原子力発電と映画(11-3-24)
2月19日から3月11日まで、ランブリングストリートの映画館ユーロスペースで「ミツバチの羽音と地球の回転」という映画を上映していた。そして12日からは同じビルの2階にある、リニューアルで3月4日に誕生したばかりのイベントスペース、オーディトリウム渋谷で上映される予定であった。
しかし11日に大地震があり、その影響を考慮して現在上映が中止となっている。この映画は山口県上関の原子力発電所建設に向き合う祝島の人々と、スウェーデンでのエネルギーへの取り組みについて描いたもの。
これまで、原子力発電に対する批判はタブー視されていたらしい。そんな中での原子力発電批判の映画ということで話題になっていた。いずれ上映が再開されるのだろうが、偶然とはいえ驚くべきタイミングといえそうだ。予告編映像を見ることができる。
原子力発電については、NHKが制作した番組がグーグルビデオに出ている。違法流出なのかも知れないがこの時期に参考になる。
世界が情報を共有し、インターネットにより、流出映像を見ることができることになったことの影響は計り知れない。
放射性物質が東京の水道水にまで検出されると、さすがに「2度とこのような問題は起こしません」とのことがあっても聞く耳はないだろう。いずれにしても当面の電力不足は避けられないことを前提として、省エネルギーの街渋谷が実現することを期待しよう。
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