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2009年12月

駒場町会歳末夜回り(12月31日)

恒例の駒場町会歳末夜回りは25日からの6日間で延べ参加人数2百数十人となり、過去最高の参加者数を記録した。参加呼びかけが積極的に行われた結果だろう。事前に参加連絡をするわけではなく、町会事務所に都合のよい日に集まるものなので、その日何人集まるかはその時間にならないとわからないというもの。誰が7つあるコースのどれを回るかは、その場で割り当てられる。
今年は特に、東大の外国人留学生が毎日違う顔ぶれで多数参加したことがめだった。最多だった27日(日)には12人が参加。国籍は中国、韓国、スペイン語圏などいろいろで、最終日にはヨルダンからの留学生も。
巡回は10時から40分ほど1丁目から4丁目までの町内をくまなく周り、その後11時過ぎまでの懇談会となる。最終日には町会事務所から遠いため別行動の4丁目のメンバーも町会事務所に集まり歳末を締めくくった。


まずは乾杯
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留学生も参加
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ユニクロ渋谷道玄坂店(12月30日)

新しい年の春になると、道玄坂にユニクロが渋谷道玄坂店をオープンする。地下鉄の駅から道玄坂方面に歩いて最後の地上への出口にあたる、道玄坂プライムの地下1階から2階までの3フロアーがユニクロになるのだ。一つ手前の出口は109の入り口で、その先の出口がユニクロという形になって、コンセプトの違う2つの人気店が地下でつながる。
公園通り、センター街、文化村通りと較べると人通りが少なくなっていた道玄坂に、これまでとは違うタイプの客を吸引することになりそうだ。この出店によって、渋谷の他のエリアと比べて開発が遅れ気味の道玄坂に投資する機運が出てくることを期待しよう。東京観光にきてブラブラする場所としては、新宿と以上に渋谷がおもしろいはず。世界中の大都市で店を眺めるのに渋谷ほど楽しいところはないだろうから、世界の観光地として街づくりを考えるべきなのだ。もしかしたら、それをするのは外国資本になるのかもしれないが。


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プライムのテナント
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道路の反対側の開発が課題
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渋谷の飲食店(12月29日)

渋谷の飲食店についてはこれまで余り注意をはらっていなかったが、よく見ると価格競争が激しそう。ビルの中をエレベーターで上がっていくところだから、団体客を取らないと商売にならないわけだし、その場合には価格で勝負する必要があるのだろう。個人で経営する店には向いていない。そんなこともあってか、小さな飲食店は道玄坂から少し入る百軒店に新しい店を開店するようになってきている。人通りは少ないが固定客であれば渋谷の雑踏の中にある店より使いやすい。渋谷の中心に立地する店は渋谷の街を楽しみに来た人たちがリーズナブルな価格で食事ができることが大事。食事そのものを楽しむより席が確保できることの安心感が要求されそうでもある。いつ行ってもどこかに入れるだろうということは、求められているはずだ。


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全品270円の居酒屋(12月28日)

全品270円(税込み284円)という居酒屋チェーン店が人気だそうだ。店の名前は「金の蔵Jr」といい、渋谷には宇田川町店、渋谷109前店などがある。全品というのは飲み物ではビール中ジョッキ生、焼酎、日本酒、サワー、カクテル、ワイン、ハイボールなど。食べ物はお寿司3カン、たこ焼き、玉子焼き、コーンバターなど270円でできる範囲でいろいろと工夫していてその種類も多い。もちろん手作りの味とは違うのだろうけれど、とりあえずワイワイ騒ごうというときには良さそうだ。
一方で、小さな縄のれんの店など、既にぜいたくの部類に入ってしまったのだろうか。ぬるめの燗を出してくれて、イカ焼きが食べられ、灯りのぼんやりともったところで、しみじみ飲めばしみじみと、ほろほろ飲めばほろほろと、といった気分を求めるなら、それなりの店にいかなくてはならない。
そういう時のために渋谷WESTの居酒屋がある。
リンクは八代亜紀の舟唄の映像。
http://www.youtube.com/watch?v=H2GaKDtFfUg
ついでに初音ミクちゃんのバージョンも一興。
http://www.youtube.com/watch?v=uJ1zhXqOl9k&feature=related

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東横線渋谷駅がなくなる(12月27日)

2012年度に東横線の渋谷駅は地下深い副都心線の駅との直通運転を開始する。直通運転の開始ですぐに現在の東横線渋谷駅の廃止になるのかどうかは確認していないが、計画では東横線渋谷駅の跡に埼京線が入ることになっている。高架の線路も廃止され、東急電鉄はターミナルとしての渋谷駅を東京地下鉄と共有することになってしまう。
渋谷は東急が街づくりをしてきた。東横百貨店、東急文化会館、Bunkamura、東急ハンズと渋谷の歴史をつくってきた。渋谷のシンボルのような109はトーキューを数字化したものだ。
東急電鉄の渋谷駅には、かつて東横線の他に玉川線の駅があった。山手線の外回りホームと階段を使わずに出入りできる改札口が玉川口としてその名をとどめている。
電鉄会社は安全に効率的に乗客を運べばそれでよい、会社ごとに主張があるのは公益に反するとの考えもあるだろう。しかし、相互乗り入れでは事故があったときに影響の及ぶ範囲が拡大する。東京圏の都市人口は3千万人以上で世界一ということから、その通勤客を効率的に運ぶには相互乗り入れがよいとはいえ事故の時は大変だ。
小田急は千代田線と、京王は都営新宿線と相互乗り入れはしているが、ターミナルとしての新宿駅は確保している。西武も東武も副都心線と相互乗り入れはしているものの、池袋駅に変わりはない。
東急は玉川線を田園都市線にしてターミナルを失い、さらに東横線のターミナルも捨てる考えのようだ。渋谷が永遠に東急の街である必要はないかもしれないけれど、新宿や池袋にある巨大な電鉄のターミナル駅が、渋谷では京王井の頭線と地下鉄銀座線だけになってしまうのはさびしい。

