みんなの党結党記者会見(8月8日)
ツイッターでみんなの党結党記者会見の模様を中継中、とあったのでその画面に飛び、記者会見の模様をブログに残してみた。
閲覧できたのは、「委員長とか幹事長といった従来の政党役員の名称ではなく、役員はパートナー3名とパートナー補佐2名で構成される。パートナーは代表(渡辺善美氏)、政策担当(浅尾慶一郎氏)、総務担当(江田憲司氏)とする」ということろから。業界団体や労働組合に依存しない政党だということで、だからこそ改革ができるということを旗印としている。
質疑応答で、結党に集まった議員の数についての感想を問われ、渡辺代表は「自民党離党の覚悟のある人が少なかった。しがらみだらけの政党とまざまざと見せ付けられた。手の内は明かせないが来年の参議院選挙前に政界再編をする」と応じた。続いて「連立に入るかどうかは民主党の考えによる。選挙は民主党と争うことになり、どういう協議を行うかが課題になるとのことだ。全国を回って自民党は終わったという感触があると同時に自民・民主の他の政党は埋没しそう。自民にも民主にもできないことを訴えたい。国民にわかっていただけるもの。参加した議員は覚悟して離党した集団である。民主党が高速道路無料化とか、高校の授業料無料化といったバラマキをするのに対して、3年間は徹底的に節約をするということを政策としている。」などの応答があった。
また、江田憲司氏からは、「郵政民営化選挙の結果はどうだったのか。選挙には厳しいものがあるが愚直に旗印をかかげる。政権交代後の政治そのものを変えていきたい。」との発言があった。
というところでオフエアー。Twitterの画面に「回線が途切れています。少々お待ちください。」と早速連絡が入った。その後ツイッターで記者がどんな質問をしたかがわかった。
とまあ、こんなことを記者ではないブロガーがやることになり、マスメディアの機能が変わってくると言われている。このように記者クラブによる記者会見情報の独占が開放されると、いわば「みんなのメディア」が注目されるようになるともいえるのだ。
注)「業界団体や労働組合に依存しない」と書いたのは、報道によると「官僚や労働組合に依存しない」と訂正すべきかもしれません。聞き違いだったようです。
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