« 住んでみたい街(9月7日) | トップページ | 青葉台タワーの写真(9月9日) »

目黒区議会傍聴(9月8日)

時間があったので、目黒区議会を傍聴してきた。4日と7日が一般質問で今日は議案付託という内容。30日の本会議で議決する議案を各委員会で審議するというよう付託するものだ。だから傍聴者はいない。発言するのは議長と副区長だけで、議員は「異議なし」と応ずる形式的なことで1時間が過ぎた。区長をはじめ、区の幹部職員はひな壇に並んでいるだけで発言はなし。それでも議案をチェックし、論点を共有する時間にはしているのだろう。議会運営の手続きは条例などで決められていて、それを遵守しなくてはいけないこととはいえ、やりがいのある仕事といえるだろうか。仕事はやりがいのないことの方が多いとはいえ、税金でのコストを考えるとどうなのだろう。
区民は役所と議員にすべてを任せている。興味を引き立てる報道もないから、もう何十年も区議会のことなど意識にない住民がほとんどのはず。すべてを公職についている人に任せ、せいぜい議員に役所への口利きを頼んだり、陳情をするといった程度ではないのか。区民と行政との協働の推進もおそらく区民の関心を集められずにいることは残念だ。
でもそれでよいのだろうかと問われている。社会学者で首都大学東京教授の宮台信司さんが「フィナンシャル・ジャパン」という雑誌のインタビュー記事で「任せる政治から引き受ける政治へ」ということをいっている。
http://www.financialjapan.co.jp/200910/0910miyadai.html
<<日本人は何か困るたびに人間関係ではなく役所を頼ります。例えば、警察官の増員や監視カメラの増設を要求するということです。こうしたクレクレ野郎があふれる昨今の状況では「社会の自立」すなわち「参加と包摂」は無理です。
日常の鬱屈をはらすために「こいつが悪い」として懲らしめる感覚で投票する者も多いからです。1989年の総選挙の自民党大敗の際「お灸をすえる選挙」と言われました。今回の都議選もそれに過ぎなかった可能性があります。>>

ここで引き受けるということは国政ではない。例でいえば、監視カメラ増設といった自治体レベルの課題だ。身近な問題を引き受ける住民がもっと増えるようになることが大切なのではないか。

|
|

« 住んでみたい街(9月7日) | トップページ | 青葉台タワーの写真(9月9日) »

地域社会」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)




« 住んでみたい街(9月7日) | トップページ | 青葉台タワーの写真(9月9日) »