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調布市の観光戦略(6月12日)

菅首相は6月11日の施政方針演説において、昨年来進めている「新成長戦略」で「グリーン・イノベーション」「ライフ・イノベーション」「アジア経済」「観光・地域」を成長分野と掲げていくことを確認した。「観光・地域」で具体的どんなことをするのかという事例として調布市の観光に対する取り組みは参考になりそうだ。きめの細かい観光情報をホームページで流し、この3月からNHKの朝の連続ドラマで放映されている「ゲゲゲの女房」を徹底的に利用する。
http://www.city.chofu.tokyo.jp/www/contents/1263445052439/index.html
・原動機付自転車のゲゲゲの鬼太郎ナンバープレート交付
・ゲゲゲの鬼太郎特別住民票
・調布限定ゲゲゲの鬼太郎ポストカード
・ゲゲゲの鬼太郎のキャラクターが車体に描かれたコミュニティバス
といったものもある。
調布市のホームページから京王グループのゲゲゲ探索マップにもリンクを張り、調布市のコンテンツのように見せている。市役所内にある調布市観光協会ではブログにより毎日地域観光情報を流している。NHKで放送されている「ゲゲゲの女房」の最後の5秒の写真は観光協会が一般募集しているものだ。地域サイトの「ちょうふどっとこむ」(NPO法人)が調布市観光協会のブログの運営をサポートしている。「渋谷WEST」も「ちょうふどっとこむ」と全く同じ考え方で運営しているので、参考になるし励みにもなる。
渋谷への観光客は調布の比ではない。その一方で観光資源が具体的に何かという意味では、若い世代に偏り勝ちで、なかなか難しいものもある。渋谷区とか渋谷という地域のくくりでの観光戦略はたてにくいのだろうが、商店会単位では渋谷の街のイメージができない。道玄坂と文化村通りから東大駒場キャンパスまでの「渋谷WEST」は考えられるいくつかの渋谷地域サイトの一つとして適正規模といえないだろうか。
調布市などとはちがい、渋谷での観光振興による売り上げが渋谷区の税収増にどれだけつながるのか、費用増になるだけでは、という懸念から行政の立場としては及び腰になるのかとも想像できる。NPOなどによるネットワークでの観光振興が現実的なのだろう。いずれにしても、ブログなどで無償で知恵を出す人の存在が「観光・地域」を成長分野とするためには必要だ。

深大寺の鬼太郎茶屋はディズニーショップのよう
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