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江戸のはじまり(3月14日)

江戸城は1457年に太田道灌によって築かれた。戦国時代でも江戸は戦場になるほどの土地ではなく、1524年1月13日江戸城を北条氏綱が攻め、扇谷朝興を川越城に追いやったのが唯一の戦闘だったようだ。1590年4月22日の豊臣軍による江戸城の落城にも、激しい戦闘があったとの記録はない。徳川家康はその年の8月に江戸城に入り、1603年に征夷大将軍となってから江戸城と城下町作りを本格化させた。計画的に作られた江戸の街には全国からさまざまな人が集まってきて、江戸独自の文化が作られることになった。
1868年3月14日、芝の薩摩藩邸で西郷隆盛と勝海舟の会見があり、薩長を中心とする役5万の東征軍は翌日に予定していた江戸城への総攻撃を中止し、4月11日、江戸城に無血入城した。これに先立つ2月12日に幕府方の彰義隊が結成され、東征軍と対立していたが、5月15日になって彰義隊討伐が決行され、早朝から夕刻までの戦いで、彰義隊は壊滅した。5月23日には埼玉県の飯能で彰義隊から分かれた振武隊が官軍の攻撃により敗退している。これらの戦闘は規模としては大きくなかったが、江戸近辺ではこの程度の戦闘すら300年の間無縁だったのだ。
京都の歴史を日本の歴史とすると、戦禍に見舞われることが多かったのだが、江戸の歴史は随分違う。戦国時代に始まり、江戸が東京となってから77年後に東京大空襲で廃墟となるまでの500年の歴史を祖先はどう見ているのだろうか。

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