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渋谷駅の再開発(12月26日)

JR東日本の駅の乗車数上位は、1999年から2008年の10年間、新宿、池袋、渋谷、横浜、東京の順番が変わらずに推移している。一方、JR線のホームに面した線路の数では東京駅が在来線地上ホームで10本、新幹線10本、総武線4本、京葉線4本の合計で28本、新宿駅は16本ある。また横浜駅が10本、池袋駅は8本だ。これに対し渋谷駅は4本しかない。駅の規模の大きさは乗り換えが多いかどうかであり、その駅から乗車する人の数ではないことに気づく。
駅の規模の割には乗降客数が多いという非常に効率の高い駅ともいえるのだろうが、それだけに窮屈である。特にバリアーフリーのニーズに対して渋谷駅は使えないといってもよい。大地震があれば危険の度合いは高そうだ。そんな課題に対処する目処がついたのは東横線が副都心線に接続されることになってから。昨年6月には地下駅が完成し、2012年度には東横線の駅が地下になり、現在のホームは廃止される。問題はそれからの段取りだ。
JRの線路の上には、渋谷の景観のシンボルでもあった東急東横店がある。工事費用をめぐる東急とJRとの交渉は、不動産相場の動向もあってすんなり決まるのかどうか。ファイナンスがどうなるのかもあるし、国土交通省、東京都、渋谷区も当事者としてかかわる。公的資金の事業費としての投入についてもいろいろあるのだろう。2008年度の乗車数はこの10年のピークであった2007年度の1日平均445,730人から426,317人と落ち込んでいる。2009年度も更に減少すると見た方がよさそうだ。2013年度からの工事計画では、政権交代の影響は避けられまい。

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渋谷へ(12月25日)

このブログは渋谷の西側、東大駒場キャンパスの周辺エリアのことをさまざまな角度でとりあげ、紹介するという姿勢で書いてきた。渋谷との境界をBunkamura前の松涛郵便局交差点と道玄坂上交番の交差点として、そこから先は原則として対象外と考えていた。渋谷について書くプロのライターは多く、情報はたくさんあるからのだから対象をひろげるのも大変だと考えていたからだ。だいいち渋谷の情報は多すぎる。
ところが渋谷の街について書かれたものが意外にないことに気がついた。109、マークシティ、パルコといったテナントの入ったビルのPR活動はそれぞれでやっているが、街全体をカバーする情報にはならない。「渋谷原宿Walker」「渋谷エリアガイド」「渋谷経済新聞」で個別の情報は取れるが、それでも街の動きは見えてこない。
それじゃちょっと渋谷をのぞきにいってみようかと考え出した。23日のブログでは渋谷在住在勤ではない、来街者の街として、公園通り、センター街、109付近の写真を掲載した。今日はその街とそうでない街の写真を対比させてみた。
まず、いかにも観光地らしい名前のスペイン坂を上がったところ。
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そこからの表通りにあたる公園通り。
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渋谷らしくない井の頭線の駅横にある隠れた人気の居酒屋
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マークシティの外にあたる渋谷で働く人たちの街
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そして渋谷WESTに近い代官山のレストラン
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これらの写真の場所は、それぞれが同じ人に渋谷としてイメージされるものではない。そんな得体の知れない渋谷を探検する気になってきた。でも山手線の内側までは行かない。

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たばこと塩の博物館(12月24日)

公園通りの坂道を登ったところに1978年に開設された「たばこと塩の博物館」がある。建物の前のカフェが目立っていて、入り口は控え目なので注意しないと見落としてしまいそうだ。日本たばこ産業株式会社の企業博物館で、常設展示はたばこと塩についての知識を得るだけの内容なのだが、特に塩の製法や岩塩種類の豊富さを学べるのが楽しい。お土産に珍しい塩や火打石セットなどもあって、社会勉強の場として優れている。
メインの常設展示に加えて、毎年5~6回の特別展・企画展があり、これもなかなか個性的で魅力があるのだが、注意していないと見落としてしまう。9月から11月までは「カフェとたばこにみるウイーンの文化史」をやっていた。現在は1月11日までの「浮世絵百華」と題した、豊洲にある平木浮世絵美術館所蔵の浮世絵を中心とする特別展で、その後半の『浮世絵とは何であったか-浮世絵文化史学-』が展示あれている。華やかな浮世絵のイメージとはやや異なるその精緻な技巧に改めて驚かされる。
公園通りの雰囲気に合わない地味な博物館だけど、その企画・特別展は気にかけておくのがよい。
http://www.jti.co.jp/Culture/museum/WelcomeJ.html

