富士そばなう(5月14日)
ファーストフードの中でも、立ち食いそばほど短時間で空腹を満たせるものはない。駅構内の立ち食いそばはその典型で、移動する途中に食べてしまいたいという忙しい人たちのニーズに応えている。食欲のない時などもこれにまさる食事はないかもしれないが、食事をするというよりエネルギーの補給をする場所といってもよさそうだ。ちなみに立ち食いのお茶漬け屋とかお粥屋なんかもあってよさそうだができないのは不思議でもある。
文化村通りのソフトバンクの隣にある富士そばも、そこに立ち食いそば屋があることくらいしか知らなかった。ツイッターで発信していることを知り、関心をもって調べてみると、1966年に現社長の丹道夫氏が文化村通りでスタートした立ち食いそばチェーンで、東京23区内を中心に82店舗を展開している。現在Twitter キャンペーンというのをやっていて、プレゼントは抽選で3名に一杯の富士そばが当たるというもの。笑えるアイディアだ。「富士そばなう」などとツイッターでつぶやいてほしいということだ。
そんな富士そばの味はどんなものかと初めて入ってみた。驚いたのはその狭さ。7人も入れば満員になってしまう。その割に厨房は広くて2人のスタッフがいるのだ。きつねそばを食べたのだが東京風醤油味のスープで油揚げ2枚にねぎとワカメがのっていて、立ち食いソバの評価をする能力はものの、満足はできた。なにしろエネルギー補給が目的の立ち食いそばの味に関心をもったことがないのだから。
それにしても文化村通りの真ん中にいささか場違いな飾り気のない店舗を発祥の地故に残しているのだが、富士そばが東京の立ち食いそばでは有力なチェーンだということは頭に入れておこう。
http://fujisobar.wordpress.com/
すぐ傍の109の前では「名古屋おもてなし武将隊」のパフォーマンスをやっていた
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