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上野駅と渋谷駅(12-1-20)

「ALWAYS三丁目の夕日64」が、明日21日から道玄坂のTOHOシネマズ渋谷などで上映される。上野駅のシーンが印象に残った映画の3作目。1958年の時代設定だった第1作から6年後、「ああ上野駅」がヒットした1964年の物語となる。上野駅が文字通り東京の北の玄関といわれた頃だ。それからほぼ50年がたち、地上ホームから東北地方への長距離列車が発着することはなく、現在、上野発の夜行列車は青森駅も止まらない札幌行の寝台特急「カシオペア」1本のみとなった。それも毎日上野駅を発着するわけでもない。地下にできた東北・上越新幹線も東京行きになってしまい、かつての北のターミナルの面影はない。更に2013年度完成予定の東北縦貫線により、宇都宮・高崎・常磐線の終着駅としての役割すら終わることになりそうだ。それにより地上ホームや上野駅の駅舎がどうなるのかが気になるところでもある。

その上野駅に較べれば東横線渋谷駅の価値などもともとたいしたものではあるまい。映画の舞台になった例を知らないし歌にも出てこない。西武池袋線や東武東上線の池袋駅と同様に、東京の都市交通を担うローカルな駅に過ぎないといってよい。
それでも1964年には渋谷駅は4つの鉄道の終着駅であり、渋谷駅の東口は4路線が発着する東京で最大の都電のターミナルでもあった。その後、1969年に東口の都電がすべてと西口の玉川線が廃止になり、1977年に地下を走る新玉川線の渋谷駅が開業、78年には地下鉄半蔵門線の青山一丁目までが開通した。30年以上も昔のことだ。
そして来年早々には東横線の渋谷駅が地下鉄副都心線とつながる。現在の地上駅は解体されることになる。そのスケジュールは明らかではないが、ホームに電車が入るのは後1年ほど。井の頭線と銀座線のターミナルではあるものの、東横線の地上ホームがなくなり、渋谷駅が上野駅のように通過駅になってしまうとどうなるのか。混雑がなくなって利用しやすくはなるのかも知れないが、渋谷駅の存在感を維持できるかどうかだろう。



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