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ホームページの将来(8月10日)

ホームページの将来を考えるとき、どのような画面で見るのかを想定しなくてはならない。一つの流れは携帯端末で、手のひらの中で見るというもの。もう一つはテレビの大型画面で見るものだ。どちらで見てもらうことを想定するかで、画面の作り方は違う。しかし、これまでは大型画面で見られることを想定してグラフィックデザインを重視することが制作会社の一般的傾向のようだ。発注する側も他と比べて、見栄えがしないと自信をもてない。だから、そうした画面が企業で採用されることはまれで、緻密な画面デザインになってしまう。当然制作金額はかさむことになる。
これからはどんな企業にもホームページが必要になってくる。政治家にも欠かせなくなる。しかしこれまでのように、イメージをデザインで訴える必要性は少なくなりそうだ。ブログやツイッターといったものとも連動させながら、必要な情報をホームページで提供することが有効になる。
これまで企業は、好感を得るためのイメージ戦略をさまざまな場面で考え、イメージキャラクターにも多額の経費を投入してきた。それが必要かどうかは評価が分かれるとしても、そんなものはいらない、という会社がもっとあってもよさそうだ。グーグルはそんなことにエネルギーを使わない会社の代表ともいえる。企業イメージに自信のある証拠ではあるのだろうが。


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