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これからの飲食店(8月5日)

飲食店は時代と共に変化している。現在のようなスタイルの店がそろったのはこの20年ほどのことだろうか。ラーメンからステーキ、更にはにぎり寿司まで、あらゆるタイプの料理を出す食堂が各百貨店にはあり、渋谷食堂という現在の居酒屋の渋谷食堂ではない文字通りの食堂があったのもそれほど古い昔ではない。今では食堂というと社員食堂や学生食堂をイメージするほどになってしまった。
飲食店が現在のようなスタイルになってきたのは、女性が積極的に外で酒をするようになってからだろう。養老の瀧をはじめとする居酒屋チェーン店に、男女共に学生の頃から親しむようになって、それが多少高級化して、飲んで、食べて、わいわいできる居酒屋とダイニングバーになったともいえそうだ。その世代が年齢を重ねることで、落ち着いた雰囲気でおしゃれに、というニーズも生じ、それに対応する店ができている。
居酒屋とダイニングバーの違いは、居酒屋がビールと焼酎を基本にするのに対して、ダイニングバーはワインを飲む店ということ。インテリアも和風と洋風という違いがあるが、料理では共通するものが多い。本格的な料理を期待するなら、割烹や小料理店、あるいはレストランとかビストロといった店でなくてはならない。
そして今後のことだが、経済環境の改善が期待しづらく、外食にカネをかけられなくなっている今、客単価が上がることは考えにくい。かといって牛丼やハンバーガーのチェーン店では酒を飲んで楽しみにくい。そこで立ち飲み店や、調理を自分でする焼肉店、ファーストフードを中心にした店などで飲むということが増えてきそうだ。そのためか、旧山手通りにジェイズバーガー、円山町にハグバーガー、そして渋目陸橋下にファラフェルの店と、つぎつぎに新しい芽となりそうな店が開店している。少ない予算で最大の満足が得られる仕掛けのある個性的な飲食店がこれから求められるのだろう。感性の鋭い人の集まる渋谷WESTにはそうした店の出店が続きそうだ。

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