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50年前に消えた道(2月10日)

50年前には産まれていなかった、という人たちが今や社会の中枢にある。その世代の人たちにとっては坂本竜馬の時代も50年前も、記憶している時代ではなく歴史での時代ということで、大した違いが感じられないかもしれない。坂本竜馬の時代の前から50年前まで、何百年もここにあった道が、山手通りのために切断されている。自動車交通を基本とする都市文化がそれまでの景観を変えたのだ。それ以前にどんな景観だったかを知らせる写真を探すのは難しい。当時写真を撮るのは特別のときだったろう。身の回りの景色を写真に収める人がいたとは考えにくい。唯一地図だけは残っている。大山街道から分かれて駒場の鷹狩場に向かう道と、渋谷区と目黒区の区界ともなる尾根にそった三田用水の通り道がそこにはあった。自動車交通の時代になる前には、それぞれ重要な道だったと思われる。
その時代の記憶がある長老でも、周囲が変わりすぎているので話のしようもないだろう。肝心の場所が山手通りになってしまっているのだから。


徳川将軍が鷹狩に通った道
100210_1

三田用水のあった道。左が渋谷区、右が目黒区。
100210_2


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