« 渋谷109周辺から(5月17日) | トップページ | 石垣と板塀(5月19日) »

渋谷の未来イメージ(5月18日)

ハチ公前広場の玉電内やマークシティ内にある渋谷区の展示スペースで紹介されている渋谷は40年以上前のものばかり。当時をなつかしいと思う人たちが企画しているのだろうが、未来への夢はない。コンビニとファーストフードの店が街を形づくる傾向に変化はあるまい。経済成長の時代の雰囲気を知らない世代が既に20代に入っていて、これから日本人の購買力が拡大するとの予測は知らない。
だから、オシャレな店が営業的に成り立つことは厳しくなっているはずだ。最近まで表参道や自由が丘が誇っていた好感度イメージがこれからも維持できるかどうかもわからない。消費の主役はケイタイ経由になりつつあるともいえるのだ。かつて消費を呼び起こしたのは街だったのが、これからはケイタイが街の役割を果たすことにもなりそうだ。
極端にいえば、渋谷はオシャレなコンビニやオシャレなファーストフード店、立ち呑み居酒屋だけの街になってしまうとの予測はそう不自然とも思われない。ケイタイとコンビニへの支出以上の自由な消費能力のある人は限られるし、そういう人たちの消費する街も限られてくるようになるのだろう。渋谷でそういう余裕ある人たちの消費の場を提供する場所が、現在東急文化会館跡地に建設中の「ヒカリエ」に集中することも考えられる。
しかし、渋谷全体としては、大きな購買力を期待せずに成り立つ営業形態が求められよう。お金がなくても楽しめる街ということか。渋谷の未来も国の財政状態を離れては成り立たないことも意識しておこう。

100518


|
|

« 渋谷109周辺から(5月17日) | トップページ | 石垣と板塀(5月19日) »

渋谷全般」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 渋谷109周辺から(5月17日) | トップページ | 石垣と板塀(5月19日) »