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歳末の渋谷(12月23日)

歳末の休日、渋谷の様子を見に行ってきた。渋谷は駅前のスクランブル交差点を起点として、109で分岐する道玄坂と文化村通り、Qフロントから入るセンター街一帯、丸井シティ前からの公園通りの3箇所が遠方から来る人たちの周遊エリアだ。それ以外の渋谷駅周辺は、通勤・通学する人たちのほか、バスや自転車で渋谷に来る近隣の人たちの日常生活の場として性格を異にする。だから、渋谷といっても人によってイメージする場所が違うので、話がかみあわなくなることも少なくない。
渋谷で街の景観という意味で最も魅力的なのは公園通りだろう。渋谷区民には渋谷区役所への道ということの他はいかにも観光地ではある。その中心にある渋谷区の勤労福祉会館は区民のための施設として異色を放つがそんなことに来街者は気づかないはず。カーブと坂が独特の街並み景観を形成する。谷底にあたるのがセンター街で、雑然とした若者の街として知られてきた。東急ハンズやLOFT、あるいは渋谷西武に行くために通らざるを得ない人たちの評判は芳しくない。公園通りと文化村通りに挟まれた裏通りのようでもある。ひところいわれたような子どもの街ということでもなくなった。若い人たちにそんな余裕がなくなってきたのか。渋谷のシンボルのような109を挟む道玄坂と文化村通りは、歩道の幅が不足していることもあり歩きにくいが、109は10代の女性の聖地かのように、いつも混雑している。
いずれにしても、東京で生活する人たちの街というより、海外を含む遠方からの来訪者が消費するのための場所ということで、新宿、銀座、浅草と競合しているのだろう。キレイで猥雑という言葉が渋谷にはふさわしいようでもあり、世界から個性ある店が集まることを期待したい。世界の富裕層を対象とする店が銀座で、好奇心あふれる人たちを対象とするのが渋谷ということにならないか。アジアからの訪問者は話し声を聞かないと気づきにくいが既にその比率は高そうだ。渋谷はこれからますます豊かになるアジアの人たちを対象とする観光ビジネスの舞台として注目されてよい。
それで、歳末の渋谷がどうだったかということなのだけれど、人出は多いものの目立ったイベントもなく、活気あふれるというものではなかった。


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公園通りの入り口

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社会福祉会館前

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センター街

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道玄坂と文化村通り入り口

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道玄坂109前から渋谷駅方向

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「こまば防災だより」と地域社会(12月22日)

駒場町会では「こまば防災だより」を発行している。回覧されるとともに、町内に数多くある町会掲示板に掲載される。細かいところだから気にする人もいないだろうが、よく見ると発行元として駒場防災会議という名前を使っている。これは駒場住区住民会議を加えた防災組織を背景としているから。目黒区の地域社会は22の住区住民会議とその中の町会・自治会からなり、住区住民会議は住区センターという施設をベースとしていて、目黒区からの補助金で運営されている。一方の町会・自治会はさらに小さい地域区分の中での活動で、町会費・自治会費により必要経費をまかなう。この事実は区外から転入した住民にはわかりにくいだろう。
地域社会での防災活動は町会・自治会が単位となり、防災訓練や歳末警戒などの活動をする。駒場は町会と住区住民会議が同じ地域なので役員などが重複し、予算管理と活動で区分しているようだ。ただ、目黒区全体では両者の連携が駒場のように円滑とはいえないこともあるようだ。
この「こまば防災だより」は駒場町会の防災部長の呼びかけにより、3人の防災部員で原稿を作る。それを印刷して配布すると共に、ホームページからも閲覧できるようにしている。制作はボランティアで、印刷費のみ実費がかかる仕組みだから、経費は最小限度だ。
今年の9月16日に閣議決定された地域主権戦略会議の基本方針には以下のような箇所がある。
「今後、日本が目指すべきは、すべてを政府に依存する政府万能主義でも、格差を生み弱者を切り捨てながら、すべてを民間に委ねる市場原理主義でもありません。国民生活を第一とする「国民主権」。住民による行政を実現する「地域主権」。そして、自立を目指す個人が、他者を尊重しながら互いに支え合う、「自立と共生」。これら三つの理念を実現することにより、国、地方自治体、国民が、それぞれの役割を生き生きと果たしながら社会全体を構成していく。その姿こそ、目指すべき日本のあり方です。」
税金にも企業にも依存しない地域主権ということであれば、現政権が嫌いな人でも、このいわんとすることに対しては支持できるはず。地域社会の代表として自民党の議員が活躍することはどの地域でも多いようだから。少なくとも地域社会にはより多くの人が興味をもってほしいものだ。


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山手通りの整備が始まる(12月21日)

