円山茶家さくらの閉店(11-1-26)
神泉駅前の階段を上がって円山町のメインストリートに出たところで40年営業を続けていたという居酒屋。円山茶家さくらが11月末で閉店していた。知らなかった。純粋に吟醸酒だけを楽しむ店として、その趣味のある人だけを相手にしていたような店だった。
酒の人気は時代と共に変わる。かつて吟醸酒がブームになった時期もあったが、今ではワインに人気があるようで、和風の居酒屋でもワインを飲む人が多い。
そんな中での吟醸酒の専門店ともいえる居酒屋の閉店。さびしさもあるが時代の流れか。
とはいえ、これまで同様に吟醸酒を立ち呑み屋形式の店でサービスは続けている。場所は神泉仲通に円山茶家さくらの前の道がぶつかるところの角。これまでの店の左に10メートルばかりか。店の名前はわからないが、中の様子はよく見える。わかる客だけ来ればよいということなのだろう。
飾らずに酒だけを愛する客が相手ならば、立ち呑みの方がよいのかも知れない。
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