明治神宮90年(10-11-3)
今日はかつて明治節と呼ばれていた日。1923年から47年までだからわずか24年間なのに、高齢者にはその印象が強いようだ。それだけ祝日が国家の行事として盛大だったのだろう。
今年は明治神宮で鎮座90年ということで、それを祝う記念行事が行なわれている。それでも、たまたま原宿駅から代々木公園方面に歩いたので気がついたというほどだ。いうまでもなく、11月3日は文化の日で皇居では文化勲章が授与される。
神田明神が創建1280年、代々木八幡は来年800年祭を迎え、大橋の氷川神社でも400年以上の歴史を持つが、規模の大きさということでは明治神宮は格別。参拝者数が日本一の上、神宮球場を所有するなど、宗教法人「明治神宮」は財政的にも恵まれているようだ。
神宮の杜は90年前からの植樹により人工的に作られたもので、都心に杜を創るという意志によるものということは世界に誇ってよい。既に十分に国際的で、写真撮影している人のほとんどは外国人。フランス語、英語、ロシア語、中国語の会話が聞こえてくる。中国語を話している若い女性グループが祈願の用紙に何か書いていた。日本人もきちんとした服装の人が多く、渋谷を歩くようなラフな格好では場違いとなっている。代々木公園けやき並木の先には渋谷とは別の世界があるのだ。
提灯の数だけ寄付金があったのだろう
左側が日本酒の樽、右側がフランスのワイン樽
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