山手通りの下を3ヶ月後に開通する中央環状新宿線の工事はほぼ終わったようで、富ヶ谷出入口の様子もはっきりしてきた。これから整備される街路の景観を推測することができるようになっている。神山町の歩道橋が11月に撤去されていて、いつのまにか景色が変わったように見える。
用地買収により山手通りの歩道の道筋が流動的になってから10年は経過している。工事期間中だけこの地域で生活をした人も少なくないはず。そういう人たちにとって、この街の印象はどうなのだろう。この周辺で生まれ、小学生の時にどこかに移動してしまった子どもたちの思い出に余計な心配をしてしまう。生活空間が長期間工事現場だったということは、大橋のことを考えてもめずらしくないのかもしれないが。
山手通りは都道なので東京都に電話したところ、地下を走る中央環状線だけではなく街路整備も首都高速道路が担当するとのことだったので、首都高速道路に工事の終わる時期を聞いた。すると富ヶ谷付近の山手通りの整備が終わるのは平成23年度という。あと2年はかかることになるのだ。
並木道に予定されているケヤキがちゃんとするまで更に10年はかかりそうだし、都市計画を実施する世代とそれを享受できる世代は違うと割り切るべきなのだろう。
http://www.c2info.jp/yamate/pdf/hatsudai_seibi.pdf


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富ヶ谷交差点から初台方面

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富ヶ谷交差点から東大裏方面


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忘年会のコース(12月19日)

飲食店にとって忘年会はかきいれどき。しかし、業績が悪くボーナスも少ない今年はサイフの紐も堅いのだろう。来年の今頃、店が存続するかどうか不安との声もでている。それだけに、渋谷WESTのサイト管理人としては、このエリア以外での忘年会への参加には気がひけるものがある。とはいえ、そうもいっていられないこともあり、昨夜は三鷹での忘年会に出席した。一次会は三鷹市芸術文化センターとちょっと硬いイメージの場所にあるレストランで立食。二次会は三鷹駅南口の商店街の居酒屋チェーン店で、最後にその並びのカラオケ店といった具合だ。
渋谷の中心部でも居酒屋チェーン店+カラオケ店というのはよくある忘年会パターンと思われるが、部屋の広さを考えると三鷹の方がよさそう。こんなコースならわざわざ渋谷に来る理由のないことを感じた。盛り場がこの20年で増えすぎたといってもよさそうだし、居酒屋チェーン店とカラオケ店が、かつての居酒屋とカラオケスナックの組み合わせ成り立っていた体制を破壊したことにもなる。例えば渋谷百軒店はそうした背景から客足が減ってきたのだ。
駒場で働く人たちも忘年会は渋谷より下北沢で、ということになっているのかもしれない。駒場でカラオケができる店は昔風のスナックで「幸(みゆき)」と「花」の2件。いずれも狭いので4人以上のグループで入るのは苦しいし、若い人好みの店ではない。
さて、これからの忘年会コースの傾向だけど、より安く、という方向に向かうだろう。喫茶店などがその場になって行く可能性もありそうだ。

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江戸の良さを見なおす会の集まり(12月18日)

昨日「江戸の良さを見なおす会」の月例会があった。ハニーズ・カフェという喫茶店に10人ほどの会員が集まり、今回は年賀状というお題についての意見交換をするというもの。会としては35年の歴史があるため、新潟県、神奈川県、埼玉県などからも参加される方があり、幅広い習慣を現実の年賀状のやりとりについての話をしながら、江戸時代から今日までの経緯に思いをめぐらした。
江戸の良さを見直すということは日本の伝統文化そのものを考えることにもなる。日本の伝統文化は、明治の文明開化と敗戦によるGHQの指導により2度にわたって破壊されたといってもよさそうだが、江戸の良さを見直すことは日本文化を見なおすことにもなる。現在では貴族文化、武家文化、庶民文化が入り乱れていて、特に庶民文化、町人文化は担い手の数の割には文書で残されているものが少なく、学校教育の中では教えられていない。かつての浮世絵のように、正当な日本文化として認められていないようなところもある。
そんな背景から江戸の庶民を教育した寺子屋の個人別教育や江戸商法、江戸講を見直そうとして「江戸の良さを見なおす会」を設立したのが故芝三光氏。「江戸しぐさ」ということばの名付け親となっている。
現在目黒区では「地域デビュー講座」ということで、1月から3月にかけて5回にわたる江戸しぐさの講座参加者を募集している。「江戸の良さを見なおす会」とは別の「NPO法人江戸しぐさ」が担当するが、こちらは芝三光氏の江戸しぐさを普及・振興しようと活動している団体だ。
芝三光氏がなくなってから10年。「江戸の良さを見なおす会」は静かに活動している。
会のホームページには「講への参加には、なかなかこ難しいことを申し上げております。会費を頂くようなことは致しておりませんので、「試しにちょっと覗いてみようかな」という方はご遠慮頂き、真剣に学びたいという方にご参加頂きたいのです。まずはメールにて、ご自分が講で学びたいこと等をご相談くださいますようお願い申し上げます。」と書いてあるのだが、無断で覗こうと思えば毎月第3木曜日に大坂上のハニーズ・カフェに午後3時過ぎに入ればよい。カウンターで何知らぬ顔をしてコーヒーでも飲んでいれば話しが聞こえてくる。

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松涛美術館で村山槐多展(12月17日)

