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多文化共生の街(1月15日)

多文化共生という言葉がよく使われるが、通常外国人住民支援を意味する。渋谷の場合、外国人観光客が多いとはいえ、たとえば、大久保のようにアジアの人たちと共生する街というわけではない。渋谷の多文化は都市のさまざまな姿が狭い範囲に集まっているということにその特徴がある。遠方からの来訪者の多い繁華街、高級住宅地、裏町、そして日本一ともいわれる大規模なラブホテル街やライブハウスの街。隣接しあうそれぞれの街は別の文化圏にあるといってもよく、共生しているというより、互いに見ないことにしているというのが実情のようだ。
それぞれの街は、銀座はもちろんのこと、新宿の西口、東口、新宿3丁目、歌舞伎町のどことも似ていない個性を発揮している。しかし、渋谷のすべてを知ろうとする人、関心をもつ人はめずらしいだろう。多文化共生というより他文化無関心というべきか。いや、それどころか、渋谷のすべてに全く興味を持たない人たちの多いことも事実なのだ。
多様な文化を背景にもつ渋谷の街の姿を、文学、音楽、絵画、写真、映像などで表現する人が数多く出てほしい。現在の「東京」は大きすぎて、表現の対象としては「日本」と同様のあいまいさがあるのではないか。現在ユーロスペースのレイトショーで上映中の映画『渋谷』が渋谷の一側面を描いているように、重層的な渋谷の文化を読み解く誘惑にかられる街であってほしい。


公園通り
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渋谷109
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ランブリングストリートから円山町へ
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松涛の高級住宅地で前方はランブリングストリート
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道玄坂の裏道神泉仲通
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