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カーネーションと渋谷(12-2-9)

NHKの朝の連続ドラマ「カーネーション」の視聴率が20%を越える人気だ。このドラマは、日本のファッションビジネスの黎明期を扱っているともいえ、その時代の雰囲気を知る女性たちが特に熱心なのではないかと想像する。
一方でこのドラマは日本のファッションの歴史を理解する上で貴重なものなのだ。これから3月末まで、デザイナーのコシノヒロコ、ジュンコ、ミチコの3姉妹と、その周辺で活躍したファッション業界の人たちの描写にも関心がもたれることだろう。世界の中での日本のファッションビジネスについて、もっと知られてよいのではないか。ファッションの歴史ついての理解が深まるような街となることは、渋谷の地域性として留意されるべきなのだ。

渋谷区総合文化センター大和田内には「文化ファッションインキュベーション」が2010年秋に開設されている。渋谷区総合文化センター大和田のホームページにはこう書かれている。
「ファッション・デザインの分野で活躍する若手人材の育成を支援するほか、アトリエや展示スペース、ショーのできるホールなどがあります。ここから渋谷発のファッション文化を世界に発信していきます」と。
その事実は関係者にとどまらずもっと多くの人たちに知られるべきだろう。
カーネーションの舞台として岸和田が観光地として脚光を浴びているのだろうが、ファッションを創造する街ということで、渋谷も改めて注目されてほしい。


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