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2010年6月

トルコ料理とベリーダンス(6月30日)

246沿いの東邦大大橋病院に入るところにトルコ料理のボドルムが開店したのは昨年の9月。店頭の表示が少しずつ目立つようになってきたが、今度はベリーダンスを始めることになったとツイッターでアナウンスされた。毎週木・金・土曜日にチャージなしで楽しむことができるとか。
ホームページにはYouTubeの映像があり、店内で踊る様子を見ることができる。スペース的には苦しいようだが、東大の駒場祭で公演があった時も教室の黒板前の狭いところでやっていたから、そのあたりがベリーダンスならではということと理解する。チャージなしで食事をするわけだから、本格的なベリーダンスを楽しむきっかけになればそれでよいのだろう。

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ワールドカップ景気(6月29日)

難しいとの前評判だった日本代表が決勝トーナメント進出。これまでの試合展開は期待以上ということでその盛り上がりは相当のもの。しかも今夜は時間帯が無理せず帰宅可能な11時からなので、自宅でくつろいでの観戦がしやすい。テレビの視聴率が夜中のデンマーク戦をどこまで上回るかといった関心も高そうだ。居酒屋の中にはサッカー観戦のために早目に店じまいするとしているところもある。テレビのない店はその方が賢明といえよう。
ニューヨークスタイルのシンプルイタリアンを提供する神泉カフェ・ガゼッタでは「ガゼッタで日本代表を応援しよう」と書いたチラシを配っていたがランチの案内だとのこと。さすがに今夜は予約で一杯とか。
文化村通りのパチンコタワー8階にあるTAPAは3千円でビールセルフサービスでの観戦をPR。予約は3時の時点では可能のようだったが、総席数320は満席となるのだろう。すぐそばにあるドンキホーテの店の前では韓国代表のサッカー・ユニフォームを着た店員がブブゼラを吹き、ブルーのユニフォームを売っていた。ブブゼラの音の大きさに驚いたが、順調に入荷するようになれば日本でも流行しそうだ。
店頭にドイツ国旗を掲げたジャーマンファームグリルはドイツ戦の雰囲気に特徴があるのだろうが、今夜も満席のはず。アルゼンチンファンの集まる松見坂のコスタラティーナも11時からは予約で一杯としても10時前なら大丈夫だろう。次があるかどうかはともかく、今日だけでもいい試合を、という期待は大きい。
ワールドカップがいろいろな経済効果を生むことを実感するが、景気が他人事ということではさびしいので便乗します。

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一年ぶりのニューヨーク(6月28日)

大坂上バス停前の喫茶店ハニーズカフェでは、昨年の6月に展示したニューヨークで活躍する写真家田中淳子さんの作品を今日から7月31日まで再公開する。ハニーズカフェは、居心地のよさと話題を提供するということで、月替わりで9点展示のできる壁面をギャラリーとして利用しており、7月は好評だったニューヨークの写真をこの1年の間に近所に来た人たちにも見ていただこうとの企画だ。
ニューヨークの写真といっても高級ブランド店のショーウィンドウに対象を絞り込んだもの。店内には、ニューヨークのショーウィンドウの写真を数十点収めた、ここだけで見ることのできる写真集が置いてある。
国道246沿いでありながら、近隣の住民でさえ気付きにくいという場所にある店なのだが、これを機会にのぞいてみる価値があるだろう。

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ワールドカップ観戦会場(6月27日)

ワールドカップの観戦ができる店が渋谷には数多くある。自宅のテレビで応援するより遠慮なく喚声を上げられる場所に出かけた方が楽しいだろう。
中でも本家といえそうなのが「パブリックビューイング実行委員会」によるもの。6月19日のオランダ戦は国立競技場で大々的に開催し、14日のカメルーン戦、25日未明のデンマーク戦は円山町のライブハウス「WOMB」でパブリックビューイングを行っている。更に決勝トーナメントに進出が決まり、29日(火)のパラグアイ戦の観戦も主催するが、前売りだけで当日券はない。
「WOMB」は円山町の裏通り、ホテル街の地下にあって見つけることは難しい。昼間開いていることはないので、入り口の前を通っても気づかないはず。その前を通る人はほとんどいないし、中に入らない人には無縁の場所だ。
それでも、会場の例としてWOMBの写真が出てくるので、数あるパブリックビューイングの会場の中でも、報道関係者には知られているようだ。
http://www.womb.co.jp/
午後11時から午前1時までの時間帯は、終電車の心配さえなければベストともいえる。どこの会場も満員ということになりそうだ。

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4年後の渋谷スクランブル交差点(6月25日)

