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2011年12月

代官山蔦屋書店で暮れた年(11-12-30)

代官山蔦屋書店は予想外の人出。混雑というほどではないにしても、飲食スペースは満席で、駐車場もこれまでの空き方がうそのように埋まっていた。特にシニア層が立ち寄りやすい環境であることから、潜在需要を掘り起こしていることは間違いない。映画史というくくりや、歴史を扱った映画を分かりやすく並べるなどして、そうした客層を誘惑する。
代官山蔦屋書店の宣伝もなく、まだそれほど広くは知られていないかもしれないが、これからシニアの遊び場として関東一円からの来店者が増えていくにちがいない。それも蔦屋書店だけではなく、そこからの散歩道として、旧山手通り~松涛~Bunkamuraのエリア一帯が注目されるようになってよい。午前中に蔦屋書店に入り、昼食後に松涛方面に向かい、BunkamuraやKINOHAUSで映画でも観て、その近辺で夕食をとるというコースもその一例。何しろ東急本店前には外からは分からない魅力的な隠れ家がそろっているのだから。
震災で国全体が暗かった2011年だが、明るいニュースを創ることも大切だ。2012年には渋谷ヒカリエ、東京スカイツリー、渋谷ガーデンタワー、東京駅舎の復旧工事などの完成が待っている。オトナの街、渋谷WESTにも新しい風が吹くはず。
代官山蔦屋書店は年末年始も休まず営業し、元日から街全体を元気づけてくれる。

駐車場には多くの車
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滞在型書店といってもよい場所
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借りてみたくなるなつかしの名画
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隣のカフェにも蔦屋書店の効果があるよう
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歳末の渋谷(11-12-29)

築地場外市場の周辺は午前中大変な人出だったと聞いて渋谷駅周辺を見に行ったところ、普段と変わることなく、むしろ少ないような印象もあった。渋谷は歳末の買い物に出かける街ではないということなのだろう。109も混雑とは程遠い状態であったが、雑誌の写真用なのか、モデルの写真撮影をやっていて、その様子を携帯電話のカメラで撮る人だかりができていた。
外観が完成状態になっている渋谷ヒカリエが、来年には渋谷の賑わいを独占することになるのかも知れない。かつては渋谷のシンボルであった東急東横店東館屋上からの眺めが、新旧交代を象徴しているようでもある。東急東横店が壊される時期は明らかになっていないが、地下鉄銀座線の新駅がヒカリエとJRの間に設置する工事の完成がまず必要だろう。東横線が来年度には地下化されるにともない、いろいろな動きは出てくる。
渋谷駅のハチ公前広場の毎年大きく変わらなかった光景が、来年の歳末にも見ることができるとしても、その後のことは分からない。

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大橋の横断歩道橋(11-12-28)

大橋のクロスエアタワーとその反対側を結ぶ、国道246号線を横断する歩道橋がその姿を現した。先月まで12月に工事が終わる予定と書かれていたが、現在は1月末の予定に変更されていた。この歩道橋はクロスエアタワーと氷川台をつなぐというのが当初の計画だったと記憶するが、まず国の予算による国道をまたぐ部分の工事が完成ということになる。その次はクロスエアタワーにつなぐ部分となり、これは東京都の経費のようで、最期の氷川台とつなぐ部分は目黒区の負担でということか。氷川台側にある大橋図書館は平成24年度中にクロスエアタワーの9階に移転し、現在の建物は解体されるそうだが、その跡地をどうするかは検討中なのだろう。そこにできる新しい建物から氷川台の上に出るという設計はできても、それが実現するのかどうかはわからない。

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クロスエアタワーにつががる部分
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大橋図書館が見えるここから先の工事があるかどうか
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正月休みに入った店(11-12-27)

歳末特別警戒の夜回りが行なわれている中、波乱の多かった2011年という年も終わろうとしている。忘年会のピークは過ぎても飲食店の営業はまだまだ続く中、今日27日から1月7日の営業再会までの長い休みに入ったの店がある。西アジアのベジタリアン料理ファラフェル専門店「Kuumba du Falafel」だ。日本人の経営する店で客もほとんど日本人なのだが、外に看板がなく、案内も英語というユニークさだ。ファラフェルについての予備知識のない人は対象にしていないのだろう。それもある意味親切なのかもしれない。
場所は山手通りと旧山手通りがぶつかる所。渋目陸橋の下にあたる。道路の反対側にはラーメンの砦などの店が並ぶが、「Kuumba du Falafel」のある周囲には何もない。そんな立地に看板のない店は似合うようだ。

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テレビで紹介された円山町(11-12-26)

今日の午後のテレビ番組「レディス4」で円山町が紹介された。その中の一こまとして、段差が小さい階段が何故かとの問題も出され、その答えは芸者が着物で歩くのに適しているからと。普通だと歩きにくい階段も見方を変えると観光資源でもある。現在活動している芸者の数は4人とのことだが、円山町には踊りや小唄の師匠がいて、着物や小物を販売している店もある。芸者文化が見直される基盤は残っているのだ。
現在東京で最大の花街は向島。神楽坂もその雰囲気が観光資源となっている。しかし街の景観という点では、円山町に軍配を上げたいのはひいき目か。ラブホテルが気軽な通行を妨げている面も否定できないが、それも観光資源の一つと見なせるのではないか。
目下、円山町の道玄坂上交番に近いところでは大きな店が開店準備中のようで、今日は背もたれのない木の椅子が大量に運び込まれていた。どんな店になるのかわからないが、居酒屋のようでもあり人の流れが増えそうだ。
東にヒカリエ、西に円山町とでもいって、渋谷のイメージが変わってくるのではないか。レディス4は必ずしも若くはない女性向けの番組。お姐さんの原宿とでもいえる遊び場として、円山町が見直されるとおもしろい。

(以下の映像はレディス4のものではありませんが検索で見つかりました)

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渋谷のイベント会場増設(11-12-25)

