SimplyBox で自分の雑誌づくり(8月7日)
NECのビッグローブでサービスを開始した新しいウェブサービスのプレゼンテーションが、神宮で花火が打ち上げられた昨夜、ブロガーを対象に行われた。場所はゲートシティ大崎ウェストタワー。臨海副都心線の乗換駅でしかなかった大崎が巨大な街に生まれ変わっていることにまず驚かされた。ちょうどホールでピアノの演奏が行われていたので、写真を1枚。
ビッグローブ社のオフィスの会議室で、SimplyBox というウェブサービスの紹介を受けたが、予習をしていかなかったので全く初めての経験。ウェブの画面を切り取ってストックしておくものだ。友人との共有もできる。どんなことに使うものかといえば、写真で飲食店や旅館、観光地、などを紹介している雑誌の機能を果たすものといえば分かりやすそうだ。雑誌だと必要のない情報も多いが、SimplyBox を使えば、自分や家族のためだけの情報源として活用できる。飲食店ガイド、旅行ガイド、YouTubeの画面の編集など、さまざまな利用が考えられる。昨夜の会では日本紹介の画面を切り取ってアメリカの開発者に見てもらうようにした。
ただ、こうした機能を楽しく気軽に利用する人がどれだけでてくるか。そんなことが運営する立場では一番気がかりなのだろう。
Twitter、Tumblr、Evernote、Delicious といったようなインターネットを利用する機能が次々にでている。クラウドコンピューティングという言葉もそうした動きと共にある。Windows がXPからVistaになり、この10月にはWindows7が登場する。一方でグーグルがアンドロイドを出してくる。何のことだか、どうしたらよいのかさっぱり分からない、という人が大半だ。
1993年から95年にかけて、ワープロからパソコンに、パソコン通信からインターネットにという大きな変化があった。それから15年はWindowsによるパソコンの普及の時代だったといえる。同様の変化がグーグルを軸に今年から2011年にかけておきるのだろう。
こうした形でインターネットの活用が加速されると、情報技術による格差社会の出現ということにもなりかねない。情報弱者に不利益のないように、との声もあがってきて公的なサービスではその利用が抑えられるということもあるかもしれない。変化を嫌い抵抗ないしは無視するか、それを積極的に取り込むか。ブログを読む人は後者なのだろうが、残念ながらそれは決して多数派とはいえない。
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