渋谷ガーデン」の利用が先行することは確かだろう。それによってこのエリアを初めて知る人が急増する。
周辺で飲食店を営業すれば間違いともいわれるほどで、旧山手通り沿いのすぐ横ではラーメン店が開業し、デニーズも6月1日まで休業して改装している。246を渡ったところのブチでもランチの営業を始めた。飲食店のある渋谷ヒカリエと違い、オフィスとイベント会場だけという渋谷ガーデンタワーの周辺への波及効果には期待が大きいはずだ。
渋谷ガーデンタワーから蔦屋書店までの緑の散歩道は、渋谷ガーデンロードといってよいかもしれない。さしずめ246と旧山手通りの神泉町交差点は渋谷ガーデンスクエアか。

代官山蔦屋書店と旧山手通り
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西郷山公園
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渋谷ガーデンタワー
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ヒカリエの通路が開通(12-4-21)

4月26日の渋谷ヒカリエ開業まで後5日となった。建物の内部は準備が整っていることだろう。渋谷駅から青山方面に抜けるヒカリエ内の通路は既に開通し、地下鉄副都心線渋谷駅からヒカリエの2階まで、エスカレーターで上がれるようにもなっている。地下鉄の駅と一体となっていることが分かり、その広々としたデザインの素晴らしさを感じさせる。
5月22日に開業する東京スカイツリーは、それを見に行く人たちばかりで賑わうわけだが、ヒカリエはそこを通って通勤・通学している人たちが立ち寄ることになるところが違う。渋谷駅の乗降客数は、いうまでもなく東京スカイツリーの駅とは比較にならない。つまり宣伝などしなくても客は来る。しばらくは渋谷の固定客を相手にするだけにしてほしい、という要望に応えることになる結果になりそうだ。
つまりスカイツリーやダイバシティーとは違い、地域密着型の商業施設であってよいわけだ。ヒカリエ単独で集客するわけではなく、渋谷にある生活に密着した日常空間として、渋谷のシンボル的な存在になればよいのだろう。そうして、西口のスクランブル交差点周辺のダイナミックな光景と比べ、落着いた日常的な渋谷ということになるはずなのだ。
ヒカリエの開業は、これからの渋谷駅周辺地区再開発の第一歩という位置づけとされる。銀座線渋谷駅のヒカリエ側への移動、東急東横店の解体、東横線地上ホームの解体、などが来年から始まる。そうした工事が東口と西口を切り裂く結果になるのかどうか。切り離されることによって、それぞれの個性が浮き彫りにされるようになれば、それはそれでよいのではないか。

渋谷駅から明治通りをまたぐ通路
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地下駅から地上を結ぶエスカレーター
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ヒカリエ2階の通路
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駒場公園の喫茶室(12-4-20)

駒場公園の洋館はかつての土・日・祝祭日の開館であったのが、水・木・金曜日も入館できるようになっている。それと同時かどうかは確認していないが、去年の4月から喫茶スペースもできた。その運営は目黒区なのだが、駒場公園のホームページにその紹介はなく、そんなものがあることを知る人は少ないだろう。
桜の咲いていた時期は大変な人出だったそうなのだが、金曜日はいつも訪問する人が少ないとのことで、今日もお客は一組だけ。この喫茶スペースを目的に来る人は常連でなければ考えにくいが、そんな人たちが集まるようになるとおもしろい。庭園の景色を眺めながら読書をするスペースとして活用するとしても、靴を脱いで建物に入ることがめんどうと感じなければよいが。
いずれにしてもこの駒場公園には近隣の住民の関心も乏しいようで、隣の松涛に子どもの時から60年住んでいても行ったことがない人もいるほど。これが地方都市にあったら観光ツアーの対象ともなりそうな場所でも、東京だと観光の対象が多すぎるということなのだろう。
ちなみにコーヒーの値段は350円となっている。

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これから1年の渋谷(12-4-17)

これからの1年、渋谷から渋谷WESTにかけて大きく変わる。4月26日の渋谷ヒカリエの竣工につづき、6月1日渋谷ガーデンタワー、10月プラウド駒場、11月アパホテル渋谷道玄坂上、2月大橋のクロスエアタワー、2~3月東横線渋谷駅地下化、といった大きなプロジェクトが完成し、3月には東急東横店東館の閉館が予定されている。

