渋谷の情報ライブラリー(11-2-12)
渋谷WESTと較べると、渋谷の中心部は情報量が膨大、かつその密度が濃厚でフォローしきれないほどだ。そのすべてに関心をもつ人がいるかどうかはともかく、一つ一つの建物にさまざまな歴史があり現在がある。検索するともっと知りたくなるほどだ。
そんな情報をたとえば「しぶやコンシェルジュ」の電子出版ライブラリーに、そのメンバーが各個人の責任で電子書籍を販売する仕組みを考えられる。そうすれば、渋谷についての限りない情報が集まることになるだろう。それを英訳、ハングル訳、中文訳など著作権フリーでやってもらってもいい。
組織でガイドブックを作るのではなく、個人が勝手にガイドブックをつくり、その活動の連携により個人の収入が実現するというビジネスモデルになる。有料のガイドブックがある中で、それを引用した無料のものが出てくるかも知れない。しかしそんなことは気にしない、といった活動が出てくるとおもしろそうだ。翻訳して販売する多分日本人ではない人が一番利益を得ることになるのかも知れないが、だからといって著作者に失うものがあるのだろうか。著作権を主張し、翻訳出版を管理するためのコストを負担するより、勝手にどうぞ、の方が得策のように思われる。
いずれにしても、電子出版にコストはかからない。まずは試してみる価値はあるはずだ。
| 固定リンク
「インターネット」カテゴリの記事
- YouTubeで聴く昭和の歌(2017-12-16)(2017.12.16)
- デジタル・ディバイド再び(2017-8-30)(2017.08.30)
- インターネット時代の報道(2015-2-4)(2015.02.04)
- 衆議院議員選挙で候補者を知る(2014-11-27)(2014.11.27)
- メディアの未来を語る(14-10-10)(2014.10.10)
コメント