サッカーで日本チームが勝ったとき、人が集まって歓声をあげる場所として、東京では渋谷のスクランブル交差点が一番人気のようだ。今朝も当然のことながらずいぶんにぎやかだったらしい。渋谷経済新聞がその時の写真を掲載している。
http://www.shibukei.com/headline/6989/
29日に開催されるパラグアイとの試合の後は、勝ち負けにかかわらず午前1時ごろには大いに盛り上がることだろう。
しかし、次回のワールドカップは2014年で開催国はブラジル。その時には、スクランブル交差点の景色が現在と同じではないようだ。2012年春に渋谷駅東口に建設中の高層ビル「ヒカリエ」に東急百貨店が入り、東急東横店の解体準備が始まる計画になっている。2014年の渋谷駅前の様子がどうなるのか明らかではないものの、工事現場となっていることはまず間違いない。その頃には現在工事中の東口が整備され、東横線も地下駅になっていることから、人の流れが「ヒカリエ」方面に向かっている可能性もある。
マークシティがオープンした2000年から12年の間が、スクランブル交差点が渋谷の象徴だった時代、といわれることにもなりかねない。2014年のワールドカップに日本代表が出場できるかどうかはわからないが、出場できたとしても、渋谷スクランブル交差点が東京でファンの集まる場所として絵になるかどうかは保証の限りではないのだ。
29日午前1時にはそんな感慨をもってスクランブル交差点の映像が記録されてもいいだろう。更に7月4日、8日となると、朝5時過ぎの映像になるがそこまで期待してよいのものか。

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工事中の東口「ヒカリエ」
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神山歩道橋が復旧(6月24日)

中央環状新宿線富ヶ谷出入口の工事のため撤去されていた神山歩道橋が復旧した。以前にあったものより通路の幅が広くなり、すれ違う時にも気にならない。金網を張っているのも一般道の歩道橋としては珍しいかも知れない。落下防止策とはいえ、高所恐怖症に人にはありがたいだろう。
金網ごしになってはしまったが、工事の終わった山手通りの歩道橋からの初台方面を見る景観は、井の頭通りに向かって下っていくせいか見晴らしがよく、首都高の下になる246の歩道橋と較べると気持ちがいい。歩道と車道の間には樹木が植えられるが、それが立派になるには20年かかることだろう。工事が始まってからの年数を考えると気が遠くなる。
景観というものは10年単位で作られるものだけれど、それを壊すことは1日でもできてしまう。渋谷駅周辺も現在の景観が壊され、新しい景観が落ち着くまでに10年かかるという計画に怖いものはないのだろうか。

富ヶ谷入り口の上の神山歩道橋
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幅の広い階段
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初台方面の眺望
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東大裏門方面の眺望
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神山町のギャラリー(6月23日)

神山町の山手通り側、松村幼稚園の先にある「ギャラリーEARTH」で松村克彦展を6月27日(日)まで開催している。題して"Sound of the Earth"、地球の音。
松涛美術館の前の道をまっすぐ北に進んで、山手通りにぶつかる少し手前という位置にある「ギャラリーEARTH」での展示はそれほど頻繁ではないのだが、雨上がりの運動でたまたま通りがかったら松村克彦さんの作品が展示されていて知った。6月19日から始まったもので、12時から18時までの公開となっている。作品は抽象的なのだが、それをどう感じるかは各人にゆだねられる。道路に面した間口の広いところがギャラリーらしくないかもしれないが、気軽にのぞくことができることは確かだ。

会場前で松村さん
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案内カードの地図
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ひと夏だけのひまわりガーデン(6月22日)

旧山手通りの代官山側、第一商業高校の先にある林が整地されたが、現在はひまわりの苗が出ている。2006年にスタートした代官山の地域イベント「ひまわりガーデン代官山坂」の第2会場として、ひまわり1万本が咲く予定らしい。
鑑賞期間は7月25日から8月29日まで。渋谷経済新聞によると、8月21日にはライブや映画上映会、英語絵本の読み聞かせなどのイベントを開催するとある。
この土地は「TSUTAYA」を展開するカルチュア・コンビニエンス・クラブが、3棟・各3階建から成る施設を建設し、施設内には、「森の中の図書館」をコンセプトにした「次世代TSUTAYA」を展開。本や音楽、映画を中心に「懐かしの作品」や「ビンテージの貴重な作品」なども取りそろえ、「今触れるべき文化のアーカイブ」を目指した「TSUTAYA」を展開するという。ほかにも、レストランやカフェ、ショップなどのテナントが出店を予定だそうだ。(渋谷経済新聞)
http://www.shibukei.com/headline/6961/
ひまわりガーデンはこの夏限りということもあり、貴重な写真や映像が記録として残されることになるのだろう。ひまわりは大きな花だけに見ごたえがありそう。今から楽しみだ。

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ここがイベント会場?
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ワールドカップ観戦(6月21日)

