高校生のための金曜特別講座2010年度冬学期(10-10-17)
10月8日から冬学期がはじまった東大駒場キャンパスでの「高校生のための金曜特別講座」は、2002年から開講されていて、今年度の冬学期で16学期目となる。今学期の特徴は全部で13回の講義の中で、理系の分野が9回となっていることにある。しかもその演題は高校生がどう受け止めるのか興味深いものばかりだ。「未来材料:チタン・レアメタル」「視覚で復号する暗号画像」「包接化合物の世界」「真空から生まれる科学と技術」「1+1=0の世界での代数・幾何・応用」「パズルと相転移」「材料の強度と物性の原子レベルシュミレーション」というラインナップ。対象が高校生なのだからといって、高校レベルでの予備知識を想定しているわけでもないようで、にもかかわらず、こうした内容を理解してしまう生徒はいるようだ。
高校生でなくても聴講できるので、それぞれの分野に関心のある方にはよい機会となるだろうし、特に教育関係者には考えるヒントがいくつも見つかるのではないだろうか。
詳細はこちらから。
http://high-school.c.u-tokyo.ac.jp/lecture_time/2010w.html
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