展示会、発表会、懇親会などのイベント会場として、道玄坂にある新大宗ビルのフォーラムエイトは5つのイベントホール、11のコンファランスルーム、63室のミーティングルームをもち、部屋の数では都内最大級の規模を誇る。ただ、もともとオフィスビルだったのを会議室にしたものだから、そこがイベント会場とは気づきにくい。1・2号館が1971年10月に竣工したもので築40年になるため、駐車場となっている路面部分も含めての再開発が検討されているかもしれない。

フォーラムエイトはイベント会場として作られたものではなく、セルリアンタワー東急ホテルの地下フロアーにあり、4分割もできる1430㎡のボールルームが渋谷では現在最大のイベントスペースということになるのだろう。それに4月26日にオープンする渋谷ヒカリエ内のホールが加わる。6月からの利用開始ということで、1000㎡と300㎡の広さであるが、渋谷駅からは一番近いという好立地条件と地上9階からの眺望と、飲食店など関連スペースに恵まれるものだ。

それらに加えて、神泉町交差点に5月完成予定で建設中の渋谷ガーデンタワーの1階と地下1階にベルサール渋谷ガーデン(仮称)という、合計3500㎡の広さのイベント会場ができる。それほど知られた場所ではないし、渋谷駅から歩いて10分ほどの距離とはいうものの、車だと246と旧山手通りの角ということで便利だし、バス停もすぐ前だから、使い勝手も悪くないのだろう。
使用時間が最低8時間で価格設定をしているので、よくある夜だけのセミナー+懇親会というパターンには使えない。どのようなイベントが開催されるのか興味深いし、何はともあれ周辺の人通りが増えることは間違いない。

ヒカリエホールもベルサール渋谷ガーデンも申し込みの受付を始めている。5月と6月に渋谷のイベントスペースが急に拡大するのだ。渋谷が若者の街とのイメージから転換することになるともいえないだろうか。

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Bunkamuraがリニューアル・オープン(11-12-23)

7月から改装のため閉館となっていたBunkamuraが、今日オープン改装後のオープンとなった。改装といっても共用部分はどこが変わったのかわからないほど。1階のギャラリーが拡張され、映画館のル・シネマに入るカーペットがふかふかになったか、と感じる程度であった。ただ、あちこちに情報発信をする大型モニターができていることは目新しい。
この半年、Bunkamuraに来る人がいなかったために客足が遠のいていたような東急本店8階のレストラン街も、2時を過ぎていても外の席に並ぶ人が目立ったのは、映画館や美術館を訪れる人が多いからだろう。
昨年末にオープンしたシャンソンなどのライブの店「Sarava Tokyo 」の入っているビルの2階に、1週間前にオープンしたばかりの樽ビールの店Goodbeer Faucets (グッドビア・ファウセッツ)もできて、Bunkamura周辺が一層注目されるようになるはずだ。

1階カフェの手前にある大型モニター
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オーチャードホールの入り口横
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東急本店レストラン街からル・シネマへのエスカレーター
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夕暮の代官山T-SITE(11-12-22)

12月5日にオープンした代官山蔦屋書店とT-SITEは、今日木曜日の夕刻、ラウンジやスターバックスがほぼ満席に近い状態になっていた。ただ、より広いスペースのアイビー・プレイスは夕暮れ時というタイミングからか、まだまだというところ。全体がホテルの敷地のようでもあり、まさにオトナの空間。今やこのあたりで圧倒的な存在感をもつ場所となっている。隣にある代官山の象徴的な存在のヒルサイドテラスが昼の場所という印象さえもたせてしまうほど。朝7時から夜中の2時まで営業している蔦屋書店とT-SITEは、夕暮れ時からおだやかな灯りが人を引き寄せるのだ。
オトナの楽しめる場所というコンセプトなのだが、特に60歳から75歳の時間に余裕のある人たちが、つもる話をするのに最適な環境といえるのではないか。そこで話題になった本やCDをついでに買いに行くこともできるのである。もちろんヒルサイドテラスで行われるさまざまなイベントやショッピングに来た人たちが立ち寄ることにもなるはず。
渋谷の繁華街から遠くないのに、滞在型のリゾート地にでも来たような気分になれる貴重な場所である。駐車場に国産車が似合わないようなのも悪くない。今なら、クリスマスの気分を味わいながら食事をする場所としても最適だろう。

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地域情報について(11-12-21)

地域情報サイトとして渋谷WESTを運営して10年になるが、地域情報というもの、特に東京圏では難しい。地域の範囲は、狭いところで商店会、広くは渋谷区とか目黒区といった自治体になろうが、そのいずれにしても、地域のイメージに合うかどうか。地域社会は商店会でも自治体でもない。町会の情報も地域での生活の一部でしかないといってよいだろう。

一方で、住所で検索すると身近な情報が機械的に出るようになっている。飲食店や必要な施設を知ることはできる。しかしそれは編集されたものではないから、地域についての知識があってこそ役立つのではないか。しかも、地域からどのような情報が発信されているかは分からないのだ。

地域情報サイトのあり方については全国でさまざまな取り組みがされている。税金も補助金という形で投入されてきた。それでも期待したほどの成果が出ているとはいえないだろう。地域の人たちが地域サイトを通じてつながるということになるほど有益な地域サイトができないからといってよい。

地域情報として具体的にどんなものがあるかは理解している。今なら歳末警戒という夜回りが、町会ごとに何らかの形で実施される。渋谷WESTという地域サイトであれば、駒場、青葉台、大橋、松涛、神泉町、円山町、道玄坂2丁目といった町会ごとにそのスケジュールが掲載されるとよい。

円山町会のホームページには、トップ画面に25日から28日までの4日間、18時から24時の間に2回巡回するとのことが、大きな写真入りで掲載されている。
駒場町会では25日から30日まで、21時30分に町会事務所に集合し、22時から40分ほど班に分かれて巡回する。期間内のいずれかの日に1回だけの参加でもよい。

