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東横線渋谷駅が地下になったら(11-9-26)

2012年度というから2013年3月までには東横線の渋谷駅ホームは地下5階にもぐって副都心線と相互乗り入れとなる。現在の地上にある東横線の渋谷駅の跡は解体され、埼京線ホームのスペースとして工事がはじまる。
これまで、東横線の渋谷駅からの乗り換えは、すべて一旦改札口を出なくてはならなかった。それが副都心線と同じ地下ホームになると、副都心線へは乗り換え不要になり、半蔵門線・田園都市線への乗り換えも改札口を出る必要がなくなる。銀座線への乗り換えのためには、地下5階から地上3階まで上がらなくてはならないから、半蔵門線で表参道まで行き、そこでホームの反対側の銀座線に乗り換えるようになるだろう。
東横線から山手線への乗り換えも、新宿・池袋方面であれば乗り換えのない副都心線利用になるはずだ。逆の品川方面であれば東横線で渋谷に出る必要性は今でも余りないだろうし、あったとしても乗り換えの不便から、できるだけ避けるようになるのではないか。
つまり、東横線から山手線、地下鉄線の乗り換駅としての利用客が、渋谷駅の改札口の外に出る機会が大幅に減ることになるのだ。

それで渋谷駅の混雑の緩和され、利用客の利便性が向上するということは確かだろう。しかし、そのことは一方で渋谷の街の利用客が減る結果をもたらす。副都心線の開通で西武池袋線・東武東上線から渋谷に来やすくなったことは現在も同じ。東横線とつながったからといって渋谷に来る人が増えるとは考えにくい。だから後は人の流れが減るだけということになる。先週発表された平成23年度東京都基準地価格で、商業地のマイナスが一番大きかったのが渋谷駅周辺というのも、渋谷の将来を悲観してのことか。

渋谷駅周辺の地価が下がることはマイナス面ばかりではない。地価が下がることで家賃も下がれば渋谷で新規にビジネスを始めることができるだろうし、先行きの値下がり懸念から物件の売り急ぐということもあって新しいオフィスビルができるかも知れない。

いずれにしても、このままだと現在東横線を利用している人たちが渋谷の街を利用する機会は大幅に減ると考えて間違いあるまい。無論、東横線の利用客がすべてではないが、その影響は無視できないと考えられる。渋谷といえば東急の街、東急といえば東横線、というこれまでのイメージが変わってしまう可能性もある。渋谷での事業者は今から対策が必要だろうし、それを織り込んで考えているにちがいない。

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