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ポスター・ハリス・ギャラリー再訪(11-6-28)

2月9日に「秘密のギャラリー」として紹介した「ポスター・ハリス・ギャラリー」を再訪した。東急本店前のドンキホーテの裏側にあたる場所。文化村通りからラブホテル街に向かう坂道をすぐ左にまがって50メートルほど歩いた突き当たりにあるビルの中にある。行き止まりの道に入るには勇気がいる。しかし、この秘密の場所というロケーションが貴重ともいえるのだ。

ギャラリーは1960年代以降の舞台芸術系のポスターを展示し、1960年代から70年代の自由な精神が生んだ日本のアヴァンギャルドカルチャーの正しい継承者として、その分野の作品の展示をしている。 寺山修二と天井桟敷の文化を伝える場ともなる。
http://posterharis.com/index.html
このギャラリーのある場所はまさにそんな文化にぴったりの場所で、現在展示されているのは大阪在住の絵師東學さんの墨画。浮世絵の伝統を引き継いだ作品である。

Bunkamuraギャラリーやヒルサイドテラスよりも、こうした場所に展示されるほうがふさわしいカルチャーもある。カウンターカルチャーは裏町文化といってもよさそうだし、そんな文化に接する場所としておあつらえ向きなのが文化村通りの裏にある「ポスター・ハリス・ギャラリー」なのだ。

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