大橋地区再開発ビル(10月14日)
大橋ジャンクションが開通したのは今年の3月28日。それで便利になったという人は周辺では誰もいないのだろうが、平成25年になると再開発ビルができることで、氷川台や駒場方面から246まで降りなくても氷川台からの歩道橋を通って買い物ができるようになることがある。2年以上先の話だが、駒場からの買い物ルートとして魅力がある。
この再開発ビル、(仮称)目黒区大橋再開発タワーレジデンスということで、住居部分についてのホームページが開設された。地上42階地下2階というのは既発表の通りで、住居部分以外に8区画あることが発表されている。区画がフロアーを意味するのかどうは確認していないが、店舗4区画、大型店舗1区画、事務所1区画、公益施設2区画とあるのを、区画をフロアーと読み替えると、5フロアーが店舗ということになる。屋上庭園につながる9階のフロアーが大橋図書館をはじめとする公益施設と過去の資料にあるが、公益施設2フロアーというのを目黒区の施設と理解すると、これもそんなにニーズがあるのかとも思う。ビル内ということで認可されるかどうかはともかく、保育園があってもよいのかも知れないし必要になりそうだ。1階から9階までで8区画というのは、1・2階をまとめて大型店舗用に1区画にしたのかといった妄想が働いてしまう。いずれにしても水面下で交渉中なのだろう。
住居部分についての販売は平成23年春からということなのだが、総戸数689戸で、内一般分譲が491戸、非分譲住戸が198戸となっているから大規模だ。既に完成している27階建てのプリズムタワーの総戸数が219戸、住友不動産の33階建てラ・トゥール青葉台が121戸だから、その規模の大きさにはため息が出るばかりというところか。
仮に1戸に3人が住むとすると2000人の住民が移り住むことになる。246の反対側の大橋2丁目の全人口は3800人、駒場1丁目が3700人と比較すると感じがつかめる。松涛だと1丁目と2丁目を合計しても2500人なのだ。
目黒区最大のタワーレジデンスとあるが、絶対高度規制の関係で目黒区最後のタワーレジデンスということにもなるはずだ。
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後注:その後ホームページの更新があり、6階がレジデンス用のラウンジ、集合所、ゲストルームなど、1階がエントランスホールであることが示されている。3階がコミュニティーラウンジ・カフェコーナーとあるが、1フロアーを占めるとは考えにくい。2階は大型店舗、9階が大橋図書館、北部地区サービス事務所、包括支援センターとあるので、4~5階、7~8階が店舗になるのか、事務所がどこに入るのかなどは弾力的なのだろう。(10月16日)
地下の部分の建設が進んでいる今日の工事現場
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