渋谷駅周辺ということでは、ほぼ20年がかりの大工事の本格的なはじまりなのだろうが、渋谷WESTはこの1年で一区切りともいえる。そんなタイミングに合わせるかのように、山手通りの松涛2丁目交差点から文化村通りに抜ける栄通りの工事もいよいよ完了する。この4月から来年3月までの予定で、東京電力(電線)、渋谷区(道路)、NTT(電話線)の工事が行なわれるとの表示がある。遅くとも来年3月までにはという理解でよいのか、3月までかかるのかは分からない。

工事現場となる渋谷駅周辺に代わって、落ち着きを取り戻しながらも、人を集めるようになる渋谷WEST地域が脚光を浴びるてもおかしくない。写真の栄通りの電柱が消えるとき、新しい街が出現することを期待しよう。

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目黒区長選挙(12-4-15)

来週の日曜日、4月22日は目黒区長選挙。明日16日から期日前投票ができるから実質1週間の選挙期間となる。本日ポスターも掲示されたが、青木英二現区長と後藤輝樹氏(無所属)、前目黒区議会議員つちや克彦氏(無所属)、松尾信彦氏(無所属 日本共産党推薦)の4氏の争いだ。
区長選挙への関心が低い中、支持政党の背景からも従来であれば現職有利の無風選挙といえるのだろうが、インターネットで関心が高まり、従来の投票率30%の水準を大幅に上回るようなことがあれば、意外な結果をもたらすことも否定はできない。読売新聞では目黒区長選ということで3日にわたって課題を紹介する記事を連載してきたが、それによる影響も定かではない。

そんな中で、「目黒図書館友の会」が公開質問状を説明会出席者名簿に載っていた3名の候補者に送りそれぞれの候補者から回答を得ている。つしや氏の名前はその時点ではなかったそうだ。図書館についての限定的な質問事項ではあるが、それだけに人柄が見えてくるようではある。

2012-03-29 目黒区長選挙立候補予定者への公開質問状
2012-04-01 目黒区長選・後藤輝樹氏の回答
2012-04-05 目黒区長選・青木英二氏の回答
2012-04-06 目黒区長選・松尾信彦氏の回答

また、「東京青年会議所目黒区委員会」が、4月6日に中目黒駅前で開催した公開討論会の模様がYouTubeで公開されている。上記の候補者に名前のないつちや克彦氏と、松尾信彦氏との討論で、青木英二氏は複数の公務のため欠席との紹介が主催者からされている。後藤輝樹氏についての言及はない。

いずれにしても、これからの選挙のあり方を示唆する意義深いものではないだろうか。

以下はそのYouTube映像の一部である。(YouTube画面で見ると関連映像が一覧できます。)



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文化の揺りかご(12-4-14)

東急本店とBunkamuraは一体となっていて、高級住宅地松涛と渋谷の境界を作っている。その前の道路の反対側にはいくつものビルが並び、さまざまなタイプの飲食店が入居するが、どんな店かを知る人は多くはあるまい。そのビルの裏手にあたる丘の上はラブホテル街の迷宮で方向感覚を失わせる。
Bunkamuraが評価の確立している文化活動の殿堂とすれば、その反対側にサブカルチャーの街があってよい。
いくつものライブハウスや映画美学校ができ、天井桟敷、寺山修司のカルチャーを引き継ぐポスター・ハリス・ギャラリーがあるこのエリアは、既に立派なサブカルチャーの街になっている。そうだと誰もが分かるような街である必要はないとはいえ、新しいアーティストの揺りかごとして知られるようになった方がよいだろう。
新しいアーティストとは日本人だけを指すわけではない。上海、大連、ソウル、ハバロフスク、台北などの都市の人たちも、ここで活動をするようにならないだろうか。利用料や選考の壁のある立派な施設である必要はない。低コストで自由に使えるスペースがあり、しかも交通の便のよいところとなると、渋谷のこのエリアは魅力的だ。吉祥寺、中野、高円寺、下北沢、江古田、池袋、新宿2丁目などと比較して、交通の便と集積効果の上からも優位にある。ギャラリーといえば銀座ということのようだが、それは購買力との関係からか。東アジアのサブカルチャー作品が流通する場としても、渋谷のこのエリアが知られるようになってほしいものだ。
雑居ビルの6階に人知れずあるアートスペースはそんな可能性を秘めている。

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渋谷ヒカリエ開業まであと2週間(12-4-12)