ワールドカップの観戦は日本代表が出ると盛り上がるのだが、その他の試合だと関心のある人は限られるようだ。松見坂のコスタラティーナでは、大型モニターを用意して年中サッカーの試合を見せている。特にアルゼンチンファンの集まる店なので、17日のアルゼンチン・韓国戦は店内に入れないほどの盛況だった。今日はポルトガルと北朝鮮なので大丈夫だろうと行ってみたところ、予想以上に客足は遅かった。というより、サッカー観戦を目的とするより食事に来る客ばかりのようだった。試合は前半こそポルトガルがボールをキープする中、1-0で終わったが、後半はゴールの乱発でサッカーらしさがなくなった。
ワールドカップは日本チームのことばかり話題になっているが、世界のチームのことを知ることも楽しい。強豪の揃う決勝トーナメントが本番なのだ。ポルトガルと北朝鮮どっちを応援する、と聞かれて、北朝鮮は日本にミサイルを向けているからポルトガルだなあ、と答えたのに対し、アルゼンチン人のオーナーは強いポルトガルが予選リーグで消えた方がいいから、北朝鮮応援だなあということ。
7月11日の参議院選挙の投開票日が決勝となっている。選挙速報で大勢が決まった頃に決勝戦がスタートする。アルゼンチンが決勝に残るかどうかが、コスタラティーナの関心事となる。いずれにしてもサッカーはテレビで見るのではなく、スポーツバーで見るもの。どの試合が混んでいるかはその店の個性となるのだろう。コスタラティーナはアルゼンチン戦は避けた方がよさそうだ。
ちなみにこの店の個性は日本的でないこと。そのおおらかさを楽しいと思う客が集まるからラテン的である。

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東京の人気エリアランキング(6月20日)

東京ガイドのサイトがあり、その中でエリアごとのアクセス数によって、週間・月間の人気エリアランキングを公開している。
http://www.tokyoguide.net/ranking/area/monthly/
それによると、現在の月間ランキングでは、1位「浅草」2位「皇居周辺」3位「原宿・表参道・青山」がベスト3となっている。「浅草」が断然のトップで2位の1.8倍、3位の2.3倍のアクセスで、東京を代表する観光地となっていることや、「皇居周辺」が都市景観としての東京を代表することは納得できる。「原宿・表参道・青山」は女性誌などでよく紹介されるエリアで、東京イメージとしての露出度が高いからなのだろう。
4位~6位の「上野」「お台場・有明」「新宿」は3位「原宿・表参道・青山」とのアクセス数の差は20%以上あるが、このグループ間での顕著な差はない。続く「築地・月島・晴海・豊洲」と「秋葉原」は共に7位となる。
9位「池袋」10位「葛飾・亀有・柴又」11位「谷中・根津・千駄木」がこれに続き「渋谷」と「六本木・赤坂・麻布」の2エリアには差がなく、12位となっている。
そして、「銀座」は19位。日本の中心繁華街といわれてきたが、大衆的な魅力を失ったことがインターネットの観光案内でのランキングを落としているのだろうか。
アクセス数だから人気とは違うのだろうが、全体的に納得できることもあり、東京のどこが元気かを測る指標にもなるのではないか。1年後の数値を見ると傾向がつかめそうだ。
それにしても渋谷が池袋や柴又、谷根千より下のランキングにあることは意外である。

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ハチ公バス新ルート(6月18日)

ハチ公バスが東急本店から栄通りを上って代々木上原に出るルートを7月1日から運行開始する。ハチ公バスは、渋谷区が東急、京王、富士急のバス会社に委託して運行しているコミュニティバスの愛称で現在3ルートが運行されている。料金は100円で、渋谷区役所と渋谷区内各所を結ぶというものだ。恵比寿・代官山方面への「夕やけこやけルート」、笹塚・幡ヶ谷方面への「春の小川ルート」、表参道・千駄ヶ谷方面への「神宮の杜ルート」がある。
そのハチ公バスの新路線として登場するのが「上原・富ヶ谷ルート」。スクランブル交差点横の渋谷駅西口から文化村通り、東急本店前から栄通を通って山手通りに出て、富ヶ谷交差点から井の頭通りを代々木上原駅に向かう。逆方向は代々木上原駅から上原小学校前の道を東大の駒場リサーチキャンパスの正門前に出る。コスモス通りをから東海大学の方向に向かい、富ヶ谷交差点に出てから井の頭通りに並行して神山町を抜ける道を通り、東急本店前から終点の渋谷駅西口に着くというものだ。渋谷区役所には行かないというのが、他のルートとは違う特徴だが、富ヶ谷バス停で市役所へ向かう「春の小川ルート」への乗り継ぎもできる。
朝8時半からのスタートで夜9時には終わる運行スケジュールで、1時間に3便が走る。代々木上原駅の利用が便利になるだろう。渋谷駅から松涛美術館に行くのにも活用されそうだ。どんな愛称になるのか楽しみだが、古賀音楽博物館のバス停があることから古賀メロディーからというのがふさわしい。「悲しい酒ルート」「影をしたいてルート」「酒は涙かため息かルート」というわけにはいかないだろうから、「丘を越えてルート」を本命と見る。事実丘を越えるルートだし。
ちなみに、南平台、青葉台を通って代官山に行く東急トランセは東急独自で運行している路線で、ハチ公バスとは違う。
http://www.city.shibuya.tokyo.jp/shibuya/com_bus/

新ルートの路線図
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「丘を越えて」なんて知らないという人のために。