そうした情報がツイッターなどでさまざまな人から発信され、渋谷WESTはそうした情報にアクセスしやすくする場ということが目標になる。いずれにしても、情報過多の中で、貴重な時間を割いて利用していただけるサイトづくりに知恵を絞らなくてはならない。

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1965年から1970年の頃のポスター(11-12-20)

劇作家の寺山修司とイラストレーターの宇野亜喜良のコラボレーションから生まれたポスターの数々を展示した企画展が、東急本店前からドンキホーテの裏側に入った道のつきあたりにあるポスターハリスギャラリーで開催されている。
作品は1965年から1970年頃にかけてのものが中心で、当時、多くの大学が学生運動で授業がなかったという時代の雰囲気を蘇らせる。日本の高度成長が最終段階に入った時代といってもよいのだろうが、当時の朝日ジャーナルにはこんなコラムがあった。

「新宿の町には夜十二時をすぎても、なお数十万の人間が瞬間的に存在している。だが、真の意味でこの町で居住する人間はいない。数千室のホテル、バー、ゴーゴー喫茶店、スナックなどとその店ですごす人間が大部分である。(中略)新宿の町は、瞬間、瞬間が、ハプニングの可能性を持っているばかりでなく、風俗的にもつねに何かが起こっている。それと同時に町全体の形態変化が、われわれの全く予期しないハプニングの堆積の中で進んでいる。」(朝日ジャーナル1968年7月14日号)

そんなハプニングの担い手の一人が寺山修司。宇野亜喜良によるポスターは横尾忠則によるものと同様、その時代の空気を、寺山修司の演劇を見ない人たちにも伝えたのである。
ハプニングの町は今では新宿よりも渋谷の方が似合うといってよい。ポスターハリスギャラリーのある裏通りの袋小路はまさにそんな場所。この時代の自由な精神が生んだ日本のアヴァンギャルド・カルチャーの正しい継承者というのが、ポスターハリスギャラリーなのだ。手前にある喫茶店リーミーズでは、その時代のジャズやポップスをレコードで聞かせてくれる。
宇野亜喜良展の期間は1月29日まで。この時代を気軽に語りあう機会をリーミーズでもつことにしよう。

建物の入り口
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ギャラリーの入り口
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国際戦略総合特区と渋谷駅周辺 (11-12-19)

政府には新成長戦略の一環として、国際戦略総合特区を指定し、規制緩和や財政面での支援ができるようにする政策がある。今週中に指定地域の最終決定があるようだが、最終候補が7地区となり、うち4地区は目標が明確だが、東京など3地区は目標が不明確で工夫の余地があるとの指摘を受けている。
グリーンアジア国際戦略総合特区(福岡県・北九州市・福岡市)、京浜臨海部ライフイノベーション国際戦略総合特区(横浜市、川崎市)、アジアNO1航空宇宙産業クラスター形成総合特区(愛知県、名古屋市など)、北海道フード・コンプレックス国際戦略総合特区(北海道経済連合会)の4地区は相対的に目標が明確で、総合特区構想の趣旨に合うと評価された。これらは当確ということなのか。
残る3地区は、つくば国際戦略総合特区(茨城県、つくば市、筑波大学など)、関西イノベーション国際戦略総合特区(京都府、大阪府、兵庫県、京都市、大阪市、神戸市)、アジアヘッドクォーター特区(東京都)となっている。
アジアヘッドコーター特区の対象とするのは東京都心・臨海地域、新宿駅周辺地域、渋谷駅周辺地域、品川駅・田町駅周辺地域、羽田空港跡地だ。東京都心・臨海地域の拠点駅として、東京、新橋、六本木、豊洲、有明が示されている。
アジアヘッドクォーター特区として認められれば、渋谷駅周辺地域でもその目標に向かった開発が進められることになる。ただ、既にある計画が特区ということで優遇措置が受けられるということだけだと、政策の目標にかなうものとの評価にはなりにくいかもしれない。
東京の問題点は開発や環境整備への意欲が大企業地権者に限られ、住民の関心が乏しいことなのだろう。アジアの都市の中での東京の相対的な地位が落ちていることは否定できないが、それに甘んじてよいものかどうか。東京の立場に立つ論評が限られていることが気になる。
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2011/09/DATA/20l9r800.pdf

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緑の散歩道(11-12-18)

快晴にめぐまれた日曜日、国立天文台、武蔵野の森公園、野川公園、武蔵野公園、を巡るウォーキングをしてみた。調布・三鷹・府中・小金井にまたがる緑地帯は、これら4箇所に神代植物公園、多摩霊園を加えていくつものウォーキング・コースが考えられる。
日曜日の今日、いくら天気がよくて寒さを感じない一日であったとはいえ、歳末の用事で散歩どころでないせいか、人の姿はまばらであった。神代植物園と深大寺にはもっと人出があったのかも知れないが、これらの公園には交通機関を利用して訪れる人の割合が少ないのだろう。武蔵野の森公園や武蔵野公園を知っている人は近隣の市民でも多くはなさそうだし、国立天文台が常時公開されていることも、常時一般公開されてから10年余りということから、あまり知られていないようだ。
このエリアは野川の「はけの道」、国分寺崖緑地保全地域ということになろう。サッカーファンには良く知られている味の素スタジアムが、この緑地帯の中の巨大な空間、調布飛行場の端にあるわけだが、その奥にある公園のあることには気づくまい。
こうした場所で休日を楽しむ人が増えるのはこれからのことなのかも知れない。

国立天文台内
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武蔵野の森公園から見た調布飛行場
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野川公園の野川沿いの道
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大橋ジャンクションの公園利用計画(11-12-17)

大橋ジャンクションの屋上に約7千㎡の公園と内部空間に約3千㎡の広場を整備することになり、公園と広場の利用と管理・運営について住民参加により行っているが、その第4回の会議が11月15日に開催された。そのまとめが目黒区みどりと公園課から12月14日付けの「大橋一丁目公園(仮称)等利用と管理の検討会ニュース」として送られている。