松涛美術館では1月24日まで、村山槐多(むらやまかいた)の作品を展示している。村山槐多は1896年生まれで1919年没の22歳で夭逝した画家で、一般の知名度は高くはないようだ。横浜生まれで、京都の府立第一中学校出身だが、当時は人家もまばらだったという代々木八幡近くの家で短い生涯を終えている。その縁での渋谷区立松涛美術館になったのだろう。
内容は、油彩、水彩、デッサン、詩歌原稿、書簡など約150点。12月27日までの前期と1月5日から24日までの後期で入れ替えが行われる。
いくつもの美術館や個人蔵の作品を集めたこの企画展が貴重なものであることは、美術館に入ると感じ取ることができる。日本の近代美術愛好家であれば、全国からこのために東京を訪れる価値のあるものなのだろう。個性的な作品群ではあるが、強烈で不思議な魅力を感じさせる。渋谷で時間があれば見逃せないのではないか。
平日の昼間だったせいか、学生らしい姿はなかった。100年前にはこんな立派な作品を残して22歳の若さで死んでしまう画家がいた。現在の若い画家がどんな活動をしているのか。画家も作品を買ってくれる人がいないと活動ができない。一時は中国で売れたそうなのだが、昨年からの経済危機ですっかりだめになったとも聞く。鑑賞する芸術分野が広がりすぎていることもあるのか。いずれにしても、天才は学校教育からは生まれないようだ。


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大学入試センターの増築(12月16日)

駒場野公園の横にある大学入試センターができたのは32年前の1977年のこと。今ではセンター試験はあたりまえのことのようになっているけれど、センター試験を本人の受験経験では知らない世代もまだ現役で活躍中の世の中だ。独立行政法人大学入試センターの果たしている役割を理解する人は教育関係者に限られそうだが、どんな機関なのかはホームページで情報公開されている。端的にいえば中期目標に書かれた以下の機能をもっていると知った。

センターは、大学入学者選抜に関する以下の業務を総合的に行うことにより、大学入学志願者が自らの能力、適性、意欲、関心に合った大学に進学することが可能となり、また、大学としてもその教育理念・目標に応じて「求める学生」を見いだすことが可能となる等の大学入学者選抜の改善を図り、ついては高等学校教育及び大学教育が適切に行われることに資することを基本的な目標とする。
1 大学入試センター試験(以下「センター試験」という。)に関し、問題の作成及び採点など一括して処理することが適当な業務
2 大学の入学者の選抜方法の改善に関する調査及び研究
3 大学に入学を志望する者の進路選択に資するための大学に関する情報の提供

常勤職員は平成20年度末時点で100名となっていて、内42名が国等からの出向者。受験料を値上げすることで増収が可能だろうから収益を上げやすい事業とはいえ、それを目的とすることはできないだろう。固定資産の計上額は119億円で駒場の土地と建物がほとんどかと推測できる。それに見合うかのように政府出資の資本金は116億円だ。利益剰余金は14億円なのだが、これなんかもいわゆる埋蔵金にあたりそうだ。
駒場の敷地面積15,352㎡の土地には、新規に、地上3階で建築面積635㎡の大学入試センター本館研究棟(仮称)が22年3月末に着工され、同年11月末に完成の計画との表示がされている。預金・現金が22億円あって利益も出ているから投資しておこうということは、税金を投入しない景気刺激策のひとつとしても妥当なのかもしれない。
http://www.dnc.ac.jp/dnc/infodis/pdf/jigyou_houkoku_20.pdf


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松涛2丁目交差点の将来(12月15日)

山手通りの渋目陸橋の下にあるのが松涛2丁目交差点。旧山手通りに一方通行の栄通りからの車が渋谷方面から入ってくる。交差点の4つの角にあるのはセントラル病院、ヤマザキ学園、コナミスポーツクラブ、そしてデンソー東京支店の駐車場。そのデンソーの駐車場と栄通り沿いにあった建物を壊したところにデンソーのオフィスビルが建つとの掲示がされた。敷地面積:2456.89㎡、建築面積:1192.07㎡とある。現在のデンソービル周囲全体の敷地が山手通り沿いに100メートル、栄通り沿い50メートルでおよそ5千㎡と推測すると、その半分の敷地に、またその半分の建築面積で地上6階地下1階の建物が建つことになる。高さは24.86メートル。周囲の建物とほぼ同じ高さだ。工事が始まるのが来年の5月1日。完成は平成23年5月31日となっている。
中央環状新宿線の工事完成にともなう山手通りの整備は、品川線の工事が終わる平成25年度までかかるとしても、デンソーのビルの完成後には松涛2丁目交差点の歩道整備などがあるのだろう。平成23年には栄通りの拡幅工事も始まっているはずだ。そのころ道路財源はどうなのかという心配もあるのだけど。


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Shibuya246(12月14日)

Shibuya246という英語のサイトがある。渋谷だけでなく東京の街や商品を世界に発信しているものだ。運営しているのはイギリス生まれでオーストラリアで高校時代を過ごし、日本に20年以上住んで仕事をしているアランという名の男性。出版関係の仕事をした後、10年前からウェブビジネスをするようになったそうだ。日本進出企業へのコンサルティングもしているとか。アニメやコンビニで売っている菓子類などへの関心が高い。
メールマガジンを毎日発信して、その内容がサイトに反映されている。これを読んでいると渋谷や東京を見る眼が変わるはずだ。英語だけでなく中国語や韓国語のアナウンスが聞かれる渋谷。日本語の世界に引きこもらないほうが楽しいと思う人は少数なのかもしれないのだが。

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駒場町会歳末警戒(12月13日)

