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丘の上の裏町(11-6-30)

渋谷近辺に長く住んでいたり、仕事をしている人たちにも、案外知られていないのが、道玄坂と文化村通りに挟まれた丘の上の街。道玄坂2丁目の百軒店と円山町がそこにある。人通りの多い表通りの裏にあたるので文字通りの裏町となる。単に表通りの裏にあるということではなく、地形の関係もあって、その街に入る道は限られ、しかも先が見えないのでどこにいくのかも分からない。

そのエリアのすべての入り口を写真で見ると、そこから入りにくい雰囲気であることが確認できる。ラブホテルの看板が目立つ上に登り坂なので、歩いてみようという気にはなりにくいだろう。中央を車が通り抜ける道であるランブリングストリートを別にすると、特に昼間歩いているのは、ラブホテルに用のある人が一番多いようでもあるのだ。男女で歩いているとまずそういう目で見られる。

この土地のイメージはラブホテル街ということだけであり、それ以外のものを期待する必要はないと割り切って無視しているのが実情か。だから、渋谷の中心のかなりの面積を占めるエリアなのに、おおげさにいえば秘境のような場所になっているのだ。

それだけに、これまで開発が進まず、静かな環境が保たれているともいえる。ランブリングストリートを中心に、このエリアの再開発の素晴らしいアイディアはCGでも作られているのだが、まだ検討段階の状態である。3・11の震災・原発事故の影響もあり、10年以内に超高層ビルの建設を伴う六本木スタイルの再開発が始まるとは考えにくい。

現状の猥雑感を残しながら、街の様子がいわばサブカルチャーの街として知られるようになり、その裏町の魅力に惹かれて多くの人が来るようになっていく。そんな形が現実的な将来像のように思えるのだが。表も裏もないような街ではつまらない。

道玄坂の途中からの百軒店商店街正面入り口
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道玄坂小路からの階段の入り口
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文化村通りの東急本店の反対側でラブホテル行きに見える道
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松涛郵便局交差点からのランブリングストリート
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栄通りに入ってすぐのラブホテル街
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どこに行くかが見えない円山町の中心街への急な坂道
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道玄坂上からのランブリングストリート
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道玄坂上から下る途中のランブリングストリートにぶつかる道
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