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道玄坂の商店跡(6月17日)

昭和30年代の道玄坂商店街の名残をとどめる建物が捨てられたように今もある。場所によっては観光名所になるような建物だけど、ほとんどシャッターを下ろしたまま10年以上前から放置されているようだ。いろいろ事情があるのだろうが、そんなことはわからないし、気にとめる人も少ないだろう。建物を壊すのは惜しいということがあるのかどうか。有効活用ということなら、マークシティと道玄坂の間全体の土地をどう再開発するかというになる。渋谷駅の再開発がまず優先という中、道玄坂のことはその後で、という順序になるのだろうか。海外資本も含めさまざまな思惑があるのだろうけれど。
道玄坂がかつてどんなところだったのかということに関心のある人は、今や渋谷のお客さんではなくなっているのかも知れない。渋谷がどんな街になるのか、見当がつかないところがおもしろいともいえるのだ。

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松涛の寿司屋(6月16日)

渋谷はあらゆるタイプの飲食店がしのぎを削る舞台である。その中にあって、回転寿司の店は多いものの、そうでない本物の寿司屋は渋谷の街には似合わないようにも見える。有名店の小笹など、まずどこにあるのか分からないし、知られることを望まないはず。
松涛公園の前にも寿司屋がある。坂本というのが店の名前。1年前に開店したらしいのだが、そうと気づいたのは昼の営業を始めるというので看板を出してから。かつて輸入小物を売っていた店のあった蔦のからまる洋館で、寿司屋のイメージからは程遠い。しかしそれを寿司屋にしてしまうのが渋谷ならではというところなのだろう。
寿司はもともと屋台での食べ物で、それが高級なものにもなったのはいつごろからのことなのか。高級な寿司屋もあれば大衆的な回転寿司もあるというのが、寿司という食べ物のおもしろさ。食文化も他の文化と同様に実用以上のお金を出すパトロンを必要とする。高級な寿司を食べることは文化を守るパトロンのようだ。

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ピザの立ち食い(6月15日)

2人、3人ならいくらでも適当な店はあるけれど、一人となるとどこにいくか悩むこともあるだろう。カウンター席の居酒屋や寿司屋というのは昭和の時代のぜいたくなスタイルようで、最近なら、立ち食いそば、牛丼屋、ハンバーガーショップ、ラーメン屋がそうした需要に対応する。それではものたりないというニーズに応えるかのように、最近はちょっとしゃれた立ち飲みスタイルの店が出てきている。6月5日に神泉仲通りにオープンしたばかりのピッツェリア・メリ・プリンチペッサはピザの立ち食いができる店だ。注文を聞いてからピザの生地を伸ばし、目の前の薪を使った石窯で1枚ずつていねいに焼き上げる。その焼きたてを食べるわけだから、これ以上の贅沢はない。しかも量が多すぎるかも知れないと言ったら見事に調整をしてくれた。ピザというと底が固いというイメージがあったのだが、練りたての焼き立てだからなのか、イタリア産の粉のためなのか、窯の温度が適切だからか、ふんわりとした歯ざわりであった。宅配ピザではできないことではある。
地下はトラットリアでゆっくり食事ができるようにもなっているだけに、メニューにもイタリアンの個性ある前菜類が豊富だ。
日本経済の失われた20年を嘆く声は多いけれど、その間に食文化の多様性は確実に進んでいる。渋谷は音楽の街とか、若い女性の街といわれたりするが、食文化の街として新しいスタイルの店がしのぎを削る舞台のようでもある。

生地を用意して
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具を乗せて
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窯に入れて
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様子を見て
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「谷根千」に学ぶ(6月14日)

日曜日に「谷根千」を千代田線の根津駅から根津神社、団子坂、谷中銀座、谷中墓地、根津駅というコースを7人のグループでぶらぶらと歩いてきた。
1984年に創刊された地域雑誌『谷中・根津・千駄木』を「やねせん」と略して呼ぶようになり、それが「谷根千」として広く知られるようになったのだそうだ。一方でその雑誌は2009年8月に終刊となり、2000年6月にスタートした雑誌のネット版「谷根千ねっと」をリニューアルして、インターネットでの情報配信に切り替わった。いずれにしても「谷根千」という言葉が広く使われるようになってからそれほどの年月ではないから、知らない人も珍しくない。
なにしろ「谷根千」とは台東区の谷中と文京区の根津・千駄木と、行政区域をまたぐ地域である。台東区も文京区も区役所のいずれのホームページからも「谷根千」のホームページへのリンクが見つからない。「谷根千」という言葉自体が行政には認知されていないのかもしれない。行政の枠組みを離れた活動には冷たいということなのだろうか。商店街も区ごとの組織のため、組織をまたがる活動には組織としては協力しにくいこともあるのだろう。あちこちの観光協会も行政の縦割り組織が普通のようだ。
そこを突破して一つの地域にまとめあげ、観光地として仕立て上げている功績は大きいが、ビジネスとしてはどうなのだろう。地域の商店や訪問者に貢献している割には行政による後ろ盾も得られないこともあってか、見返りが乏しいように見える。地域情報はビジネスにならないということではあってほしくない。無論ひとごとではないのだけれど。