恒例の駒場町会歳末警戒が12月25日(金)から30日(水)までの6日間行われる。午後9時半に駒場町会事務所に集合。1グループ4~5人で6グループに分かれ、10時から40分ほど町内を回る。うるさいとの苦情が住民から出ないよう、私語はつつしむようにともいわれる。
その後は事実上の懇親会となる。6日連続で町会の忘年会をしているといえないこともないのだが、地域の安全のための情報交換の場となるのだ。1回だけの参加でもかまわないし、お酒などの差し入れも歓迎されるが、挨拶代わりに必要ということは断じてない。なお、29日(火)は目黒警察署長を迎えるため、集合が7時20分になる。
町会所属の住民以外では東大の学生や留学生の参加が毎年ある。今年は小学生の参加についての照会もあったらしいが、これは断ったそうだ。実情はともあれ、小学生は寝ているはずの時間に戸外で活動することは認められないだろう。
聞くところによると、10年から20年前のことになるのか、参加者が少なくて大変だったとか。ここ数年は賑やかなのだが、それでも参加者が集まるかどうかの心配もあるようだ。駒場町会に町会費を払っていれば参加を遠慮する必要はない。

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忘年会会場のPR(12月12日)

忘年会のピークはこれからの2週間。景気が悪いし、ボーナスも減額ということで、飲食店の売上も大変のようだ。こういうときには、交通費を使う必要のある会には出席せず、地元の会合を優先するのがよい。そうすることで、近所によい店があるという結果を期待できる。
若い人の間では婚活パーティも盛んなようだが、そうした会場の場所として人気のあるのは恵比寿のようだ。新宿や渋谷の混雑を避け、日比谷線と山手線の恵比寿駅から近く、最近できた店が多いだけに若い人たちのニーズにマッチするからか。
渋谷WESTの場合は電車を利用して各地から集まることを考えると全く不利。職場から歩いて来れる人たちを対象とせざるを得ない。逆に言えば、そういう人たちを逃してはいけないわけだ。
そのためには、インターネットを使って興味を惹く話題やイベント情報を伝えるしかない。以前からの客や口コミに頼るのはむずかしいし、ただのホームページ情報ではそれがいくら立派でもひきつける力に欠ける。
イベント情報があちこちから出ていて、それが伝わるようになると、ちょっと無理してでも静かな渋谷WESTで年末パーティをやろうという気になるのではないか。それを伝える手段としてはツイッターがよい。とりあえずは、こんなブログもよいだろう。
http://indiancafe.jugem.jp/

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秋山好古ゆかりの碑(12月11日)

NHKのスペシャルドラマとして放映がはじまった「坂の上の雲」。そのゆかりの地がNHK松山放送局のサイトで紹介されている。松山市にはNHKのドラマ化以前から「坂の上の雲ミュージアム」などがあって、市の観光資源としてきたようだ。東京にもゆかりの地は数多くあるのだから、そのうち整理されてもよいだろう。
その一つとして、ドラマでは阿部寛の演ずる秋山好古が騎兵第一聯隊長名で現在に残している碑がある。日清・日露の戦争で戦没した騎兵第一聯隊兵士を顕彰するものだ。場所は池尻4丁目のかつて騎兵山と呼ばれた丘の上に立つ高層マンションの崖下から階段を上がったところ。立派な桜の木の下に大きな忠魂碑を見上げることができる。
池尻4丁目から大橋2丁目にかけての高台は、1891年から1945年の敗戦まで、陸軍騎兵第一聯隊長と近衛輜重兵大隊のある軍用地だった。淡島通りには軍馬が走り、馬糞が道端に散らかっていたことを記憶する人が現在も地域社会で活躍されている。必ずしも遠い昔話ではない。それでも65年という歳月はこのあたりをすっかり変えてしまった。「坂の上の雲」の時代をしのぶ場所として訪れてみる価値はある。


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ドン・キホーテ中目黒本店(12月10日)

中目黒と246の中間あたりの山手通り沿いにドン・キホーテがオープンしたのが今年の9月11日。コナミスポーツクラブの入っているビルで、それから店の前を何度か通ったけれど、渋谷店などこれまでの通路が狭く雑然とした店のイメージから入るのを躊躇していた。たまたま昨日近くを通りがかり、ふと買いたいものが思い浮かんだので店内に入ると、意外なことに商品がキレイに並んでいる。通路も広い。そして圧倒されるような品数には素直に感心せざるを得ないのだ。
特に菓子類の品揃えは魅力的で、袋入りスナック菓子の種類の多さには驚くばかり。家電製品の安いものだけを揃えているので価格指向の向きには最適だ。パーティグッズ、衣料品、雑貨から化粧品や高級ブランド品まで、ゆっくりと眺めるのも楽しい。
食料品も生鮮以外であればそろうので、スーパー代わりに使えるが、山手通りを車で来る客を対象として、商圏はかなり広く想定しているのだろう。これだけの売場規模で24時間365日の営業体制を維持するには相当の商圏人口を必要とするはず。
「ユニクロ型デフレ」との懸念もあるようだが、いろいろなものが選べてしかも低価格、というのは消費者にとっては素晴らしいこと。商品が競合する周辺の店にとっては迷惑なことかも知れないが、物販がネットショップに置き換えられる流れにある中、客が集まる場所ができたことは、周辺にもそれなりの波及効果が期待できるにちがいない。
http://www.donki.com/c/shop/shop.php?lang=&shopid=208