そのニュースには議論された内容を正確に整理し、記載されているわけだが、更に大胆な整理をした上でコメントすると以下のようになるだろう。

目黒川沿いの道路から直接入る内部空間の利用としては、フットサル、キャッチボールなどのスポーツ、盆踊り、屋台・市・物産展などがあげられている。これについては利用計画委員会を立ち上げて検討すればよい。とはいえ、その立ち上げ時期は来年4月を目標にしなければなるまい。利用を希望するグループは既にあるわけだから、それから受け付けて個別に検討すればよいのだ。ニュースには記載されていないが、ラジオ体操の会場としても適しているはずだ。

屋上公園部分の利用として検討の対象となったものには、ぶどう栽培+ワイン作り、エコベジガーデニング、季節の草花を楽しむ会がある。これらについては、公園が完成する前の設計・工事段階から具体化しなくてはならないから、広場と同列に議論してよいものかどうか。それぞれの主催者の組織化が急がれる。季節の草花を楽しむ会の主催者の案として、グリーンクラブ、オーパスバラ庭づくりの名前があがっている。

それらは個別に実現性の評価を公園の設計前に行われる必要があるが、タイムリミットはいつだろう。公園設計に関わる利用案の4案について、主催グループごとに実現可能性を見ることにしよう。

1.ぶどう栽培+ワイン作り(必要な広さ50㎡):
ぶどう栽培とワイン作りの両方について知識のあるリーダーの存在が前提となる。呼びかけて手を挙げる人を探すこともあり得る。東京農大と組むことができれば確実だ。ただし、資金的な面での課題をクリアできているのかが気になる。

2.エコベジガーデニング(必要な広さ4㎡~50㎡):
無農薬の野菜づくりで自然を学び旬の味を楽しむ、というもので、主催者を若い人から幅ひろく人を募るとしている。関心のある人は多く、目黒区の登録団体の中での選抜になるのか。

3.グリーンクラブ:
複数のグリーンクラブの花壇を確保するかどうかということになろう。クロスエアタワーやプリズムタワー入居者との調整も課題になるかも知れない。

4.オーパスバラ庭づくり:
ぶどう栽培同様、知識のあるリーダーが必要。駒場バラ会の経験を活かすことも有効だろう。

地域交流、地域コミュニティの重要性がいわれる中、応募することにより国庫による支援事業の対象となる可能性もありそうだが、まだそうした検討がされてなければ、時期を逸しているかもしれない。

次回の検討会(第5回)は2月中旬に開催ということだ。

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松涛郵便局前交差点にビールの店18日オープン (11-12-16)

Bunkamura横の松涛郵便局前交差点の1階がファミリーマートの建物の2階に、12月18日"goodbeer faucets"という名の店が誕生する。日本・世界の厳選した醸造所のクラフトビールを40タップの樽生で提供するというのだ。現在店のホームページはトップ画面だけだが、ツイッターでの情報発信は始まっている。それが英語というのは英語で客を集めるということなのだろう。
http://twitter.com/#!/goodbeerfaucets
Bunkamuraの隣に英語が公用語の店ができるのかと期待を持たせるが、同時に、本格的に個性あるビールを味わいたいという人たちには画期的な店なのかも知れない。楽しみにしよう。

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松涛美術館で企画展「渋谷ユートピア」 (11-12-15)

松涛美術館では現在、渋谷近代の芸術家村を探索しようとする展覧会を1月29日までの期間で開催している。多くのそして多彩な芸術家が集まり交歓していた代々木、恵比寿、原宿を見てゆくというもの。
東京が江戸情緒を払拭しつつ近代都市へと変貌していた明治から大正・昭和の時期に、多くの俊英の美術家たちが渋谷に集うことになった。東京周辺には幾つもの美術家や文化人が集い交流した土地があり、そうした場所にならんで渋谷をアーティスト・コロニーととらえることも可能だということでそれを「渋谷ユートピア」と名付けたという。
「明治末から昭和戦前までの渋谷に住んだ美術家、あるいは渋谷を描いた画家を取り上げ、美術家たちのユートピア—美の発信地であった、かつての渋谷の姿を再発見しようとするものです。」
ということなのだが、ほぼ100年前といってよい時代の渋谷は現代とは余りにもかけ離れている。その地がたとえば池袋や目黒であったとしても何の違いも見出せるものではない。
しかし、ある時代のさまざまな分野の美術家を、渋谷というだけの切り口で並べて見ることには大きな価値があるのではないか。油彩画、日本画、彫刻、版画、詩稿、手紙、ポスター、デザイン画、装幀・挿絵、家具、建築図面などにわたるジャンルの作品約150点を、概ね1910年から1930年頃に制作されたものをコンパクトに一覧できることは素晴らしい。しかも関東を中心とする数多くの美術館などから一級の作品を集めているのだからなおさらである。
松涛美術館から近いBunkamuraのそばにある、1960年から1980年にかけてのアンダーグラウンド美術の傾向を踏まえた作品を展示するポスター・ハリス・ギャラリーを、松涛美術館と併せて訪れるのもよいのではなかろうか。

独特の雰囲気をもつ松涛美術館
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東急文化会館と渋谷ヒカリエ (11-12-14)

来年4月26日にオープンとなる渋谷ヒカリエは、2003年に閉館した東急文化会館の跡地に青山側の土地も加え、全体で東急文化会館の4倍以上の規模となる。東急文化会館の数値をかっこ内に入れて比較すると、敷地面積9640㎡(5100㎡)、 延床面積144千㎡(30千㎡)、地上34階地下4階(地上8階地下1階)といった具合だ。

とはいえ、東急文化会館は敗戦からわずか11年後の1956年(昭和31年)12月に開館し、当時の東京ではトップクラスの映画館であった1階の渋谷パンテオンと、5階の渋谷東急に加え、6階の東急名画座、地下にはニュース映画専門の東急ジャーナルの4映画館をもつ、他に例を見ない商業施設であったのだ。更に翌57年4月には五島プラネタリウムが営業を開始して、東急文化会館は渋谷のシンボル的な存在ともなった。今でこそシネマコンプレックスは当たり前のようになっているが、当時は複数の映画館を持つ建物は限られていたし、テレビが家庭になく映画が最大の娯楽であった時代に、東急文化会館は新しい時代の夢のような存在ではなかったろうか。

