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「江戸の良さを見なおす会」第1回夜講(10-10-27)

「江戸の良さを見なおす会」は1974年に故芝三光により発足した会で、そこで提唱された「江戸しぐさ」が公共広告でも使われ、広く世に知られるようになっている。「江戸の良さを見なおす会」から「江戸しぐさ」を中心に取り上げて活動している「NPO法人江戸しぐさ」は会員数も多いようなのであるが、「江戸の良さを見なおす会」は会発足当初のまま、江戸講の再現を活動の中心と考えている。江戸町人のおつきあいのスタイルについて地道に学んでいこうということにもなるのか。
「江戸の良さを見なおす会」の模擬江戸講が再開されたのは昨年の8月。毎月第3木曜日の午後3時からということで、大坂上のハニーズカフェを会場にして回を重ねている。その実績をふまえ、勤務の関係で平日の昼間は無理だという方のために、夜の時間にも模擬講を開催することにした。先月、会場とする松涛美術館の近くのオーガニックカフェ「パブリック松涛」を会場にすることでトライをし、昨夜第1回の夜講を行なう運びとなった。お題は21日に開催された昼の講と同じ「月暦」。明治5年に廃止された月暦について講師から1時間のお話の後、店の特製野菜料理にワインを傾けながらの歓談となったのである。
「江戸の良さ」なら日本酒ではないのか、蕎麦屋ではないのか、との印象を持たれかねないが、イメージされた江戸情緒を楽しむ会ではなく、明治の文明開化により失われた江戸の良さを現代に蘇らせようというのが会の趣旨なのだから、むしろ、いわゆる江戸らしさなどない方がよいのだ。いうまでもなく、日本酒や蕎麦屋ならその良さを見なおすまでのことはない。
日本全国から集まってきた異文化の人たちが江戸という場所で交流する中で生まれたであろう江戸町人のおつきあいのスタイルは、世界の人にも知られている渋谷という場所で、時代の先端的な雰囲気の中でこそ見なおされてよいものなのではないか。
昼の部が目黒区、夜の部が渋谷区の会場という形で、「江戸の良さを見なおす会」の模擬講が継続・発展していけることを望むものである。なお、11月第4週の火曜日は、休日なので会も休みということになった。

101027


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