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南平台町計画再起動(8月3日)

玉川通りと旧山手通りの交差点横の広い土地で地下解体工事をやっていたが、今年の2月にこの土地買収に関わる刑事事件が起きたため、工事が中断していた。それに伴い、近隣での飲食店では工事関係者の消費がなくなり、来客減をぼやく声も聞かれた。
その地下解体工事が再開された。
平成20年2月時点での計画では、地下解体工事を平成20年3月から同年8月まで行い、地上22階、地下2階のイベントホールを持つオフィスビル建設工事を平成23年3月に完成させる予定だった。それが1年余り遅れることになるようだ。
当初の予定通りであれば、このビルには飲食店が入らないので、完成すると周辺の飲食店は急激な需要増が期待できる。その一方で、その需要に対応して新規店の進出もあるだろう。とはいえ、これからだと3年後になるだろうから随分先の話ではある。
今月中に地上33階の住友不動産青葉台タワーが完成し、3年後にこの南平台町計画のビルと渋谷駅東口の地上34階の渋谷文化街区ビルが完成する。その時点でも大橋地区の再開発ビルと山手通りはまだ工事中だが、渋目陸橋の松涛2丁目交差点と文化村通りを結ぶ栄通りの拡幅工事は完成しているだろう。渋目陸橋から富ヶ谷にかけての山手通りの整備も終わっているはずだ。
そんな背景の中、旧山手通りの槍ヶ崎交差点から山手通りの富ヶ谷交差点まで、魅力あふれる街並みを形成するテナントが集まってくる。そんな仮説で沿道のビルオーナーは強気の家賃を提示するのだろうか。


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