55年前にできた東急文化会館と渋谷ヒカリエを比較しても意味がないように、渋谷ヒカリエに東急文化会館が当時与えたようなインパクトを期待することにも無理がある。
まず東京の中での渋谷の位置づけが昭和30年代とは全くといってよいほど違う。当時の渋谷は、山手の住宅地の住民が集まる場所として、都心をのぞけば、新宿など他の繁華街以上の存在感があったはず。六本木、原宿、恵比寿、代官山などは人が集まる場所があったのか、というほどの時代である。

昭和50年代になると、西武グループの進出から公園通りが脚光を浴び、平成になってからは109とセンター街の若者の街として、渋谷はスクランブル交差点の映像と共に広く知られてきた。その一方では東京の繁華街の多極化が進んだ。渋谷近辺だけでも、代官山、恵比寿、原宿、表参道、自由が丘、二子玉川、三軒茶屋、下北沢に多くの人が集まるようになっている。渋谷が副都心呼ばれるにふさわしい街に再びなることがあるのだろうかと危ぶまれるところだ。

そんな中での渋谷ヒカリエの開館。翌5月には東京スカイツリーと東京ソラマチ、6月には東京駅丸の内駅舎の復元工事が完成する。多極化する東京の繁華街の中で渋谷をアピールするためには、ヒカリエだけではインパクトが弱い。ここはスカイツリーと東京駅舎と一体化したイメージ戦略が有効なのではないか。スカイツリーのある押上駅と渋谷駅は半蔵門線の始点と終点。途中に東京駅から近い大手町駅がある。スカイツリーを左に、真ん中に東京駅の復元駅舎、右にヒカリエを並べた写真でアピールするといい。「2012年、東京は半蔵門線から未来へのスタートを切りました!」といった内容のコピーをつけて。

東急、東武、JR東日本の各社に関わることなのでそんなプロモーションは夢物語ではあるだろうが、新たに渋谷に人を呼びこむには、ヒカリエ単独では相当の仕掛けが必要だろう。

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駒場の米屋 (11-12-13)

東大前商店街のはずれにあたる場所、井の頭線ガード手前の樫野米店がリニューアル工事完了してオープンした。米屋とは思えないような洋風の外観で、店内には精米機、餅つき機が設置されている。
餅を買いたかったので聞いたところ、「これからこれでつくんですよ」と、機械を指差した。この時期に合せて改装をしたようである。餅は25日までに予約のあったものを、28日に配達をするとのことだ。どうもそれが伝統的な餅の買い方らしく、一年中買えるスーパーの餅では正月の食べ物とはいえないのかも知れない。
樫野米店の餅は店内で米を木炭で炊いて作るという凝ったもの。米屋で予約して餅を買うという日本の歳末の伝統にもう一度帰るのもよさそうだ。

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精米機
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餅つき機
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松見坂交差点からの眺め (11-12-12)

松見坂交差点は山手通りと淡島通りが、どちらもかなり急勾配の坂の途中で交差するというところ。中央環状新宿線と品川線の建設で10年以上工事現場となっている。その間にここから見える高層ビルが3棟建設された。最初に完成したのが映像の真ん中に顔を出す地上33階建ての「住友不動産青葉台タワー」で、2009年8月の竣工。2番目が「住友不動産渋谷ガーデンタワー」で、左奥に見える地上24階建てのオフィスビル。2012年5月に竣工予定だが、遠くから上層階を見ると既に完成した姿となっている。右側に工事中のクロスエアタワーは地上42階建ての集合住宅となるが、現在はその半分ほどの高さだ。竣工は2012年1月となり、スーパーや図書館なども入ることになっている。大橋ジャンクションの屋上庭園ともつながる巨大施設だ。
松見坂交差点の4つ角にある建物の1つは空きビルで、もう一つは地下と1階が空室でテナントを募集中。高層オフィスビルとマンションの入居者で、このあたりの人通りに影響がるのかどうかはわからない。淡島通り沿いには9階建てで223戸の高級マンション「プラウド駒場」も2012年8月竣工の予定で建設中だ。一年後の松見坂交差点は今と同じ風景だろうか。



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渋谷ヒカリエと公園通り(11-12-11)

11月28日に渋谷ヒカリエの開業が来年の4月26日と発表された。それ以来ここでも何度かふれているが、商業スペースはSinQs(シンクス)と呼ばれるものになる。コンセプトは「新・渋谷、はじまる。」商品が整理・区分けされた「DEPARTMENT STORE」から、モノ・コト・キモチが融合した「SPARKMENT STORE 」( スパークメント ストア)。その客層ターゲットは20代後半から40代の働く女性としている。

そのターゲットは、渋谷公園通りや代官山の客層と重なるのだ。もはや副都心渋谷の時代ではない。多極化している東京の街の一つでしかなくなった渋谷の中での新しい売り場となろう。渋谷ヒカリエは六本木ヒルズや東京ミッドタウンのように、駅から直結した建物で、来訪者がそこから外に出なくてもよいこと狙う。それでなくとも渋谷全体に活気を与えるという期待は困難だ。1970年代後半から90年代にかけて渋谷の顔を作っていたといってもよい、渋谷公園通りと西武渋谷店やパルコへの客足を止めてしまうということになってもおかしくない。

早くとも2026年度まではかかる渋谷駅周辺の再開発事業の中で、最初に人の流れを変えそうなのが渋谷ヒカリエの誕生。4月26日まで、あと4ヶ月余りとなるが、公園通り、センター街、道玄坂の各エリアごとの動向に注目したい。

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松涛の奥で内見会 (11-12-9)

