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渋谷の魅力(11-6-1)

渋谷のイメージは世代によって大きな違いがあるようだ。20年前のセンター街や公園通りの記憶のある世代、最近の大型の居酒屋チェーン店やカラオケ店に思い出をもっているとか、人によりさまざま。いずれにしてもわかりにくい街であることに違いはない。そのすべてを知る人がどれだけいることか。

渋谷の特徴は、街の規模の割には、小さなビルが軒を並べ、小規模な店が多いことということになるだろう。だからどんな店があるのかを知ることが難しくなる。

銀座や日本橋の表通りのように建物が大きく、存在の目立つ店が多ければ、街の様子がわかりやすい。東京駅とその周辺は設計された巨大な空間である。新宿も歌舞伎町を別にすれば、巨大なビルが街をつくっている。六本木はヒルズとミッドタウンが昼の街といってよい。

こうしてみると渋谷の特徴が際立ってくる。全体として高級感とはやや遠い街といってもよいが、だからといってチープな街では決してない。個性ある高級店も少なくない。ただ規模が小さいだけなのだ。そして何よりも、道がわかりにくい。いずれにせよ、トータルで見れば、コストパーフォーマンスの良い街といえるよう。

渋谷の歩き方さえ身に付ければ、これほど楽しい街は他に探すのはむずかしい。高級飲食店を会社経費で利用することがこれまでのように維持されるとは考えにくい中、見栄をはる必要のない人たちが世代を越えて集まる街であることが渋谷の魅力になってくるはずだ。代官山や神泉、あるいは松涛という地名も使った方がよいのかもしれないが。

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