さまざまなランチ(7月20日)
昼食に何を食べるかは時代と共に変わる。40年前からの定番は、カレー、ラーメン、蕎麦、カツ丼、スパゲティといったところ。蕎麦屋でカレー、ラーメンを出し、喫茶店がスパゲティとカレー、そしてサンドイッチを出していた。ハンバーガーは1980年代から、牛丼チェーンはその後のようだ。サンドイッチはコンビニで買って食べるようになったが、その他は相変わらずランチメニューの主役である。ただ、この10年の傾向として、弁当などをコンビニで買って食べることが多くなっていることはありそうだ。その分外食が減っていることになる。
現在渋谷WESTで昼食を提供する店の半分以上はここ10年以内の開店ではないか。そこで提供するランチは多種多様。タイ、ベトナムなどのエスニック料理から、沖縄料理や讃岐うどんまでその範囲は広い。従来のタイプのソバ屋の新規開店はなく、代わりに単価の低い立ち食いそば店が出てきている。喫茶店もセルフサービスのチェーン店が目立つ。
全体として低価格志向の中で、新しい店にはこれまでの店になかった味とサービスが必要なのだろう。ファラフェルを出すKuumba du Falafel は看板すら出さず、何の店だか分からないような営業をしている。メニューもインテリアもイスラエルに準じているのだろうか。また、喫茶店のパブリック松涛は、高級レストランの雰囲気の軽食メニューをリーズナブルな価格で提供する。食事については女性の方が新しいものに抵抗がないとか。女性がこれからの新しい飲食店を育てることになるはずだ。だからまず女性に好かれなくてはならない。
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