手軽な動画中継(2月27日)
目黒区議会の動画中継には少なからぬ経費がかかっているはず。動画中継をするかどうかについて、費用対効果から消極的だった区もあるだろう。しかしこれからは費用のことを考えずに動画中継ができる。5千円程度のWebカメラとパソコンにマイクがあれば技術的に可能で、そんな体制で大臣の会見中継まで行われているのだ。
28日(日)夜7時から翌午前1時まで「朝まで生テレビ」略して「朝生」をもじり「朝までダダ漏れ討論会」略して「朝ダダ」が開催される。
コンセプトは「共有から参加へ」。討論テーマは『どうなるこれからのジャーナリズム!』
7時から9時までの司会は田原総一郎氏で、参加者は河野太郎衆議院議員、フリージャーナリスト上杉隆氏、ビデオジャーナリスト神保哲生氏、ライブドアーの田端信太郎氏、週刊朝日編集長山口一臣氏、報道番組テレビディレクターというテレビに負けない豪華な顔ぶれだ。そして後半、9時半からの司会はツイッターで有名なフリージャーナリストの津田大介氏となっている。
http://ketudancom.blog47.fc2.com/blog-entry-346.html
テレビとの違いは、閲覧者からの意見が画面に出てくること。そして何よりもコストの差が圧倒的だ。だから、こんなことが目黒区や渋谷区でも行われるようになってほしい。たとえば、区報に区長の座談会を載せるのではなく、インターネットでダダ漏れ座談会として実況中継するというもの。区民はそれにコメントをつけることになる。区議会の委員会中継はもちろん、住民との対話の会も中継できる。政党ごとの集会も同様に公開できる。ただ、何でも公開したくない、という意見もありそうだが、反対する根拠にはならないはずだし、反対されれば秘密会議だとの理解をすればよい。
そんな目で、日本の将来を担う政治家の一人である河野太郎氏も参加する「朝までダダ漏れ討論会」を見よう。
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