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道玄坂柳通・柳小路(7月22日)

当たり前のことだが、人間の知識は限られているし、人によってその内容はさまざま。学校教育で国民に共通知識を教えることや、日々の報道によりその国の国民としての知識が蓄積されるのだろうが、地域社会となるとそうはいかない。特に東京の住民の知識が地域性のないものになってしまっていて、それでよいものだろうかと思いをめぐらす。
たとえば、近所の地名とか通りの名前など気にもしないというのが普通のことだ。道玄坂商店街振興組合が運営している公式サイト『渋谷道玄坂』のトップ画面に「道玄坂」「道玄坂上」「文化村通り」「柳通り」「商励会」とある。それぞれで全体の振興組合を構成するのだろうが、それを知る人は当事者でもなかなかいないようだ。「道玄坂」「道玄坂上」「文化村通り」は分かるにしても、「柳通り」「商励会」となると何のことか分からない。昔の商店街関係者に聞いてみたけど知らないとのこと。事務局に電話しても不在だったし、出たとしても即答はできないだろうと勝手に想像する。加盟店リストに「柳小路」という表示があり、その店が道玄坂とマークシティの間なので、そのあたりを柳通りというのだろう。いずれにしても、柳通りとか、柳小路がどこのことか知る人はいない。
とはいえ、道玄坂商店振興組合の区分には合理性がある。渋谷WESTを渋谷109からとしたが、マークシティと道玄坂の間も紹介することにしよう。渋谷イメージと違う街のあることで、渋谷の多様性を知ってもらえることを期待する。そのエリアを名前としては当然「柳通り」がふさわしい。焼き鳥の森本がそのエリアでは有名なようだが、ここを一つの街として見る人は関係者の他にはまずいないだろうから、地域共通の知識となることもない。道を通ることがあってもそこにどんな店があるのか意識をしない街も、店の名前を知ることで親しみを感じるはずだ。地域情報の共有化を図る、というと大げさではあるが、それなしに何事も始まらないような気がするのだ。

(道玄坂商店振興組合の事務局に確認したところ、「柳通り」「商励会」は振興組合内部でのエリアを分ける呼称で「柳小路」は私道だそうです。)

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