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大橋JCTほぼ完成(12月9日)

大橋JCTの本体工事がほぼ完了ということで、8日報道陣に公開された。東京新聞では今日の一面で紹介している。地元のこどもらが先月JCTの屋上に描いた「未来の夢」の絵の写真もある。屋上庭園の完成は2012年度となっていてそれまで屋上は非公開。子どもたちの絵もほとんど見られることなく屋上緑化の下に埋もれてしまうことになる。既に入居しているプリズムタワーの住民は早く屋上を使いたいはずだが、連絡橋はできていても屋上公園の工事が終わるまでお預けの状態が続く。一般用の入り口は2012年12月末に地上42階の高層ビル9階が完成するまで待たなくてはならない。巨大なドーム状の構造物の内部にできる多目的広場も使えるのは屋上公園と同じ時期になるとのこと。
この大橋JCTは、持ち主の首都高や工事を担当した企業の立場からすると、世界にその技術をPRし、あわよくば工事を受注するための展示スペースにしたいところだろう。一方、近隣住民の立場に立つ目黒区は、住宅地にふさわしいとは言いがたいものを公益のためにやむを得ず認めたという経緯から、近隣住民に還元しなければならないと主張するはず。近隣住民も、外から人が集まって金を落としてくれた方がよいと考える人と、ともかく静かな街であってほしいと願う人がいる。いずれにしても利害は対立する。
今、地域主権という言葉がよく使われる。これからの3年間でこの地域がどうする判断するか。鎮守である氷川神社の意向も尊重してほしいものだ。なにしろ大橋JCTの土地の神様なのだから。


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目黒川から見たJCT

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プリズムタワーとの連絡橋

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目黒氷川神社


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淡島通りに新しい店(12月8日)

今月に入ってからか、淡島通りに新しい店が2軒オープンした。フランス料理のミラヴィルの隣にレストラン・バーのROUTE29。 淡島通りが29号線というわけではないのに何故なのかはとりあえず不明。入り口にメニューがあるのは親切だ。もう一軒は坂を上がりきった駒場高校前の交差点にドイツパンとコーヒー・紅茶の店AUGUSTA。こうしたチェーン店でない個人の店ができるのは歓迎したい。
とはいえ、全体に飲食店への客足が落ちている中、余計な心配もしたくなる。このあたりで人と会うことにする機会が増えてくればよいわけで、街全体を盛り上げる何らかの仕掛けができるとよい。金をかけずにやろうとするとインターネットを使うしかない。すべての店でツイッターをはじめ、#matsumizakaとして話題を盛り上げれば客は集まるはず。
ツイッターと店を紹介する簡単なホームページをセットにするのがよいだろう。そんな仕事をやってみたい。ツイッターでのつぶやきの最後に「仕事ちょうだい」といちいちつけている最近大手報道機関を退職した人がいるので真似をしてみようか。仕事ちょうだい、と。


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ROUTE 29

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AUGUSTA

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第1回ウェブ学会シンポジウム(12月7日)

ウェブが誕生して15年、これまでウェブ関係のシンポジウムというと技術やデザインに関する、どちらかというと製作現場に近いところで、企業を対象とする内容のものだった。しかし、今日開催された第1回のウェブ学会シンポジウムは学術的な立場からといえるのだろう。主催はウェブ学会準備委員会で、誕生はこれからでも学会だからということでか会場は東大の本郷キャンパスにある安田講堂。15年にしてようやく学会ができるということになったわけだ。
シンポジウムの内容は全体としてウェブの社会的な意味について論ずるもので、国会議員も講師として参加し、選挙への影響などが言及された。参加者は会場に千人、ネット中継での参加が千人といったところ。質問はツイッターのみでの受付なので、会場からか会場外からなのかの区別がつかないものというのも前例を見ないのではないか。
学会と呼ばれるものは専門家が対象なので一般人にとっては縁が薄いもの。ウェブ学会の誕生はウェブの専門家集団ができたことを意味するのだろう。
とはいえウェブの利用がどこまで一般化しているのか。現時点で政治力のある50歳以上の人たちの利用は限られているし、既存メディアは利用が進むとますます広告が減るだろうから、ウェブの紹介は控え目なのが現実。さしあたり渋谷WESTというローカル情報専門のウェブサイトにもっと関心をもってもらえるにはどうすればよいかが課題だ。


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自転車通行帯(12月6日)

中央環状線が完成すると、山手通りには歩道に自転車通行帯ができることになっている。現在は自転車が歩行者の間をぬうようにして走るため危険だし、中目黒付近だと自転車に乗っていることすらままならない。中目黒方面まで自転車通行帯ができるのは5年先のことになるが、松涛2丁目から富ヶ谷交差点方面だと来年度には整備される計画のようだ。山手通りが自転車の走りやすい道になると、渋谷への自転車での行き来が増えるだろう。自転車が快適な歩道は歩行者にも快適なはず。
自転車通行帯のサンプルはいろいろあるのだろうが、調布市の神代植物園付近の武蔵境通りは歩道と自転車通行帯をたっぷり取っている。道路が自動車のためにあるわけではないことを感じさせる。自転車通行帯は郊外ではあちこちで作られているが、渋谷近辺では難しそうだ。栄通りの拡幅のときや、旧山手通りについてもせめて検討はしてほしい。