谷中銀座商店街
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鳩山前総理も食べたメンチカツの店
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Hanakoの渋谷(6月13日)

今月10日に発売になった雑誌「Hanako」の特集は渋谷。「大人のための素敵なお店へ」と題する渋谷案内となっている。この特集では渋谷を5つのエリアに分けていて、神南&宇田川町、道玄坂&円山町、神山町&松涛&神泉町、桜丘、宮益坂という区分だ。いずれのエリアにも数多くの店があり、その内、松涛&神泉町と道玄坂&円山町の一部であれば分かるが、それ以外は渋谷WESTの圏外なので知らない世界となる。渋谷はそれほど巨大だ。
渋谷WESTでここに掲載されている店は、ムルギー、HUG☆BURGER、七福、麗郷、庵孤、和田丸、まるや、ガレットリア、ミステローゾ、マニュエル、アカーム、そよかぜ食堂Keiji、いちのや、クンバドゥファラフェル、アルキメーデの15店。この特集で紹介している渋谷全体の店の数が167軒だからその1割弱となる。渋谷WESTにある「大人のための素敵なお店」のほんの一部だ。
渋谷の案内をエリアに分けてすることはよいとしても、それぞれのエリアの特徴を踏まえたストーリー性のある店の紹介が必要となる。「リピート確実の個性派店をピックアップ」「駅から距離はあるけれど、都内屈指のお屋敷街は、足を運ぶ価値大の名店ぞろい」「上質な時間を過ごすなら駅前の喧騒を抜けオオナが集う3エリアへ」「意外や鮮魚の激戦区!?海鮮居酒屋から日本料理まで、おいしい魚を味わい尽くす」「気軽に立ち寄れるのに、本格的な味わいが楽しめる7軒」といった言葉でHanakoは誘う。いずれの店も検索すると詳細情報が分かるのでそこで判断することになるのだろう。雑誌情報はそのための入り口である。

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調布市の観光戦略(6月12日)

菅首相は6月11日の施政方針演説において、昨年来進めている「新成長戦略」で「グリーン・イノベーション」「ライフ・イノベーション」「アジア経済」「観光・地域」を成長分野と掲げていくことを確認した。「観光・地域」で具体的どんなことをするのかという事例として調布市の観光に対する取り組みは参考になりそうだ。きめの細かい観光情報をホームページで流し、この3月からNHKの朝の連続ドラマで放映されている「ゲゲゲの女房」を徹底的に利用する。
http://www.city.chofu.tokyo.jp/www/contents/1263445052439/index.html
・原動機付自転車のゲゲゲの鬼太郎ナンバープレート交付
・ゲゲゲの鬼太郎特別住民票
・調布限定ゲゲゲの鬼太郎ポストカード
・ゲゲゲの鬼太郎のキャラクターが車体に描かれたコミュニティバス
といったものもある。
調布市のホームページから京王グループのゲゲゲ探索マップにもリンクを張り、調布市のコンテンツのように見せている。市役所内にある調布市観光協会ではブログにより毎日地域観光情報を流している。NHKで放送されている「ゲゲゲの女房」の最後の5秒の写真は観光協会が一般募集しているものだ。地域サイトの「ちょうふどっとこむ」(NPO法人)が調布市観光協会のブログの運営をサポートしている。「渋谷WEST」も「ちょうふどっとこむ」と全く同じ考え方で運営しているので、参考になるし励みにもなる。
渋谷への観光客は調布の比ではない。その一方で観光資源が具体的に何かという意味では、若い世代に偏り勝ちで、なかなか難しいものもある。渋谷区とか渋谷という地域のくくりでの観光戦略はたてにくいのだろうが、商店会単位では渋谷の街のイメージができない。道玄坂と文化村通りから東大駒場キャンパスまでの「渋谷WEST」は考えられるいくつかの渋谷地域サイトの一つとして適正規模といえないだろうか。
調布市などとはちがい、渋谷での観光振興による売り上げが渋谷区の税収増にどれだけつながるのか、費用増になるだけでは、という懸念から行政の立場としては及び腰になるのかとも想像できる。NPOなどによるネットワークでの観光振興が現実的なのだろう。いずれにしても、ブログなどで無償で知恵を出す人の存在が「観光・地域」を成長分野とするためには必要だ。

深大寺の鬼太郎茶屋はディズニーショップのよう
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中南米の音楽(6月11日)

