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松涛美術館で村山槐多展(12月17日)

松涛美術館では1月24日まで、村山槐多(むらやまかいた)の作品を展示している。村山槐多は1896年生まれで1919年没の22歳で夭逝した画家で、一般の知名度は高くはないようだ。横浜生まれで、京都の府立第一中学校出身だが、当時は人家もまばらだったという代々木八幡近くの家で短い生涯を終えている。その縁での渋谷区立松涛美術館になったのだろう。
内容は、油彩、水彩、デッサン、詩歌原稿、書簡など約150点。12月27日までの前期と1月5日から24日までの後期で入れ替えが行われる。
いくつもの美術館や個人蔵の作品を集めたこの企画展が貴重なものであることは、美術館に入ると感じ取ることができる。日本の近代美術愛好家であれば、全国からこのために東京を訪れる価値のあるものなのだろう。個性的な作品群ではあるが、強烈で不思議な魅力を感じさせる。渋谷で時間があれば見逃せないのではないか。
平日の昼間だったせいか、学生らしい姿はなかった。100年前にはこんな立派な作品を残して22歳の若さで死んでしまう画家がいた。現在の若い画家がどんな活動をしているのか。画家も作品を買ってくれる人がいないと活動ができない。一時は中国で売れたそうなのだが、昨年からの経済危機ですっかりだめになったとも聞く。鑑賞する芸術分野が広がりすぎていることもあるのか。いずれにしても、天才は学校教育からは生まれないようだ。


091217

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