松涛の奥、東大裏の山手通りに近い神山町にある「ギャラリー・アース」でシャツなどの内見会をやっていた。JOINTのブランドで全国展開をしていているジョイントクリエイションというアパレル・メーカーによるものだ。遠方からのお客さんには、渋谷の喧騒からちょっと離れたところにあるというこの立地が、ちょうどよい散歩になるとの評価をしてもらえるとか。
JOINTのブランドは麻と綿の天然素材を使った最高の製品目指して、日本国内各地で編み立て、染色、縫製まで行なっている。海外での生産が普通になっている中で、貴重な存在といえる。製品を販売している店もこだわりのある専門店で、この近所で展開するのは中目黒・恵比寿・原宿の路面店。ビームズ渋谷にもあるようだ。
最近になってアパレル・メーカーが上原方面に来ているらしい。渋谷の地場産業はファッションと音楽だと渋谷区長がアピールし、渋谷区文化総合センター大和田に文化ファッションインキュベーションが1年前にできた。来年4月には渋谷ヒカリエ8階にクリエイティブフロア「8/」が誕生する。その周辺の路面にも、さまざまな分野の意欲的なクリエーターの情報交換の場ができることで、まさに現在経済産業省が募集している「クール・ジャパン地域集客・交流産業活性化支援事業」の対象ができる。世界に発信できる渋谷ブランドを形成する場として、渋谷ヒカリエに限らず、幅広いエリアでの活動が活発化することが、渋谷区のみならず、日本全体のために期待されよう。

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代官山T-SITEの様子 (11-12-8)

代官山蔦屋書店とその奥のレストランや駐車場スペース全体で12千㎡ある敷地が総称して「代官山T-SITE」と名づけられている。旧山手通りに面した入り口は蔦屋書店なのだが、車はその奥の駐車場に入ることになり、その横に野外席の多い「アイヴィー・プレイス」や犬の専門店「グリーンドッグ」などがある。

この「代官山T-SITE」は隣接する「ヒルサイドテラス」とコンセプトや想定する来訪者のイメージということでは共通するもののある一方、新しい情報技術を使い、きめの細かい顧客サービスを試みている。次世代TSUTAYAに向けての実験ということもあるだろう。

駐車場の様子がインターネットによりリアルタイムで分かるようにしているのがその一つ。混雑の状況がわかるから安心できる。120台収容できる駐車スペースがいつ満車になるのか、居ながらにして知ることもできる。各店舗のツイートがインターネットで一覧できるのも新しい試みのはず。

駐輪場はほとんど満車のようだが、高級な自転車でないと留めにくい雰囲気でもある。犬をつなぐ駐犬スペースとでもいうものも珍しいのではないか。蔦屋書店2階ラウンジ「Anjin」は、映画フロアーと音楽フロアーの間にあって、通り抜けをする人が多いのだが、ちょうどホテルのラウンジでの飲食に通じるものがある。ガーデンスペースにあるレストラン・カフェバーの「アイヴィー・プレイス」と同様、飲食の値段は席についてメニューを見せられるまで分からない。事前に知りたければ、代官山T-SITE店頭端末(iPad)を利用することができる。ディスプレイはすべて控えめで、照明も落としている。本を始めとする装飾品の多いことも大きな特徴だ。

書店の品揃えは学生や理系のジャンルをはずし、デザイン、建築、写真、美術、車、料理、旅行、人文、文学、絵本、ファッションについてそれぞれ個室の形にしている。洋書がジャンルごとに日本語の本と一緒に並べられ、膨大な種類の雑誌が中央の通路にある。書店内の1階に2ヶ所、2階に1ヶ所あるトイレがそれぞれ違ったデザインというのも気になるところ。

映画はレンタルだが、CDはほとんどが販売。最近売れているものより、クラシックや50年代~80年代のジャズや洋楽、それとワールドミュージックにも力をいれている。
どのような人に出会うことができるかも楽しみな場所ではないだろうか。

タクシー乗り場からの入り口
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2階のラウンジへの階段
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犬をつなぐ石
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渋谷WESTのカフェ (11-12-7)

淡島通り沿いのかつてこまばエミナースのあった土地に現在分譲マンションとして工事中のプラウド駒場の位置を、航空写真で紹介しているDMが送られてきた。その写真はちょうど渋谷WESTとしているエリア全体をカバーしているので、赤線で囲ってここに掲載する。
このエリア内の地域情報や飲食店情報などを分かるようしようというのが、渋谷WESTというサイトの目標。他の地域情報サイトにはないきめ細かいフォローをするようにしている。

このエリアで、店主が客の名前を覚え、客同士の交流を歓迎するカフェは3軒。地域の交流拠点となり得る店だ。スターバックスやタリーズのようなセルフサービスの店、あるいは昔ながらの喫茶店はいくつもあるが、新しい出会いが見つかる店はこの3軒しかない。あやしげなイメージのある出会い系ということではなく、人をつなぐハブ機能を持つ場としてこれから注目されてほしい。

午前10時から営業しているのは、神泉町交差点から大橋よりの大坂上バス停前にある「ハニーズカフェ」。ランチもあるけれど、夜は8時に閉店となる。砂糖の替わりにすべてハチミツを使用するという店だ。
午後1時から営業するのは「リーミーズ」。東急本店に近い、ドンキホーテの裏という人通りのない道に面している。夜中の1時まで営業でコーヒーとカクテルが自慢の店。昼からカクテルが飲めるというのはめずらしいはず。
午後3時過ぎに店を開くのは「パブリック松涛」。コーヒーとワインの店といってもよい。店で食事をしている客がいても、それを食べられるかどうかはその日の運という個性ある店だ。

3つの店をつなぐ線の中が渋谷WESTの中心部分。その中には隠れ家のような居酒屋やバーは数多くあるものの、人の新しい交流につながるカフェはない。仲間ができるバーがあるにしても、カフェでそんな店はなかなかないのだ。特に「リーミーズ」と「パブリック松涛」はフェイスブックで繋がる客が多い。

