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上出義樹のメディア・ウォッチ(11-5-7)

すっかり紹介が遅れてしまったのだが、3月15日から渋谷WESTのトップ画面に「上出義樹のメディアウォッチ」というコーナーを設けている。

上出義樹さんは、札幌に本社がある北海道新聞に長年記者として勤務。北海道各地のほか、東京や外国(シンガポール)で、地方ニュースや警察・司法、文化・学芸、政治・経済、外交・国際、メディア問題などさまざまな取材を担当されていた。当然記者クラブにも所属する立場であった。現在はフリーランス記者として主要な大臣の記者会見や、最近では福島原発事故関連の各種会見などに参加し、ジャーナリストの上杉隆さんや江川紹子さんらとともに「自由報道協会」の設立準備に関わっている。
その傍ら昨年から上智大学の大学院に在学。既存メディア出身の経験も生かし、横並び体質や閉鎖性が強いマス・メディアの日本的な特質・悪弊などの研究に取り組む。

上出さんによると、記者会見の「オープン化」を言論活動全体の活性化につなげるためにも、最近設立されたフリー・雑誌・ネットメディアの記者たちによる「自由報道協会」(仮称)の活動などもバネにして、目の前に横たわる問題に一個一個粘り強く風穴を開け、マス・メディアも巻き込んだ市民目線の議論を深めていくことが、人々の「知る権利」の視点からも、緊急の課題ということだ。

たまたま駒場に在住されているため、「渋谷WEST」に寄稿いただけることになり、3月15日以来これまで8回の掲載になるから週1~2回のペースでの発信である。

渋谷WESTは2002年夏にスタート以来、一貫して地域からオピニオンを発信できるよう、議員のブログへのリンクなどで、その試みを続けてきたが、ツイッター、フェイスブックの利用の活発化により、地域の課題への関心もいよいよ本格化しそうだ。ツイッターで情報発信する区議会議員が増えている。

国政の課題にしても、選挙区選出の衆議院議員に意見をぶつける方が街頭デモより効果的ともいわれる。区議会議員や都議会議員に対してもその国政の課題についての考えを質せば一定の効果が期待できるだろう。マスメディアといえども、企業であればその収益を考えざるを得ないし、情報提供者への配慮もあり得る。何よりもマスメディアに地域の課題についての論評を期待するのは現実的でない。

「上出義樹のメディア・ウォッチ」はマスメディアの伝えることを別の角度から見ることに役立ちそうだが、それに加えて、地域の課題を伝えるコラムもさまざまな人たちの協力を得ながら作っていきたい。それも、渋谷区や目黒区のオンブズマンということではなく、行政機関が関わることか否かに関係なしに、自由な立場で地域のさまざまな課題について意見の交流ができる場の実現をめざす。

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