« 松涛の喫茶店(5月25日) | トップページ | 氷川台の埋蔵文化財(5月27日) »

駒場東大前駅東口(5月26日)

駒場東大前という駅名は、駒場の東大の前にあるからだと思われがちだ。1965年に駒場駅と東大前駅が一緒になったので駒場東大前駅になった、ということなど無用の知識ではあろう。しかし、東大の職員や学生には関心がないこととしても、京王電鉄の職員ならは駅名の由来を教える研修があってもおかしくない。
東大の梅林門から東大前商店街に出る踏み切りの中に改札口のあった東大前駅がなくなって45年になる。その駅ができたのは今から77年前の1933年で、開設当初は東駒場駅と名づけられた。1935年に旧制第一高等学校が文京区の向丘から引っ越してくると、駅名を一高前とし、1951年に一高が東大になるとそれを受けて東大前と改称された。当初は電車の編成も路面電車並の1~2両だったから駒場駅との短い間隔も妥当とされたのだろうか。
2つの駅が統合されて駒場東大前駅になるまでの32年の間、つまり1933年から1965年に至るまでの都市環境や生活の変化は大きかった。それを思うと、駒場東大前駅になってからの45年間は比較的平穏であったといえそうだ。駅周辺の景観、特に東口に関しては、現在の場所に駅ができてからの変化は静かだったともいえる。東大前商店街では数多くの商店が消え、住宅地のようになってきた。東大の駒場寮もなくなり、東大前の駅があった踏み切りに刻まれている77年の歴史の中で、そこを通る人の数は現在が一番少なくなっていたとしてもおかしくない。
ちなみに東大前の駅名は駒場に来た第一高等学校が当初あった文京区の向丘に地下鉄南北線の駅として1996年に復活した。45年前にその駅名が駒場にあったことを1964年以前に東大に入学した人たちならば記憶しているだろうか。今では63歳以上の人たちという計算になる。

この踏み切りに昔東大前の駅があった
100526_1

線路沿いに商店街に出る不思議な通路
100526_2

東大の反対側の東口入り口
100526_3

かつての東大前駅から正門までの道はバラの小径に
100526_4

東大専用の階段
100526_5

全国的に知られた駒場Ⅰキャンパス正門
100526_6


|
|

« 松涛の喫茶店(5月25日) | トップページ | 氷川台の埋蔵文化財(5月27日) »

駒場」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 松涛の喫茶店(5月25日) | トップページ | 氷川台の埋蔵文化財(5月27日) »