6月27日(日)に東大駒場Ⅰキャンパスを会場に、今年の3月に刊行された『中南米の音楽』の出版記念イベントの一つとして、「中南米の音楽-歌・踊り・祝宴を生きる人々」と題する公開シンポジウムが開催される。
日時:2010年6月27日(日)13:00~(終了予定17:00)
場所:東京大学 駒場Iキャンパス 18号館ホール
入場無料、座席要予約(先着200名)、立見自由
との案内で、プログラムは以下のとおり。
◆第1部カリブ~北米ラティーノ・チカーノ音楽を語る 岡本郁生「サルサと北米ラティーノ音楽」 宮田信「米墨ボーダーダンドで鳴り響くチカーノ音楽」 倉田量介「キューバの音楽をめぐる連続性と断絶性」
◆第2部 南米音楽を語る 石橋 純「ベネズエラ音楽-更新されつづける伝統」 水口良樹「ペルー大衆音楽の発展略史」 木下尊惇「ボリビア音楽-その歴史と地域性」
◆第3部 ライブコンサート 石橋純(歌、クアトロ)、岡本郁生(ベース)、木下尊惇(ギター、チャランゴ、歌)、倉田量介(ボンゴ、カンパナ)、水口良樹(ギター)、阿部岳(パー カッション、歌)
 ゲスト● モリス・レイナ(ギター、クアトロ、歌)、アンサンブル・セレステ(ベネズエラ音楽)、ペーニャ・ハラナ(ペルー音楽)

シンポジウム終了後は参加自由のラテン流の打ち上げがあり、これには申込が必要だ。
http://www26.atwiki.jp/musicaamericalatina/

会場から歩いてすぐの駒場一丁目、松見坂に面したところには、カジュアルな雰囲気のラテン・レストラン、コスタラティーナがある。道路に面していてオープンなラテン的交流の場としてふさわしい。何しろスタッフはラテンアメリカ出身だからスペイン語のネイティブ。スペイン語の会話がいつも聞こえてくる。駒場でラテンのイベントをやるとしたら、ここでサルサを踊り明かすしかない。キューバ人のサルサの先生もいることだし。

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平和・国際都市 渋谷(6月10日)

渋谷区の区政情報、施策・計画・取り組みの中に「平和・国際都市 渋谷」という項目がある。
http://www.city.shibuya.tokyo.jp/kusei/index.html
そこにはつぎのことが書かれている。
「区制施行70周年を記念し、10月1日を「平和・国際都市 渋谷の日」と定め、区と区民相互により、高い自治意識の下に区民連携による活動を推進し、平和と国際交流による文化都市を創造し、区民福祉の進展を図るため、条例を制定しました。(平成14年9月27日制定)
渋谷区はこれまで、先人の貢献によって、平和・国際都市として発展してきました。
しかし、70年の歴史の中には、太平洋戦争により貴い人命と財産を失うという悲劇があったことも、区民は忘れることはできません。
区制施行70年の節目の年に当たり、21世紀を展望し、高い自治意識の下に、平和・国際都市としての一層の発展を、区と区民相互の連携と協働により目指すため、ここに、平和・国際都市渋谷の日の条例を制定します。」
どんな条例なのか、リンクがされていないので分からないのは残念なことだが、そのための取り組み例として、以下のもの項目が挙げられている。
1.トルコ共和国イスタンブール市ウスキュダル区との友好交流
2.英語版ホームページ
3.国際交流・都市交流のイベントカレンダー
4.通訳ボランティア登録制度
担当は国際交流課国際交流係となっている。
一方目黒区の国際交流課では、北京市嵩文区との交流、英語版ホームページ、中国語版目黒リビングガイド、ハングル版目黒リビングガイドを主な担当としている。タガログ語、インドネシア語、タイ語、ベトナム語でもホームページでの閲覧ができる。
「平和・国際都市 渋谷」という言葉は渋谷の実態にあっているが、それを区としてどれだけフォローしているかは外国語が英語だけというホームページを見る限り、目黒区との比較でも課題を残す。
道玄坂、文化村通りを歩く外国人の数は多い。中国や韓国からの人たちは、話している言葉を聞かないとそうと分からないことが多いから、実感以上に外国人比率は高いのだろう。
「平和・国際都市 渋谷」を唱えるなら、まず、一部の区民の中にあるはずの外国人嫌い(ゼノフォビア)の感情に対する対策が必要と思うが、これはなかなか難しいのかも知れない。
いずれにしても「平和・国際都市 渋谷」が渋谷区のサポートなしでも既成事実となればよいことだ。

文化村通りでの外国人大道芸
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隠れ家の街(6月9日)

わかりにくい場所にある飲食店は隠れ家と呼ぶことが多い。日常生活から隠れた気分になるとか、そういう場所で同じ時間を過ごすことで親密さを深めるといった効果もあるのだろう。渋谷の繁華街から少し離れた、目立たない場所ということから、道玄坂の裏道になる神泉仲通に隠れ家と称する店がこの春からつぎつぎに開店している。
道玄坂上交番に近いところでは塩もつ鍋の「権屋」。神戸、大阪、京都に5店舗あり4月28日に関東での1号店として開店した。もつ鍋を囲んで親交を深める場として最適のようだ。
坂を下りたところのビルの2階に開店した「居食屋まるみ商店」は階段が入り口。男女別メニューのある創作料理が特徴で、カウンター席で一人こっそり食事をする場所として利用しやすそうに見える。
6月5日には「ピッツェリア・メリ・プリンチペッサ」。1階が立飲みスタイルで地下がトラットリアのテーブル席となっている。18種類のピザのほか、さまざまな魚料理や肉料理がメニューにある。
最近のオープンではないが、隠れ家としては、バーの「ル・ザンク」が通りに面していても入り口の文字も読みづらく、そこにあることを隠しているようで徹底している。昨年開店した古民家を利用している「Barすがはら」は路地に入るのでこれも探しにくい。
S字型のカーブで坂道という神泉仲通は、通りの名前も知られていないのだが、隠れ家の多い街として知られるようになりそうだ。

