プラウド駒場の販売(11-8-10)
駒場エミナースの跡地で工事中の野村不動産の「プラウド駒場」が、駒場東大前駅のホームから見える看板に広告を出している。駒場邸館という言葉でのアピールで、当然高級である。8階建てで総戸数は223戸。来年の8月の竣工で9月中旬から発売開始とある。淡島通り沿いの高台に立地しているので、眺望のよい部屋が多いことだろう。
それから半年後には徒歩10分の大橋ジャンクションに42階建ての「クロスエアタワー」が竣工する。こちらの総戸数は689戸で2期1次の販売が9月中旬からと、ちょうど重なるタイミングだ。両方の総戸数を合計すると912戸になる。
既存の集合住宅では、淡島通りの反対側にある10階建ての「朝日マンション」には162戸。駒場高校の横には12階建て249戸の国家公務員の大橋住宅があり、大橋ジャンクションの目黒川沿いには最近できた総戸数219戸のプリズムタワーがある。それらを合計すると630戸。これから新規に販売される戸数の多さには驚くほかない。
その人口増が目黒区の税収増となって、それに対する区としての負担増をどれだけ上回るのか。町会費がどうなるのか分からないが、月100円として912戸が加入すると月額91200円。大橋氷川神社への奉納金がどれくらいになるのか、などと考えることはばかげたことを思われそうだが、関係者は皮算用をはじいているのかもしれない。

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