渋谷にはさまざまな顔があることをもっと理解されてほしいものだ。松涛・代官山エリアという言葉が使われるようになるのが、その近道ではないだろうか。

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松涛・代官山ガーデンロード(11-12-6)

蔦屋書店の開店に合わせて「松涛・代官山ガーデンロード~蔦屋書店から広がる新しい文化の街」を電子書籍として公開した。そのあとがきを以下に紹介する。

本稿はこのエリアの新しいシンボルとなった蔦屋書店の開店に合わせて刊行すべく、2011年のはじめから準備を進めてきた。当初、CCC代官山プロジェクトということで、2011年の夏にはオープンするとのふれこみであったが、震災による影響とのことで、8月に蔦屋書店として11月下旬の開店を発表したものの、最終的には12月5日にずれこんだ。本稿の執筆もそのスケジュールに合わせて少しずつ書き加えるという作業を積み重ねたというのが裏話である。
こうしてまとめてみると、このエリアはどこよりも高級店が点在することに気づく。銀座や表参道よりも選ばれた小数の人たちのためのエリアといってもよいのかも知れない。代官山と松涛は共に高級住宅地のイメージがあり、その間の南平台、青葉台と線でつなぐことで、日本で最も高級な雰囲気が漂う街路としてよいのではないか。旧山手通り沿いのヒルサイドテラス、代官山蔦屋書店とT-SITEガーデン、渋谷ガーデンタワー、そして松涛2丁目交差点から栄通り(松涛坂)に入りBunkamuraへと続く道は、その周囲の高級住宅地と一体なのである。
旧山手通りの代官山交番から西郷橋までのエリアは代官山として既に雑誌などで紹介されている。そのエリアを松涛とつなぐのは無理があるともいえるのだが、渋谷駅周辺の高級住宅地ということで、一つのエリアと見た方がインパクトが強くなる。高級住宅地であるだけに、これ以上注目を浴びるのは困るとの立場もあるかも知れない。しかし蔦谷書店の開店は多くの人をこのエリアに呼び込むことになろう。ヒルサイドテラスの街づくりのコンセプトが、そのまま今月リニューアルオープンするBunkamuraまでつながれば、ある程度のにぎやかさも歓迎されるのではないか。そして何よりも、渋谷を囲む西側の広いエリアが、ガーデンロードというアイデンティティをもった地域ブランドとして認められることで、よりよい環境が形成されていくことを信じたい。
言うまでもなく、このエリアの素晴らしい環境を生かして、既にさまざまな事業者が出店を考えているではあろう。それだけに、より多くの人たちにこのエリアの魅力を知っていただき、足を運んでいただきたいと願うものである。



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蔦屋書店の開店日(11-12-5)

蔦屋書店が今日オープンした。事前の公開アナウンスはなく、今朝の「代官山T-SITE」アカウントのツイッターでのメッセージが唯一のものだったのではないか。新聞の折込み広告などもなかったはず。
早速訪問してみたが、予想通りとはいえ、スタッフの数に較べ来店者は極端に少なかった。しばらく慣らし運転ということなのかも知れない。業界の関係者は先週の内覧会で見ているから、それらしきグループも少なかった。目立ったのは犬を連れた人たち。書店の外には乳幼児をつれた母親の姿もあった。散歩道として最適なのだ。

それはともかく、ここはオトナのディズニーランドといってよいほどの魅力あふれる場所。置いてある書籍、映像、音楽を手にもとらず、眺めるだけでも楽しいだろうし、3ヶ所の広々とした飲食スペースは、それぞれ違った雰囲気で、どこを選ぶか迷うところ。何度も通わないと、その良さを味わうのは無理だ。特に2階にあるAnjinというスペースは素晴らしい。飲食スペースであると共に図書館ともなっているけれど、それを手にすると時間がなくなってしまいそうでもある。

東急トランセの旧山手通りのバス停も、代官山フォーラムから代官山Tサイトに変わった。もともと人通りの少ない場所。その動向が気になるとはいえ、これからさまざまなメディアで紹介され、来店者が増えていくことだろう。東京の新名所となることは間違いあるまい。

http://tsite.jp/daikanyama/

旧山手通り沿いの正面
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スターバックスの外から駐車場方向の眺め
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森のレストラン「アイヴィープレイス」
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蔦屋書店2階音楽棟からの眺め
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1階の入り口
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蔦屋書店2階のラウンジ
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電力会社の記者会見オープン化(11-12-4)

このブログの発信元でもある地域情報サイト『渋谷WEST』掲載の「上出義樹のメディアウォッチ」は、地域在住ジャーナリストのコラムである。
その12月2日配信の記事にあった北海道電力の記者会見オープン化について、事態の急速な進展があった。
掲載記事には、上出氏が枝野経産相に11月29日に北海道電力に同社の記者会見問題を取り上げた北方ジャーナルの記者が出入り禁止になったことについて質問したところ、枝野経産相から次の回答があったと書かれている。
「現状の制度下における電力会社は、政府に準じた高い公益性を持つ。政府が行う記者会見の透明性に準じて(電力会社の会見なども)行う必要があると思うので、全電力会社にその趣旨を指示する」と。

資源エネルギー庁は11月29日付けの文書で記者会見のオープン化の指示書を、翌30日に北海道電力東京支社の担当職員に手渡した。指示を受けた北海道電力は12月2日に北方ジャーナルに対して詳細をこれから検討するとの回答をしたという。北海道電力に限らず、全電力会社の記者会見がオープン化の方向に向うだろう。
記者会見が大手メディアからなる記者クラブに限定されている例の多いことは余り知られていない。メディア企業の利害に関わる問題だからである。
いずれにしても、フリー・ジャーナリストの質問から電力会社の記者会見のオープン化が実現すれば、その意義は大きい。

3.11以降の官房長官の時には「直ちに健康に影響はない」の発言で揶揄されていた枝野大臣。今回は直ちに記者会見のオープン化に踏み込んだことになる。

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ShinQsとライズ(11-12-3)

