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鶯谷町のマンション(7月29日)

山手線の旧山手通りの中間で東横線と246の中間あたりで工事中だった、鶯谷町のマンションが完成間近だ。2005年頃の案では地上45階高さ150mだったものが、地上6階高さ17.95メートルに変更されたという経緯がある。近隣住民からの意義申し立てと絶対高度規制によるものだ。その間の経緯は、住民団体と思われる関係者が作成したホームページに残されている。
http://www.geocities.jp/anti_kkria/menu/index.html
この設計変更については、おそらく想像を絶するほど多くの人たちが関わり、時間を費やしてきたはずだ。地域ごとに絶対高度規制というものができたのは、40年前に高層ビルが建ち始めた時代の終わりを意味しているといってよい。猪瀬直樹副知事の作家デビュー作といわれる『ミカドの肖像』のプロローグには、当時の佐藤栄作首相に「高いのは嫌いだ」との発言があったことが書かれている。好きか嫌いかということで、高層ビルは嫌いだ、との考え方がようやく認められるようになったともいえるのだろう。完成間際の建物を見ると低層住宅の並ぶ周囲に調和させた設計になっていることが分かる。
解体工事のはじまった、こまばエミナースの跡に建設されるマンションも8階建てで、現状より多少低くなるようだ。高層ビルが経済発展の象徴のように見られて時代は確実に過去のものになっている。無秩序な高層ビルの乱立を認める人はもはやいなくなっているのだろう。ならば、絶対高度規制が遅すぎたのかどうか、取材して出版する作家がいてもよい。日本の都市計画の歴史として記録されるべきだろう。
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