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性風俗の街(11-7-3)

日本の性風俗業は世界に誇るものなのか、世界の恥なのか。意見が分かれるというよりもその事実を知らない人の方が多いのだろう。

しかし、江戸の文化をかじろうとすれば、吉原を避けて通るわけにはいかないし、川柳や浮世絵は性風俗と切り離せない。明治になってからは江戸文化が消滅してしまったようだが、永井荷風の浅草の踊り子との実生活での交遊など、近代文学の世界にも花街を舞台に性風俗を扱った作品は多いことはよく知られるところだ。

渋谷の百軒店周辺にはファッションヘルスや無料案内所という無店舗型風俗営業の案内施設があるために、一般の客足を遠ざけているとの声も聞く。また、インターネットで検索すればそこにあってもほとんど知られていない「道頓堀劇場」や「眠りの森の美女」といった劇場やメンバーズバーの様子をのぞくこともできる。

性風俗の匂いのする街には多くの人には近づきにくい側面もあるが、その存在が盛り場としての活気を演出することもできる。あるいは「眠りの森の美女」のように、外からはどのようなところか全くうかがい知れない場所であった方がよいのか。「日本が世界に誇るアンダーグラウンド界」が日常の世界の中にある街となるのか。このエリアの動向が注目される。

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