権屋
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居食屋まるみ商店
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ピッツェリア・メリ・プリンチペッサ
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渋谷WESTリニューアル(6月8日)

新しい内閣の発足に合わせたわけでもないのだが、渋谷WESTのサイトをリニューアルした。
デザインはそのままで、トップ画面に写真を入れて文章を変えた程度なのだが、対象エリアに渋谷109周辺を加えた。渋谷WESTの定義そのものを変えるものなので、その意味では重要な変更をしたことになる。http://www.shibuya-west.com/1_16_109.html
渋谷WESTは繁華街渋谷とは違い、休日は静かな街というところに特徴を持たせてきた。渋谷の中心の情報はいくらでもあるはず、という想定があった。ところが渋谷の中心部も観察してみるといろいろな違いが見えてくる。商店街組織も別々だ。そして副都心線渋谷駅の完成と東横線の副都心線乗り入れが実現する2012年春には地上34階の渋谷ヒカリエが完成し、東急百貨店がそこに入る予定になっている。「渋谷・東地区まちづくり協議会」というものもできていて、渋谷・西地区とは独立したまちづくりをすすめているようだ。
センター街のシンボル的な存在であるHMV渋谷が8月に閉店するとの発表もされた。2012年を目標にこれまでの西地区への人の流れを東地区に変えることを目指すまちづくりの動きは当然のことでもある。
そんな中で、渋谷109から文化村通り、道玄坂が魅力ある街でありつづけるために、渋谷WESTのエリアとイメージを統合させてみたい。世界の文化が融合する舞台づくりができるのではないかと期待している。渋谷109周辺は東京の外や、海外で人気のある街かもしれないのだ。

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文化村通りと山手通りを結ぶ栄通り(6月7日)

SHIBUYA109からBunkamura入り口前の松涛郵便局交差点までが文化村通りで、そこから先の一方通行で何年も拡幅工事が中断されている通りが栄通りだ。松涛と円山町、神泉町の境界ともなるこの通りは、栄通りという名前よりも山手通りから東急本店に行く道ということで話が通じるのだが、通りの名前は共有できた方がよい。
この道は山手通りが一方通行の出口にあたるのだが、これまで一方通行で、それが将来反対方向にも自動車が行けることになって便利になるのかどうか。渋谷駅行きのバスは旧山手通りから道玄坂上を経て行く東急バスがあるし、それよりも自転車専用路があった方が歩行者の安全のためにもよいだろう。また、両側交通になることで自動車が右折禁止になっては不便になる場所もあるだろう。
自動車交通の増加よりも自転車の利用が推奨されるように時代の流れが変わっていることを考えれば、栄通りは自動車の両側通行より一方通行のまま、自転車道を作る方が渋谷のイメージ向上になりそうだ。自転車通行が増えると駐輪問題が、との意見も出そうだが、省エネルギーということで、自転車の利用を促進する政策が重視されるはずでもある。
山手通りには自転車専用レーンが計画されている。
http://www.c2info.jp/yamate/index.html
調布と三鷹を結ぶ幹線道路では36メートルの道幅の中で、自転車道・歩道が20メートルを確保している。
http://www.city.nishitokyo.lg.jp/topics/toshisei/toshikei/tyohuhoyasen2/index.html
松涛、神泉町、南平台を高級住宅地として守る一方、繁華街は繁華街として魅力あるまちづくりができるようにするためにも、栄通りの拡幅が、自動車通行量を両側通行にすることで倍増させる計画(現行案?)であるならば再考が求められるのではなかろうか。

拡幅工事完成部分
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用地買収の後工事待ちの歩きにくい歩道
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ルーベンサンドの店(6月5日)

ルーベンサンドイッチという食べ物、ニューヨーク名物なのだそうだ。日本でいえばカツサンドに相当するのだろうか。検索してみるとディズニーシーのニューヨーク・デリで食べられることは分かった。ルーベンサンドで画像を検索するとディズニーシーのものを見ることもできる。
ニューヨーク・デリでのルーベンサンドの値段は750円となっている。いうまでもなくディズニーシーは食事に行く所ではない。ルーベンサンドを食べたいというときにどこに行けばよいのか、というときに、栄通りの「パブリック松涛」のメニューにあることが分かればうれしいという人も少なくないはず。値段は1000円なのだが、ニューヨーク・デリの写真と見比べるとその違いにも納得できる。ファーストフードなのに価格が高くなるため、日本では商品化が難しいのだろう。2種類のサンドイッチと2種類のピザのみを食事メニューとするこだわりの喫茶店は、松涛という土地柄にふさわしい。