渋谷ヒカリエに来年4月26日開店するShinQsに先立ち、今年の3月には二子玉川ライズショッピングセンターがオープンしていた。二子玉川再開発事業の第1期となるもので、二子玉川ライズの第2期として、平成27年(2015年)6月には地上30階のホテル(28~30階)・事務所(1~27階)のある建物、店舗・スタジオのある建物、10スクリーンのシネマコンプレックスのある建物を建設する計画となっている。
半蔵門線の終点の押上にソラマチができる一方で、その反対側方向の二子玉川にはこれまでの玉川高島屋にライズが加わった。田園都市線と大井町線の沿線の客が、田園調布周辺の東横線沿線を含め、駐車に便利な二子玉川に流れていることは想像できる。渋谷の街は、かつての副都心という位置づけはもちろん、若者の街という立場すら脅かされているのかも知れない。その中で渋谷駅の15年という長い期間にわたる再開発事業がはじまるのだ。
そうでなくとも、首都圏から渋谷に集まっていた人たちが、二子玉川だけではなく、各地の大型商業施設に分散していくことを大手の事業者は織り込んでいるはず。その上でまだ明らかにされていないShinQsの店舗構成が決められることになるのだろう。
東横線の地下駅への移行もあり、渋谷への人の流れをどれだけ維持するかということよりも、新たな人の流れを創ることが課題になるのではないか。東急東横店の建物を壊すことは、副都心としての渋谷の景観に終止符を打つことであり、それを乗り越えて新たなまちづくりがされるに違いない。世界に例を見ないほど数多くの個性ある繁華街をもつ東京は、これからますますダイナミックに変化していきそうだ。

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代官山に新名所誕生(11-12-2)

旧山手通りのヒルサイドテラスに隣接する土地で、CCC代官山プロジェクトとして工事が進められてきたが、いよいよ蔦屋書店とDAIKANYAMA T-SITE GARDENとして12月5日にオープンとなるようだ。その一角のファミリーマートは11月25日に先行してオープンしているが、これから1月にかけて敷地内の各店舗のオープンするタイミングにはばらつきがあるものの、ガーデンスペースの中核となるレストランのアイヴィープレイスは12月5日にオープンとの発表をしている。「シンボルツリーの大ケヤキなど緑に囲まれた広いテラスを持ち、朝から深夜までの色々な時間帯にカフェやバー・レストランなどのそれぞれ個性が異なる空間で思い思いに時間を過ごすことができる」というものだ。

カフェ・ミケランジェロの向い側に位置する蔦屋書店は、2階建ての3棟の建物からなる。1階が3棟にまたがる書店で、2階は棟ごとに、映画、ラウンジ、音楽という構成だ。蔦屋書店の2階にあるラウンジはAnjinという飲食可能なスペースで、1階奥にはスターバックスも入るから、アイヴィープレイスと合わせると、とんでもないといってもよいほどの飲食スペースの拡大になる。蔦谷書店に来る客の想定数にちょうど見合うとの計算なのだろう。

蔦谷書店は来店者のためにiPadを用意するなど、数多くのサービスがある。それらを使いこなすには通ってみなくてはいけない。まだ知られていないようだから、年内は空いているのではないか。
営業時間は午前7時から夜中の2時が基本。アイヴィープレイスの朝食メニューは充実している。西郷山公園でラジオ体操をやって、アイヴィープレイスで朝食を、という提案が出てくるかもしれない。

この蔦谷書店と東急本店内の丸善ジュンク堂は旧山手通りと栄通りでつながる。その一帯を文化・芸術・エンターテイメントに関わる人たちが交流する「松涛・代官山ガーデンロードの街」と呼んでみたい。

内覧中の蔦屋書店
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ペニー・レインを渋谷に(11-12-1)

1967年2月発売というから今から45年も前のビートルズの曲。曲は知っていても、英語の歌詞を気にする人は余りいないだろう。しかし、その翻訳を読んでみると味わい深いものがある。
ビートルズが世界の人気者だった時代は今や過去のものになったのかも知れない。だからだろうか、そんな時代の息吹を伝えるギャラリーが渋谷にあることはほとんど知られていないようだ。「60年代~70年代の自由な精神が生んだ日本のアヴァンギャルド・カルチャーの正しい継承者として、ジャンルにとらわれないユニークな展覧会、ライブ、演劇、イベントを企画・開催しています」という「ポスター・ハリス・ギャラリー」の存在だ。
東急本店の前から坂をあがった袋小路のつきあたりという場所。ドンキホーテの裏にあたる場所で、ちょっと気づきにくいし、何となく歩く道ではない。でも、そんな道が「ペニー・レイン」として親しまれるようになる可能性を秘めている。

ペニー・レインには写真が自慢の床屋さん。
それはお客さんの顔なんだ。
店にちょっと立ち寄ったみんなの写真もある。

角には自家用車をもっている銀行員さん。
陰で小さな子供たちが笑ってる。
どしゃぶりの雨でもレインコートを着ない人。
それがとってもおかしいんだ。

ペニー・レインはぼくの耳の中、目の中に。
郊外の青い空の下で、しばし昔に帰るのだ。

ペニー・レインには砂時計をもった消防士さん。
女王陛下の写真をポケットに入れていて。 
消防自動車の掃除が好き。
消防自動車はぴかぴかだ。

ペニー・レインはぼくの耳の中、目の中に。
4ペニー分のフィッシ・アンド・チップスと彼女。
夏になると、しばし昔に帰るのだ。

ロータリーの真ん中にあるパブの裏で
可愛い看護婦さんがお盆に載せたポピーを売っている。
舞台に立ってる気持ちでいても、
売ってることに変わりはない。

ペニー・レインで床屋さんがお客の顔を剃っている。
銀行員さんが次を待っているのが見える。
それから消防士さんがどしゃぶりの雨の中から入ってくる。
それがとってもおかしいんだ。

ペニー・レインはぼくの耳の中、目の中に。
郊外の青い空の下で。
ペニー・レイン

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