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事業仕分け見学(11月25日)

市谷にある独立行政法人の体育館で開催されている事業仕分けを昨日見学してきた。
事業仕分けに対して当初単なるパフォーマンスといった冷ややかな論評も見られたが、9大学の学長が科学技術予算削減についての事業仕分けの結果に対する見直しを要求する共同声明を発表するような事態にもなり、議論は白熱を帯びてきている。官僚を悪役に仕立てたショーと見ることもできるので、霞ヶ関の反感も根深いはずだ。また予算の削減は当然のことながら仕事を減らし、それをあてにしていた人たちの期待を裏切ることになる。ごく小さな例として広報予算の削減だけでも印刷業者や編集者の仕事が減る。調査が廃止になれば調査会社の仕事がなくなる。予算を削るのは政治家としては選挙対策上なんとも具合の悪い役割だ。民主党が仕分け人の議員の数を当初より大幅に減らしたのは、ここまでを読んでのことか。最終結果に対して政務三役が復活を掲げるわけだが、予算総額削減目標のあるなか容易ではあるまい。
東京新聞の漫画に、蓮舫議員似顔の主婦が家庭の事業仕分け人として登場し、また「削りすぎる蓮舫」が「美しすぎる市議」に政治家流行語大賞で破れるといった具合に揶揄されるほど、蓮舫議員の写真や映像が事業仕分けを象徴する存在になっているようだ。参議院東京選挙区の蓮舫議員には来年の選挙に向けてプラスでこそあれマイナスにはならないから、他の議員は事業仕分けの負のイメージを蓮舫議員に押し付けることにするのだろうか。民主党全体としては支持率を上げるために公開でやっているわけだから、マイナスのはずはないとはいえ、科学技術分野に代表されるようにこれで仕事を失う恐れを抱く人たちも少なくなさそうだ。
そんな中での事業仕分け後半の初日、傍聴をしに会場にいったところ、鳩山首相の視察があった。報道によると来年も継続する価値があるとの感想のようだ。傍聴者は比較的高年齢の人が多く、学生らしき人の数は限られていた。報道陣も多すぎとの印象をもった。NHKから感想聞かれたが、傍聴者の意見ということで客観的報道とする手法がこれからも続くのだろうか。
若い人ほど会場の雰囲気を味わってほしいものだ。来年も同様のことが行われる保証のない中、この事業仕分けが歴史に残ることは確かといえそうだから。


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入り口で飛行機に乗るとき並の検査があります

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鳩山首相を囲む報道陣と警備陣

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2階から鳩山首相を追う報道陣

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休憩中の事業仕分け会場


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コメント

学長達が行うべきことは、官僚の天下り機関となり、世界最低レベルとなった大学を改革することです。利権で腐敗した大学を、学生の人生に責任を持つ大学に変えるべきです。
事業仕分け大賛成です。
文科省官僚が計画した事業は、全て廃止しましょう!
文部科学省の仕事は、質の高い教育を提供し、子供達が良い社会生活を送れるようにすることでしょう。ところが、官僚達は、デタラメ政策で子供達の人生を台無しにしました。
大学を天下り機関に変え、世界最低にまで堕落させたのも文科省官僚です。
不登校、退学者20万人、引きこもり、ニート60万人という現実こそ、文科省官僚の無能と腐敗を明らかにしています。
文科省は、国民を不幸にする悪性癌です。「『おバカ教育』の構造」(阿吽正望 日新報道)を読むと、すべてが分かります。絶対許せません。
不道徳で無責任で腐敗した官僚の行う事業は、国民にとって危険です。
文科省を事業仕分けで廃止すべきです。

投稿: 大和 | 2009年11月25日 (水) 11時04分

大和さん
コメントありがとうございます。
科学技術関係で1万件を越すメールがあるとの報道がありますが、ご指摘のような事業仕分けに賛成する報道はまれなようです。
マスコミ自信を含め、いろいろな利害がからむでのしょうから、この機会にオープンな議論を盛り上げてほしいものです。

投稿: 管理人 | 2009年11月25日 (水) 16時04分

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