写真の道路の左端に「パブリック松涛」が
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ルーベンサンド
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渋谷デリタワー(6月4日)

東急本店の反対側の道沿いには飲食店の入ったビルがいくつも並んでいる。中の様子が良く見えるコーヒー店のタリーズとスターバックスを除くと、その数の多さと目立ちにくい外観から、そこにどんな店があるのかに気付くことは難しい。渋谷のビルは銀座や新宿などと較べて敷地面積が少ないそうで、それだけにビルのフロアーごとの面積も狭い。そのビル内にある店も規模の小さなものとなる。2002年11月にオープンした渋谷デリタワーもその一つだ。
ビルのエレベーターを使ってその店に客を呼び込むにはアピールするものが必要だ。4階にある台湾料理の故宮も台湾料理ではなく、中華料理とするとインパクトに欠けるだろう。人を使っての客の呼び込みをする店もある。
栄通りを下り、松涛郵便局の交差点を過ぎるとこうしたビルが並んでいるわけで、街の情報密度が急増することにもなる。それぞれの店の様子がブログで発信され、それを見て店にたどり着くということにこれからはなっていくのだろう。渋谷がより魅力的になるには、そうした情報の力が大きいといえそうだ。

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渋谷の観光ビジネス(6月3日)

高速道路網が整備されてバスによる観光旅行が便利になっている。観光旅行をしてみると、食事、土産物などに関わるビジネスで地方の雇用を吸収していることが実感できる。製造業による雇用が中国などの海外に奪われている中で、地域ごとに観光による雇用機会の創出を探ることに知恵が割かれている。その結果なのだろうが、観光地と呼ばれるところの魅力が増大しているといってよい。弁当も随分よくなっているように感じられるのだ。
一方で、東京から地方に行く観光客に劣らず、東京に観光に来ることも高速バスで容易になっている。浅草は世界的な観光地としての魅力を高める努力をしているが、東京の魅力はさまざまなところにある。地方に住む人たちの多様な関心に対応できるのが東京だといえる。
渋谷も東京を代表する観光地であるはずなのに、その観光資源が何なのか、それをより魅力的にするためにはどうするのか、といったことの努力が、いわゆる観光地ほど熱心にされていないようだ。既に世界から多くの観光客が来ているのだが、適切なガイドマップすらない。観光資源が多すぎてまとめきれないからともいえし、関係する団体が分かれていることもあるのだろう。観光資源も「ラブホテル・ヒル」を恥とするか活用するかという課題もあるようだ。
地方の観光資源は、自然景観、文化遺跡、温泉といったところだが、渋谷の観光資源は店とそこに集まる人にあるといってよい。インターネットでの観光ガイドとして、渋谷WESTを利用してもらえるようにしてみよう。

観光地のイメージ(どこでしょう?)
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物販もする喫茶店(6月1日)

立ち食いソバの富士そばは、文化村通りのソフトバンク横にある7人も入れば満員になる小さな店からスタートしたそうだ。店によってメニューが違うものの、そば・うどん・カレーライス・天丼・牛丼・かつ丼を扱うこになっている。さらにパスタをメニューに加えた店もあるとツイッターで知った。飲食店の扱いメニューがボーダーレスになっているわけだが、物販がそれに先んじていることはいうまでもない。
商店も業種ごとに扱う商品やサービスが決められていたのだが、コンビニがその垣根を取り払った。商店街の酒屋、文房具屋、本屋、パン屋、菓子屋、食品店、弁当屋、洋品店、惣菜店、化粧品屋などなど、生活に必要な日用品はすべてコンビニでそろうし、売られていない野菜、肉、魚などの調理を必要とするものは買わない、という生活をすれば、コンビニが一軒あれば十分ということにもなる。無論他に専門の店があれば、そこにも行くだろうが、そうした昔からの店がコンビニに売り上げのかなりの部分を奪われて、店として成り立たなくなっているのも現実だ。
富士そばのようなファーストフードの店が外食のコンビニのようになって、とりあえず食べればいいという需要に応じていくだろう。喫茶店も自動販売機にその需要の多くを代替されてしまったことだろう。需要が減れば供給も減るわけで、喫茶店のいう業種もかつてのようなわけにはいかない。個性ある喫茶店の営業は困難になった。
喫茶店はどこでもあるような飲み物と食事を提供するだけでは成り立たない時代になっている。だからギャラリーにするなどの工夫が必要となる。
渋目陸橋下の松涛2丁目交差点から東急本店に向かう栄通りに5月に開店した喫茶店、パブリック松涛のコンセプトには「世界各地の良質な食材を楽しむことで満たされるお店」とある。だからそうした食材の販売もしている。コーヒーの自動販売機に客を奪われない店作りともいえるのだろう。

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