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渋谷センター街(1月13日)

国連統計局の主要都市圏人口では、東京は3560万人となっていて2位のニューヨークの1900万人を大きく引き離しての世界一だ。都市は人口に加えて、その購買力と外部からの来訪者の吸引力がそのエネルギーを支える。アジア近隣諸国の発展は東京に観光目的で来る人が増えることにもなり、その意味でも世界一の巨大都市東京圏の未来は明るいといえる。
都市には平日だけ人が集まるオフィス街と、休日の方が賑わう歓楽街とがあり、歓楽街が都市の文化を担う。渋谷は歓楽街が主体であり、だからなのだろう、渋谷が嫌いだという人は多い。渋谷駅から東急本店に向かう文化村通りを歩くことを嫌がるためか、東急本店の店内をぶらぶらと眺める人が少ないという現象もある。渋谷センター街はそんな渋谷の歓楽街の中心であり、同時に住民には無縁の街でもある。10年前のイメージのまま、最近どんなところなのか知らない近隣の人たちも少なくないのだ。
しかし、その雑踏こそが観光客には魅力のはず。日本各地から、アジアから、更に遠方の国々からも見物に集まっている。韓国、中国、台湾の人たちであれば東京まで数時間で来ることができる。これからますます豊かになっていく近隣諸国の人たちと共に、東京はニューヨーク、ロンドン、パリといった欧米の伝統的都市文化とは違う魅力を創造していくにちがいない。中でも、ヨーロッパの都市をモデルに作られた銀座とは違う、21世紀のアジア的な都市文化の担い手として、渋谷は進化していくのではないか。江戸文化を引き継ぐ浅草でも、無国籍の六本木でも、特定の文化の秋葉原でもない渋谷。観光立国日本の拠点として発展しなければなるまい。


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