スカイツリーの開業についての話題は連日のように報道されているが、渋谷ヒカリエは渋谷ローカルの話題でしかないようだ。前宣伝も目立たないし、いつの間にか開業していたということになりそうな気配である。高層の建物は目に付くものの、その周辺に通勤・通学する人でもなければ、それが何なのかということについての関心は必ずしも高くはない。東京のあちこちで同じような規模のビルが工事中だし、何になろうがどうでもいい、という冷たい見方があってもおかしくない。スカイツリーのようなインパクトに乏しいのはやむをえないともいえる。
とはいえ、渋谷という街に限ってみれば、その存在感がじわじわと出てくるというものだろう。話題を集めて開業当初の混雑を演出する必要もないのかも知れない。渋谷には十分すぎる人が集まるわけだから、開業したとなれば、たまたまその時渋谷に来た人が立ち寄るに違いないのだ。
建物の外観は完成し、現在内部に備品を運んでいるところ。ゴールデンウィーク直前の4月26日の開店で、どのような人出になるのか興味深いものもある。
一方、ヒカリエの開業により、これまで使われていた明治通りを跨ぐ通路が利用できなくなる。渋谷駅と青山を結ぶこの通路に懐かしい思い出のある人も少なくないだろう。新しい連絡通路が隣にできてはいるものの、また一つの歴史が終わることにもなるのだ。

外見では完成している渋谷ヒカリエ
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あと2週間で閉鎖されるはずの歴史ある通路
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駒場の桜(12-4-11)

一昨年の3月30日に書いた「駒場の桜」と題するページにより、本ブログへのアクセス数が急に伸びた。この一週間、そのページだけの平均閲覧数が1日に100件を超えるのだ。「駒場の桜」で検索した人がたまたま見つけてクリックしたのだろう。スマートフォンの普及により、インターネットでの検索そのものが増えていることも考えられる。昨年の3月・4月のページ別アクセスデータも見たが、特に目立つほどではなかった。
駒場には桜がいたる所にといってよいほどあるので検索する人の多いことは想像できる。目黒川ほどではないが、静かに花見をするには格好の場所かも知れない。大学でも国際基督教大学などと比較されれば、見劣りするとはいえ、東大の駒場Ⅰキャンパスにも桜はあちこちに点在する。そんなキャンパス内でもほとんど知られていないのではないかと思われるのが、井の頭線の線路脇にある空間。バレーコートと墓地の間の不思議な場所だ。桜の木が数本、静かに花を誇っている。
隣にある墓地は東大の敷地内ようにも見えるがそうではない。井の頭線が1933年に開通する前からあったもので、それ以降もこのあたりは民有地であったのかも知れない。今でも、大学の正門の外でもるし、金網の柵の外でもある。1965年まで踏み切りの場所にあったかつての東大前駅から正門までの道が東大構内であったとしたら、敷地内に正門があったことになるのだが。
いずれにしても、バレーコートから梅林まで、余裕のある土地利用がされている。そうしてこの不思議な桜の園から井の頭線を挟んで向こう側に見える郵政宿舎も利用の検討がされているようだ。ここにある桜の木がこれからどうなるのか、気に留めている人はどれだけいるのだろう。

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東大駒場キャンパスの街(12-4-8)

このブログは地域情報サイト『渋谷WEST』のニュースという位置づけだ。対象とする地域である『渋谷WEST』について、これまでは渋谷の西側から東大駒場キャンパスまでと、ややあいまいにしていたが、これからは東急本店・東大駒場リサーチキャンパス正門・大橋ジャンクション・代官山蔦谷書店の4地点を結んだ範囲としよう。地図に線をいれてみた。
渋谷といえばスクランブル交差点の映像が知られ、これからは東口のヒカリエが注目されることにもなるだろう。しかしそのエリアとは全く違うといってよいような性格の街がその西側にある。高級住宅地の松涛と南平台を挟んでオフィス街とラブホテル街があるということなのだが、そのラブホテル街は、個性ある飲食店や音楽演奏や映画館が連なるエンタテイメントの街でもあるのだ。そのエリアを渋谷駅周辺から切り離して目黒区の東京大学を中心とする文教地区とつなげてしまうことには違和感をもたれるかも知れないが、商業ビルが密集する渋谷の喧騒とは違う街としてのイメージを形成すると見ると決して不自然ではない。
ここを東大駒場キャンパスの街、あるいは、松涛・代官山ガーデンロードの街と呼ぶことで、Bunkamuraから西側の渋谷が違った街に見えてくるはず。キーワードはグリーンとクロスカルチャーか。

(真ん中の印は地図の検索で入れたものなので無視してください)
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最後の桜(12-4-6)