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道路の東側(自転車通行帯と歩道の間に植木がある)

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道路の西側(自転車通行帯と歩道の間は白線のみ)

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銀杏の黄葉(12月4日)

駒場キャンパスの銀杏並木の黄葉が朝日に輝いていた。銀杏の黄葉が見ごろの時期は桜の花の期間より短いようで、色づきはじめたころは緑の頃と見た目に代わり映えもなく、完全に黄色になるとすぐに散っていく。場所によってタイミングが同じわけではないし、その一瞬をとらえるのは難しい。桜の花が散っても若葉が出てくるが黄葉が散れば枝が残るだけ。冬篭りに入るのでさびしい。
散った葉はゴミとしてすぐに処分される。道に落ち葉があるのは危険なのだろう。銀杏の葉は堆肥にできないので焼却処分になるという。サーマルリサイクルというわけだ。
先月の駒場祭では学生があちこちで殻に入った調理前のギンナンを売っていたけれど、ギンナンを拾うのも大変なので大量の食べ物が踏み潰されることになり、もったいないことではある。拾っても臭いが近所迷惑になるので処理に困るそうだが、東大前商店街の居酒屋で出すギンナンが東大産なのか一度聞いてみよう。


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クリスマス・イルミネーション(12月3日)

年末はクリスマス・イルミネーションが街を彩る。渋谷では12月に入っても木には何もないから今年はお休みらしい。Bunkamuraと渋谷マークシティでは建物の中で電飾がされているけれど、道玄坂とか公園通りといった通りではないようだ。これも景気のせいなのか。クリスマス・イルミネーション目当てに客が集まり、それで売り上げが上がるのならばその経費が吸収できるのだろうが、経費が出るだけならばやめておこうというのは合理的な判断となる。
一方で表参道は11年ぶりに復活する。こちらは63万個のLEDでの照明ということ。LEDの電球は5千円くらいだから、単純にそれで計算すると30億円になってしまう。100円としても6300万円だから大変な出費だ。特別仕様のLEDなのだろうが、景気のよい話でもある。表参道で見物してから、ゆっくり渋谷にいらっしゃいと誘導するのがよいのかもしれない。
写真はイルミネーション用配線のない道玄坂の木々。


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参加型アートイベント(12月2日)

「誰もが自由に、身近に楽しめる、ちょっとスペシャルな来場者参加型アートイベント。価格や評判に左右されることなく、自分の感性のみを頼りに、驚き、刺激を受け、好きな作家や作品を発見できる機会。ジャンルにこだわらず、才能溢れるクリエイターたちの作品を一堂に集め、子どもから大人まで、誰もが純粋に楽しむことができる展覧会です。」というのは12月5日(土)まで代官山のヒルサイドフォーラムで開催している「COLORS」というイベントの案内文。さまざまなタイプのクリエイター40人の作品を見ることができる。特に個性的と思ったのが見る順序で最後になる柳沢新さんの作品。東洋的で骨董品のようにも見えてしまうので目立つ。


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ヒルサイドフォーラムから西郷橋に向かい、西郷山公園の横の道をまっすぐ行って246にぶつかるところにあるのがハニーズカフェ。今月は店の常連客の作品を展示している。趣味で1時間程度の時間で描き上げた絵だというのだが、なかなか立派なもの。プロのクリエイターとの違いがどこにあるのかが分かるかどうか。音楽の評価は誰でもなんとかできるものだが、造形作品の鑑賞は慣れないと難しいようだ。できるだけ多くの作品に接することで鑑賞眼を養うのだろうが、画廊などでさっと眺めるのではなく、ゆっくりとコーヒーでも飲みながら鑑賞する必要がありそうだ。
ヒルサイドフォーラムだけでなく、ハニーズカフェでも参加型アートイベントを開催しているといえよう。


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渋谷で地域情報共有サービスの実験(12月1日)

東京急行電鉄、NEC、国立情報学研究所、東急エージェンシーが渋谷の地域情報共有サービス「pin@clip」の実証実験を12月1日から3月10日までの期間行い、モニターの2次募集を12月18日まで実施している。内容は渋谷駅周辺の地域情報をiPhoneで共有しようとするものだ。
http://pinaclip.jp/
これは、経済産業省「平成21年度 ITとサービスの融合による新市場創出促進事業(e空間実証事業)」の一環として採択された、東京急行電鉄の地域活性化事業「ぷらっとPlat」の一環として行われるもの。事業仕分けでさまざまな実証実験事業が俎上に上ったが、これは開発リスクを公的に負担する価値が認められた事業のはず。
iPhoneアプリを利用するものだから、iPhoneを使っての情報発信に限られるものの、実験結果をベースに次の実用レベルのステップを各事業者で考えることになるのだろう。
地域情報共有の仕組みは地域掲示板、地域SNSといった具合に取り組みが試みられてきたが、いずれも現時点での利用は限られている。地域情報の発信意欲がまだそれほど高まっていないのが現実のようだ。それでもこうした実証実験が行われることはそれだけの潜在ニーズがあることを裏付けている。実験の中から何かが生まれてくることを期待しよう。

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