4年後の渋谷スクランブル交差点(6月25日)
サッカーで日本チームが勝ったとき、人が集まって歓声をあげる場所として、東京では渋谷のスクランブル交差点が一番人気のようだ。今朝も当然のことながらずいぶんにぎやかだったらしい。渋谷経済新聞がその時の写真を掲載している。
http://www.shibukei.com/headline/6989/
29日に開催されるパラグアイとの試合の後は、勝ち負けにかかわらず午前1時ごろには大いに盛り上がることだろう。
しかし、次回のワールドカップは2014年で開催国はブラジル。その時には、スクランブル交差点の景色が現在と同じではないようだ。2012年春に渋谷駅東口に建設中の高層ビル「ヒカリエ」に東急百貨店が入り、東急東横店の解体準備が始まる計画になっている。2014年の渋谷駅前の様子がどうなるのか明らかではないものの、工事現場となっていることはまず間違いない。その頃には現在工事中の東口が整備され、東横線も地下駅になっていることから、人の流れが「ヒカリエ」方面に向かっている可能性もある。
マークシティがオープンした2000年から12年の間が、スクランブル交差点が渋谷の象徴だった時代、といわれることにもなりかねない。2014年のワールドカップに日本代表が出場できるかどうかはわからないが、出場できたとしても、渋谷スクランブル交差点が東京でファンの集まる場所として絵になるかどうかは保証の限りではないのだ。
29日午前1時にはそんな感慨をもってスクランブル交差点の映像が記録されてもいいだろう。更に7月4日、8日となると、朝5時過ぎの映像になるがそこまで期待してよいのものか。
工事中の東口「ヒカリエ」
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