渋谷道玄坂商店街振興組合の公式サイトによると、道玄坂上交番交差点、渋谷マークシティ入り口にある桜の木が今年限りで伐採されるようだ。かつては、ここから路面電車が道玄坂の通りから分かれて渋谷駅に向って電車専用路を下り始めた場所だ。商店街の人たちがこの桜の木の下で酒盛りもした時代があったと聞いたこともある。
この桜の木は老木のようで、しかも背が低いから元気とはいえないのだろうが、それでも毎年早めに花を咲かせてきた。寿命ということであきらめるにしても、狭いスペースにいくつもの碑が置かれているし、桜でなくともシンボルになるような立派な木が欲しいところでもある。
そこで気になるのはこの桜の木が誰のものなのかということ。無論この土地の所有者なのだろうが、それがわかりにくい。今では国道246号線は迂回して首都高の下を走るが、道玄坂も宮益坂もかつては三宅坂からの国道246号線だから、今でもやはり国道なのか。もしかしたら都道か区道になっているのかもしれない。それはそれとして、道玄坂から分かれてマークシティに至る道は東急のものだろうから、この桜の木が東急の管理下にある可能性もある。つまり、国、東京都、渋谷区、東急のどれなのか。渋谷検定の問題になってもよさそうだ。調べて見ることにしよう。

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大橋一丁目公園(仮称)での活動準備(12-4-2)

大橋ジャンクションの上、工事中の42階建て高層マンションの9階部分から出る空中庭園と、ドームの中の地上広場で活動するための準備会議が進められている。昨年12月17日にもこのブログで紹介した、2月23日に開催された検討会の内容が目黒区みどりと公園課が3月30日付けで発行した「検討会ニュース」で報告された。
参加した区民24名が「栽培・ガーデニング部会」「祭り・イベント部会」「運動・スポーツ・遊び部会」に分かれて意見交換が行なわれている。「公園で活動したい人」と「公園施設を利用したい人」では関わり方も考え方も異なることが浮き彫りになり、各部会での準備の熟度の違いも見えたということだから課題は多そうだ。具体的に上がっている解決すべき課題の中にある「夜間照明の設置」という少なからぬ予算措置を要するものや、「無農薬栽培のノウハウ習得」といった特別の技術が期待されるものなど、乗り越えなくてはならない壁も高い。
開園は来年3月末頃であり、それまでには準備が整うことが期待されている。まだ結成されていないとはいえ、来年早々には入居するクロスエアタワーの管理組合から意見が出ることも想定しなくてはなるまい。
3つの部会ごとに概ね月1回程度の活動準備会を開催し、5月、7月、10月、2月の4回にわたって全体の検討会が行なわれることになっている。大橋エリアマネジメント協議会、大橋一丁目地区再開発協議会、大橋一丁目地区しゃれ街準備協議会、大橋グリーンクラブといった組織ができているが、さまざまなグループ間の調整は困難を極めるだろう。「区民の皆さんの主体的な取り組みが活動実践の成果につながります」と目黒区は訴えるが、何よりも意見集約の場が必要だ。目黒区は及び腰と伝えられるが、フェイスブックの活用が急務である。インターネットディバイドの課題も乗り越えなくてはならないことの一つと考えるべきなのだ。

(フェイスブックに「大橋一丁目公園検討会」のグループを作りました。)

建設中のクロスエアタワーの横に空中庭園ができる
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松涛坂の新店舗(12-4-1)

イタリアのファーストフードにニョッコ・フリットというものがあると知った。薄い揚げパンということだが、日本では食べさせる店はないようだし、見たことも聞いたこともない。WEBで調べた限り、イタリアでもそれほどメジャーではないようで、北イタリアのローカルな食べ物と思われる。郷土料理といってよいレベルなのかも知れない。
そんなニョッコ・フリットを売り物にする店、「PANZEROTTERIA」が山手通りの松涛2丁目交差点に近い栄通りに4月中旬誕生する。ちょっと前まで「パンの木」という喫茶店のあった場所だ。松涛美術館の近くでもあり、高級住宅地といってよいロケーションでの出店となる。
ここは松涛坂と呼びたい場所。ここから下る栄通りはいよいよ今年中には両側通行の並木道として完成する。渋谷の新しい注目エリアとして話題になるに違いない。坂の下の行列のできるガレットの店「ガレットリア」はフランス・ブルターニュの郷土料理だし、そこまでに点在する松涛の小さな店はどこも個性豊かなのだから。

真ん中が「PANZEROTTERIA」
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店の看板
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松涛坂を見下ろす
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