大橋一丁目公園(仮称)での活動準備(12-4-2)
大橋ジャンクションの上、工事中の42階建て高層マンションの9階部分から出る空中庭園と、ドームの中の地上広場で活動するための準備会議が進められている。昨年12月17日にもこのブログで紹介した、2月23日に開催された検討会の内容が目黒区みどりと公園課が3月30日付けで発行した「検討会ニュース」で報告された。
参加した区民24名が「栽培・ガーデニング部会」「祭り・イベント部会」「運動・スポーツ・遊び部会」に分かれて意見交換が行なわれている。「公園で活動したい人」と「公園施設を利用したい人」では関わり方も考え方も異なることが浮き彫りになり、各部会での準備の熟度の違いも見えたということだから課題は多そうだ。具体的に上がっている解決すべき課題の中にある「夜間照明の設置」という少なからぬ予算措置を要するものや、「無農薬栽培のノウハウ習得」といった特別の技術が期待されるものなど、乗り越えなくてはならない壁も高い。
開園は来年3月末頃であり、それまでには準備が整うことが期待されている。まだ結成されていないとはいえ、来年早々には入居するクロスエアタワーの管理組合から意見が出ることも想定しなくてはなるまい。
3つの部会ごとに概ね月1回程度の活動準備会を開催し、5月、7月、10月、2月の4回にわたって全体の検討会が行なわれることになっている。大橋エリアマネジメント協議会、大橋一丁目地区再開発協議会、大橋一丁目地区しゃれ街準備協議会、大橋グリーンクラブといった組織ができているが、さまざまなグループ間の調整は困難を極めるだろう。「区民の皆さんの主体的な取り組みが活動実践の成果につながります」と目黒区は訴えるが、何よりも意見集約の場が必要だ。目黒区は及び腰と伝えられるが、フェイスブックの活用が急務である。インターネットディバイドの課題も乗り越えなくてはならないことの一つと考えるべきなのだ。
(フェイスブックに「大橋一丁目公園検討会」のグループを作りました。)
建設中のクロスエアタワーの横に空中庭園ができる
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