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飛行機と国防(11-3-9)

3月10日は東京大空襲から66年。いくら非人道的と非難しても残念ながら日本が敗戦国であるという事実は変えることができない。アメリカに対してだけでなく、中国に対してもロシアに対しても。それを忘れた国防論は現実的ではないだろうし、被爆国であると同時に敗戦国であることから先人たちは苦労してきた。だからどうすればよいのかはこれからの課題。まずはその問題と格闘してきた戦後日本の歴史を直視しなくてはなるまい。
駒場にあった航空研究所での成果は敗戦により消されてしまった。航空機の技術者は自動車産業へと転進した。日本の戦闘機ゼロ戦はよく知られているが、中攻と呼ばれた爆撃をする陸上攻撃機の存在ももっと知られて良い。戦争の映像を見て、戦争はこりごりだ、では思考停止になる。日本軍がどう戦ったのかを映像で見ることは今ではYouTubeで容易になっている。これもりっぱな教材になるだろう。
敗戦国日本が戦勝国と対等になるにはどうすればよいのか。ここ数十年は経済力であったかもしれないが、これからはそれも難しい。それこそ国家戦略なのに「政治と金」ばかりが議論されているのはなぜか。国民がクリーンな政治を求めているからなのか。
必要なことは事実を冷静に見ること。尖閣の問題にしても問題を煽るだけだったのは、報道というビジネスの宿命なのだろうか。一色正春著『何かのために sengoku38の告白』はいろいろな意味で議論のきっかけになるのかもしれない。そして、猪瀬直樹著『昭和16年夏の敗戦』も。


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